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「ボルダリング」とか「クライミング」とか、何がどう違うの?

何が違うの?どっちに行けばいいの?なんて疑問に思った方も多いのではないでしょうか?
実は意味が広い「クライミング」
『クライミング(climbing)』の直訳は「登ること」を意味します。その対象が岩の場合は「ロッククライミング」、氷壁なら「アイスクライミング」、木を登る「ツリークライミング」、沢を登る「シャワークライミング」など、実は広い範囲で使われているんです。
今回は「自然の岩」や、それを模した「人工の石(ホールド)」を登る『ロッククライミング』について詳しく解説していきます!
名前の違いはスタイルの違い

少しややこしいですが、「ボルダリングとクライミングは違うもの」というわけではありません。
ボルダリング専門のジムであっても「○○クライミングジム」という呼び方があるのはこのような理由です。
ロープ有無は大きな違い
「ボルダリング」と「ルートクライミング」には大きな違いがあります。
どちらも自分の手足だけで登るフリークライミングのスタイルですが、それぞれ特徴があるので見ていきましょう!
気軽に始めたい人におすすめ!ボルダリング

ロープ:使用しない
高さ:3~5m
最低人数:1人
非日常を味わいたい人におすすめ!ルートクライミング

【トップロープ】
ルートの一番上(トップ)に先にロープをかけておき、吊り下げられた様な状態で登ります。すぐにロープにぶら下がることができるので、リードクライミングに比べると危険が少なく、難易度が低いです。ルートクライミングを始めたい人はまずこのトップロープで練習をしましょう。
【リード】
トップロープとの大きな違いは、クライマー自身が支点にロープをかけながら登る点です。トップロープクライミングに比べると難易度が格段に上がり、フォール(落下)した際の距離も大きくなるので、トップロープクライミングをしっかりマスターした人がトライできるスタイルです。
ロープ:使用する
高さ:10m~20m(ルートによって異なる)
最低人数:2人
東京オリンピックは3種複合

先ほど紹介した「ボルダリング」と「リード」に加え、速さを競う「スピード」の3種目をこなし、その合計得点を競うルール。
この「スピード」は特別な施設でなければできないので、なかなか体験することは難しいものですが、15mの壁を10秒以下で登ってしまうトップ選手たちの迫力は素晴らしいので観戦するのがおすすです!
ボルダリングジムに行ってみよう!
