「ボルダリング」とか「クライミング」とか、何がどう違うの?
最近よく耳にする「ボルダリング」というスポーツ。気になって調べてみると「ボルダリングジム」と「クライミングジム」どちらも出てきます。
何が違うの?どっちに行けばいいの?なんて疑問に思った方も多いのではないでしょうか?
実は意味が広い「クライミング」
『クライミング(climbing)』の直訳は「登ること」を意味します。その対象が岩の場合は「ロッククライミング」、氷壁なら「アイスクライミング」、木を登る「ツリークライミング」、沢を登る「シャワークライミング」など、実は広い範囲で使われているんです。
今回は「自然の岩」や、それを模した「人工の石(ホールド)」を登る『ロッククライミング』について詳しく解説していきます!
名前の違いはスタイルの違い
ロッククライミングの中でも、道具を使わず自分の手足だけを使って壁を登るスタイルを「フリークライミング」と呼びます。ここでの“フリー”とは「自由」を指す意味ではなく、「ハンズフリー」のような『使わない』という意味。シューズやチョーク(滑り止め)、安全確保のための道具は使いますが、前進することには道具を使用しないスタイルを総称しているので、『ボルダリング』もフリークライミングの1つなんです。
少しややこしいですが、「ボルダリングとクライミングは違うもの」というわけではありません。
ボルダリング専門のジムであっても「○○クライミングジム」という呼び方があるのはこのような理由です。
ロープ有無は大きな違い
「ボルダリング」と「ルートクライミング」には大きな違いがあります。
どちらも自分の手足だけで登るフリークライミングのスタイルですが、それぞれ特徴があるので見ていきましょう!