全ては「知ること」から始まる!
突然ですが、富士山のこと、どれくらい知っていますか?富士山クイズで確認してみましょう。超簡単のサービス問題から、意外と知らない初級問題まで。ちょっとずつレベルを上げていくので、みなさんしっかりついてきてくださいね!
①富士山山頂は何県に属している?
答え:定められていない
富士山の山頂は実は静岡県でも山梨県でもなく、県境が定められていません。静岡県と山梨県のどちらにも属しており、また、どちらでもないといえます。
②富士山の標高は何m?
答え:3,776m
皆さんご存知の通り、富士山は日本最高峰(剣ヶ峰)の独立峰です。
③富士山は何合目まで車で行ける?
答え:五合目
五合目までバスやタクシー、マイカーで行くことができます。富士山には4つの登山口がありますが、それらの登山口は五合目付近からアクセスできます。(マイカー規制期間中はマイカーでのアクセスはできません)
④富士山の登山道の開通期間は?
答え:例年7月上旬~9月上旬
2017年の場合ですと、山梨県側の吉田ルートは7月1日から、他の3ルートは7月10日から、いずれも9月10日までとなっています。
⑤富士山の任意の入山料金はいくら?
答え:原則1人1000円(任意)
富士山の環境保全や登山者の安全対策等のために、平成26年から「富士山保全協力金」制度が実施され、五合目から頂上を目指す登山者に、基本1000円の協力金をお願いしています。
⑥富士山が世界文化遺産に登録されたのは何年?
答え:2013年
2013年、富士山が「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として、日本で13番目の世界文化遺産に登録されたのは記憶に新しいですね。古来より霊峰とされ、浮世絵などの芸術として多く表現されてきたことが評価されました。
⑦富士山は溶岩が積み重なってできた?それとも長い間地面にしわが寄ってできた?
答え:溶岩が積み重なってできた(火山)
富士山は活火山です。噴火で地表に噴出し、流れた溶岩が積み重なってだんだん高くなった山のことを火山というそうです。そうやって、長い時間をかけて、富士山は今の高さにまでなったのですね。
⑧富士山の頂上に鎮座するとされている神は何大神?
答え:浅間大神
古くは律令国家時代、浅間大神は噴火を鎮めるために山頂に祭祀され、浅間信仰が確立されたと言われています。
⑨富士山の麓と頂上の気温差は約何度?
答え:約18度
標高差100m毎に約-0.6℃気温が下がると言われています。富士山頂は、標高800~1,000mくらいの麓から標高差が3,000m近くあるため気温差が大きく、約18度前後の差があることになります。夏でも真冬並みの気温になりますね。また、同じ気温でも、風速1m毎に約-1.0℃、風が強いと体感温度が下がりますので注意が必要です。
⑩伝説上、初めて富士山に登頂したと言われているのは誰?
答え:聖徳太子
「甲斐の黒駒伝説」という伝説によると、聖徳太子が神の馬に乗って富士山の上を飛び越えた、とされているようです。山梨県内に残る聖徳太子にまつわる伝説はこれだけではないようなので、案外、信ぴょう性があるのかもしれませんね!
富士山クイズに何問正解できましたか?
富士山を訪れるときは、登山情報だけでなく、富士山の地理や歴史、雑学なども知っていると、より楽しむことができるはず。事前に調べてみると、おもしろいですよ!