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富士山の山開きに登る人

【2023年最新版】富士山の山開きはいつ?混雑する日は? 富士登山計画を立てるヒントが満載

2023年の富士山の山開きはいつでしょう?「いつまで登れるの?」「混雑する日はいつ?」など、計画を立てる上で気になる疑問と回答をまとめました。知っておきたい、山開きの日に富士山に登るときの注意点も掲載していますので、富士登山計画に役立ててくださいね。

目次

アイキャッチ画像出典:PIXTA

2023年、富士山の山開きはいつ?

山開き後の富士山 

出典:PIXTA

日本の象徴、富士山。その富士山の山開きを心待ちにしている人も多いかと思います。富士登山には主に4種類の登山ルートがありますが、すべてのルートが同じ日に開かれるわけではありません。ルートごとの開山時期を確認の上、山行計画を立ててみましょう。

富士山6ルート

出典:国土地理院地図、制作:編集部

富士山の開山時期【2022年】

ルート開山時期(2023年)備考
吉田ルート7月1日(土) 〜 9月10日(日) 下山ルートは9/11午前中まで通行可
須走ルート7月10日(月) 〜 9月10日(日)
 御殿場ルート 7月10日(月) 〜 9月10日(日)
富士宮ルート7月10日(月) 〜 9月10日(日)
お鉢巡り歩道7月10日(月) 〜 9月10日(日)残雪等の状況によっては、開通時期が変更の可能性あり。

富士山の山開きは吉田ルートが最も早く7月1日に開山予定、須走・御殿場・富士宮は10日ほど遅れて開山する予定です。必ず登る予定のルート別にチェックしましょう。なお、閉山時期はいずれのルートも同日時になります。吉田口及び須走口登山道の状況はこちら

山開きの日に富士山に登るには?

富士山の頂上、剣ヶ峰

出典:PIXTA

今年の富士山にいちばん乗り!と考えている人も多いかと思います。開山直後の富士山は天候面などで通常よりリスクが高まる場合もあるので、挑戦する際にはしっかりとした対策を取ることをおすすめします。

①天候に注意

山開きの富士山は雨が多い

出典:PIXTA

残念ながら開山初日はお天気に恵まれない確率がとても高いです。7月1日と言えば、例年梅雨の真っ只中で、近年のデータでは開山日に晴れたのは2016年のみ。雨に備えて、雨具はもちろん冷えに対してもしっかり対策しましょう。

【7/1富士山の日照時間】

2017年

2018年2019年2020年
 0.0時間 × 0.0時間 0.0時間
出典:気象庁(過去の気象データを基に作成)

②7・8合目の救護所は利用できない

富士山山開きの7/1は救護所があいていない

出典:PIXTA

吉田ルート7・8合目の救護所は7月16日まで利用できません(5合目の救護所は7月1日から利用可)。高山病などの症状は7・8合目から出やすくなるので、初心者の方は7・8合目の救護所が利用可能になってからの入山をおすすめします。

③下山も吉田ルートで

山開きの日は下山も吉田ルートになる

出典:PIXTA

富士登山では登りは吉田ルート、下りは須走ルートというのが最も一般的ですが、山開きの7月1日にはまだ須走ルートは利用できません。下りも岩場の多い吉田ルートを利用することになるため、特に下山の難易度が上がります。くれぐれも無理のない登山計画を立てましょう。

富士登山のベストシーズンは?混雑する日はいつ?

富士山の山頂から見る雲海

出典:PIXTA

たった2ヶ月しかない富士山の登山シーズン。この2ヶ月に大勢の登山者が富士山に入山します。特に土日やお盆の時期は混雑のピーク。渋滞も発生します。できれば平日の入山をおすすめしますが、ピーク時期の入山の際には心と体に余裕を持った計画を立てたいですね。

富士登山のベストシーズンはいつ?

富士山の山頂である剣ヶ峰

出典:PIXTA

富士山のベストシーズンは7月下旬〜9月上旬です。梅雨時期は天候の予想が難しく、雨の中では景色も今ひとつ楽しむことができないので、梅雨が明けてからの入山をおすすめします。混雑予想も参考にしながら計画を立てましょう。

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