冬の乗鞍岳

【中・上級者向け】乗鞍岳をもっと楽しめるバリエーション豊かなコース特集!

2022/11/28 更新

乗鞍岳は初心者にやさしい北アルプスの3,000m峰ですが、中上級者も楽しめるコースや要素もあります!記事では、冬の乗鞍岳登頂や近年大規模整備が行われた新登山道、難易度の上がる乗鞍岳南側のコースを紹介。まだまだ知らなかった乗鞍岳の姿が堪能できますよ!

目次

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乗鞍岳は中上級者も楽しめる!

乗鞍岳といえば、初心者でも気軽に登れる北アルプス3,000m峰として有名ですが、多くの峰を持ち大きな広がりをみせる乗鞍岳にはまだまだ魅力的な登山コースがあるんです!中上級者も満喫できる乗鞍岳の魅力がつまったコースを紹介します。

初級者向けの登山コースはこちらをチェック!

白銀に染まる乗鞍岳も魅力的!冬山登山入門コース

積雪期の北アルプスと聞くと上級者向けというイメージがありますが、乗鞍岳は積雪期でも比較的登りやすく、雪山登山の入門ともいえる山です。もちろんしっかりとした雪山登山の装備で臨まなければなりませんが、ここでは最もメジャーな冬の乗鞍岳登山コースを紹介します。

スキーシーズンに乗鞍高原から剣ヶ峰へ!

距離コースタイム標高差日程難易度
約5㎞約4時間~4時間30分約1,000m日帰り★★★★

かもしかリフト最上部(ツアーコース開始点)(約1時間30分)→ツアーコース終点(約1時間)→肩の小屋口(約1時間30分~2時間)→剣ヶ峰
コースの大半はなだらかな雪面ですが、稜線へ出ると風が強く雪が硬いので気を抜けません。また、エスケープルートはないため、天候悪化の場合は引き返す必要があります。Mt.乗鞍スキー場のリフトを利用して高度を稼ぎ、剣ヶ峰を目指します。日帰りも可能ですが、位ヶ原山荘で泊まって翌日剣ヶ峰へ向かう1泊2日の行程がベスト。スキーの場合、登頂後は山頂付近から麓のバス停まで滑走を楽しむこともできます。

Mt.乗鞍スノーリゾート

12月上旬~4月上旬にオープンしているMt.乗鞍スノーリゾートが冬の乗鞍岳の玄関口。スキー場のリフトを使って高度を稼ぎます。2つ目のリフトを降りたところにある三本滝レストハウス前には黄色いポストがあります。ここへ登山届を提出したら出発!

最後に3つ目のリフトでゲレンデを上り切ったらスキー場管轄外のバックカントリーツアーコースに着き、ここから登り始めます。広く切り開かれた樹林帯の中の道を進むため、多少の悪天候でも道に迷う心配はなし。

ツアーコースに間隔をおいて付けられた番号札の6番を曲がれば位ヶ原山荘へ向かう分岐に到着。赤布の目印を辿って右手の林へ入り、車道へ出たらそのまま道を辿って位ヶ原山荘へ。テント泊の場合は分岐付近での設営も良し。

2日目、山荘から登る場合は、車道を少し戻り夏道と同じところから登ります。分岐からの場合は、そのまま直進。なだらかな広い斜面を登っていきます。かなり広い雪原で、悪天候でガスっていると迷いやすいので要注意。

雪化粧した乗鞍の峰々や槍・穂高連峰の姿を楽しみながら高度を上げていくと、やがて肩ノ小屋口に建つトイレ(冬季閉鎖)が確認でき、目印にしながら稜線目指してさらに進みます。道はなく広々とした雪原なので、適当に好きなところや登りやすいところを登っていきます。

なだらかな斜面はスノーシューが歩きやすく、雪が硬くなる肩ノ小屋に近づく辺りからはアイゼンを装着。斜面には雪の風紋シュカブラも見られます。剣ヶ峰に近づくにつれ次第に傾斜はきつくなります。ストレートに剣ヶ峰を目指す場合は朝日岳のピークは通らず東側を巻いて進みます。

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