冬こそ「低山」が魅力的な3つの理由
冬は寒くて、ついつい家にこもりがち。またアルプスや八ヶ岳など積雪がある雪山はハードルが高い。そんなひとは思い切って都内近郊の山に行ってみるのがおすすめです。東京や神奈川、千葉にある標高1,000m以下の低山は、夏にはないおすすめポイントがあるのです!
1. 冬は空気が澄んでいて、展望が良い!

2. 夏の低山は暑すぎる!

3. 低山のコースタイムがちょうど良い!

そんな冬こそ魅力的な低山。東京近郊から日帰りが可能で、冬も積雪の可能性が低いおすすめの低山を紹介します。ただし、都内でも雪が降るような天気の時は、低山とはいえ雪が積もることもあるので油断しないようにしましょう。
【東京・神奈川】海や富士山眺望が自慢の低山6選
1. 東京都・小仏城山
高尾山だけでは物足りない!という人には、高尾山から小仏城山をつなげるルートがおすすめ。小仏城山の山頂からは、富士山展望や都心のビル群が望めます。広い山頂にあるお茶屋さんやベンチでゆっくり休憩ができ、途中の一丁平展望台からは丹沢の山や富士山の展望が広がるのでぜひ立ち寄ってみましょう。【標高】670m(小仏城山)
【歩行時間目安】約3時間30分(高尾山ロープウェイ利用を想定)
2. 東京都・陣馬山

また陣馬山からは、小仏城山や高尾山までの縦走路もあるため、ロングハイクも可能です。

【標高】854m
【歩行時間目安】約50分~4時間(コースによって異なります)
3. 神奈川県・幕山

一年中、季節の花が咲いていますが、特に2月の梅林が有名で、多くの人で賑わいます。例年2月上旬3月中旬まで「梅の宴」が開催され、様々なイベントが催されています。

【標高】626m
【歩行時間目安】約1時間40分~2時間(山頂ピストンや周遊コースあり)
4. 神奈川県・仙元山

【標高】118m
【歩行時間目安】約1時間30分
5. 神奈川県・大楠山
三浦半島最高峰の大楠山(おおぐすやま)の山頂には展望台があり、富士山や相模湾、東京湾、房総半島、伊豆半島などを見渡すことができます。【標高】241m
【歩行時間目安】約1時間~2時間30分(5つのコースあり)
6. 神奈川県・弘法山

吾妻山(あずまやま)まで足をのばし、下山口の鶴巻温泉駅近くの温泉につかって締めくくるのもおすすめです。弘法山は、桜の名所としても知られていて、「かながわの花の名所100選」にも選ばれています。

【標高】243m
【歩行時間目安】約2時間30分(吾妻山まで行った場合)
【埼玉・千葉】初春の花とスリル満点の低山4選
7. 埼玉県・宝登山

4月は桜、5月はツツジ、6月はしゃくなげと花々が美しい山として有名です。宝登山には、ロープウェイや小動物公園、宝登山神社があり、ファミリーや初心者も楽しめる山です。山頂からは、雄大な秩父連山を見渡すことができます。

【標高】497m
【歩行時間目安】約2時間40分(ロープウェイを使わずに山頂を往復した場合)
8. 埼玉県・日和田山

また、日和田山の麓にある巾着田は、春は桜や菜の花が、夏はアジサイや蓮の花が、秋は曼殊沙華が美しく、日和田山とセットで訪れるのもおすすめです。

【標高】305m
【歩行時間目安】約1時間45分(高麗駅から山頂往復の場合)
9. 千葉県・鋸山

山中には、西暦725年高僧行基菩薩によって開かれた日本寺(拝観料別途)があり、周遊することができます。

【標高】329m
【歩行時間目安】約1時間30分(ロープウェイを使わずに歩いた場合)
10. 千葉県・伊予ヶ岳
南房総市にあるピラミダルな山容が特徴の伊予ヶ岳(いよがたけ)は、鎖場やロープ場があり、低山ながらもスリルがあり達成感が味わえる山です(岩場の通過は、恐怖を感じたら無理に登らないでください)。ふもとの平群(へぐり)天神社の前には、トイレと駐車場があり、ここから約45分で山頂まで登ることができます。山頂には、ベンチとテーブルが設置してあり、360度の大展望も楽しめます。

【標高】336m
【歩行時間目安】約1時間30分
冬でも低山は楽しい!

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