アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部
鋸山(のこぎりやま)とは?

| 標高 | 山頂所在地 | 山域 | 最高気温 (6月-8月) | 最低気温 (6月-8月) |
|---|---|---|---|---|
| 329.5m | 千葉県安房郡鋸南町・富津市 | 房総丘陵 | 28.5℃ | 15.4℃ |
切り立った岩肌が特徴の鋸山。かつては建築資材などの採石が盛んに行われていたため、岩が露出した鋸のような山となりました。その見た目から鋸山と呼ばれていますが、正式名称は乾坤山(けんこんざん)と言います。
展望台からの眺めは素晴らしく、遠くは富士山、伊豆大島から東京湾一体を見渡すことが可能。海外でも人気の高い絵師、歌川広重が江戸時代に浮世絵で鋸山を描いたことでも知られ、その荘厳なたたずまいは今もなお失われていません。
ロープウェーでも登山でも!豊富なコースで楽しめる

鋸山の山頂エリアには「日本寺(にほんじ)」というお寺があります。麓から日本寺まではロープウェーを使って約4分でアクセスが可能。境内の入り口には駐車場もいくつかあるので、ロープウェーを使わずに車で上ることもできます。ただし有料道路を使わなければ行けない駐車場もあるので、注意してください。
また、登山道も整備されているため、駅から徒歩約1時間で日本寺にアクセスできます。登山道は歴史の深さを感じるコースや、東京湾を一望できるスポットなど見どころが盛りだくさん。危険な場所もほとんどないので、ハイキング装備で登山に挑戦してみるのもおすすめです。
鋸山の見どころ|大仏・絶壁・海!

週末になると観光客から登山者まで多くの人でにぎわう鋸山。主な見どころを、大仏・絶壁・海の3つに分けて紹介します。
日本一の大きさを誇る日本寺の大仏
撮影:山柳(写真は左右にスライドできます)
鋸山のほとんどが日本寺の境内。そして、日本寺には座像の石仏として日本一大きい大仏があります。その大きさは31m!大仏は1783年に岩を掘り出して造られたとされ、長年風雨にさらされて崩壊していましたが1969年に修復。修復作業により約7m高さが小さくなりましたが、それでもなお日本一の大きさを誇ります。「お願い地蔵尊」は、お地蔵様に名前を書いて奉納すると願いが叶うとされています。
風食によってできた洞窟に石仏が1553体置かれている「千五百羅漢」は、圧巻の一言。太平洋戦争や交通戦争で亡くなられた方を供養するため、約6年の歳月をかけて掘られた「百尺観音」は、一目見ればその荘厳さに目を奪われることでしょう。
日本寺には他にもたくさんの名所や石仏があるので、一つひとつお参りをしてみてください。
崖の上からの絶景!地獄のぞきと石切り場
撮影:山柳(写真は左右にスライドできます)
日本寺には「地獄のぞき」と呼ばれる、垂直に切り立った場所に立てるスポットがあります。柵があるとはいえ、覗きこむと眼下にスリル満点の景色が。離れた場所から写真を撮ってもらうと、こんな場所にいたのかと、ぞっとしてしまいます!週末になると30分以上待つこともあるので、時間に余裕をもって並びましょう。
鋸山は、建築用材などに適した良質な房州石の産地として、江戸末期から盛んに採石が行われていました。石を切り出した岩肌は大迫力。石切場跡が様々な場所に残っており、中には「ラピュタの壁」と名づけられるような壮大な景観を見られる場所もあります。
採掘現場の名残がある「岩舞台」や、壁面に観音様が掘られた石切り場「観音洞窟」も趣深い場所です。
車力道という登山道の先には「猫丁場」といわれる石切り場も。2021年に整備された鋸山の新しい名所で、職人が彫ったと思われる猫が見られますよ。
「関東の富士見100景」にも選ばれる海と富士山
撮影:山柳(写真は左右にスライドできます)
鋸山には展望台が各所に設けられています。天気が良ければ富士山の姿も。その美しい眺望は「関東の富士見100景」にも選ばれています。富士山以外にも東京湾や伊豆半島などを見渡すことができ、開放感ある絶景ポイント。特に、登山道から行ける「東京湾展望台」からは、キレイな海とセットで見られるでしょう。
ロープウェー利用の方は、山頂駅に設置してある展望台から東京湾を。ロープウェー駅からほど近い、日本寺境内にある「十州一覧台」も絶景スポットです。地獄のぞきの横に位置する「山頂展望台」も、高所から海を見渡せるおすすめの場所。関東でも指折りの絶景を楽しんでくださいね。
ロープウェーで楽しむ鋸山
観光なら、日本寺の西口管理所まで簡単に行けるロープウェー利用がおすすめです。登山道を歩かないので登山装備は不要で、動きやすい格好で行けばバッチリ。山麓駅と山頂駅にはトイレもあります。
鋸山ロープウェーの基本情報

鋸山ロープウェーは15分間隔で運転。約4分で山頂駅に到着しますが、風が強いと徐行運転となり、風速15m以上で運休となってしまいます。公式サイトやTwitterで運行状況が見られるので、風の強い日はチェックしてから向かいましょう。また、犬も一緒に乗車できますよ。
営業時間・料金・アクセス
住所:千葉県富津市金谷4052-1
電話:0439-69-2314
営業時間:【通常】9:00 ~ 17:00 【冬期】9:00 ~ 16:00
料金:【大人】片道650円、往復1,200円 【子供】片道320円、往復600円
「富津金谷」ICー県道237号/国道127号(約5分)ー鋸山ロープウェー駐車場
※鋸山ロープウェー利用者専用の無料駐車場あり
【電車の場合】
JR「浜金谷」駅下車ー国道127号(徒歩約8分)ー鋸山ロープウェー
【フェリーの場合】
東京湾フェリー「金谷」港下船ー国道127号(徒歩約13分)ー鋸山ロープウェー
【高速バスの場合】※平日のみ
高速バス館山線(南総里見号)「東京湾フェリー(館山入口)」下車ー国道127号(徒歩約13分)ー鋸山ロープウェー
山頂駅の見どころ
撮影:山柳(写真は左右にスライドできます)
ロープウェーの山頂駅には、海を一望できる展望台があります。美しい風景を背に写真撮影もおすすめ。展望台には房州石で造られたポストもあり、このポストに郵便物を投函すると「ロープウェー・地獄のぞき・金谷港が描かれた風景日付印」が押印されます。
石切り資料コーナーでは、実際に切り出しに使われた道具や房州石を見学できます。
山頂駅の売店には、お土産や「地獄まん」などの名物も。お土産は山麓駅でも購入できるので、帰りにゆっくり買うのもおすすめです。
食堂では、竹炭を使った「地獄アイス」をはじめ、びわカレーやラーメンなどの軽食も食べられます。
山頂駅から回る2つの散策プラン

鋸山の山頂エリアは広くアップダウンもあるので、時間や体力に合わせて計画を立てるとよいでしょう。ここでは、山頂駅を起点とした2つのモデルプランを紹介します。
⇧クリックで各プランの詳細を見ることができます
【約2時間20分】サクッと王道スポット観光プラン

※グレーの数字は地点間の所要時間(単位:分)です
鋸山の日本寺を中心に周るルートです。日本寺内は階段は多いですが、ほとんど石段で整備されているので歩きやすい格好なら大丈夫。トイレはロープウェー駅と東口管理所近くにあります。
1.日本寺西口管理所

ロープウェーから歩いて日本寺の西口管理所に到着です。拝観料は大人が700円、小人が400円。拝観時間は9:00~16:00ですが、季節によっては入場が15:00までに制限される場合もあります。
2.十州一覧台

西口管理所を出るとすぐ左に階段が。急な傾斜の階段ですが手すりがあるので安心です。

十州が視野に入るという展望台「十州一覧台」に到着。東京湾と市街地をひと目で見られます。
3.百尺観音

十州一覧台の階段を下りて北口管理所(百尺観音)方面へ。最初に出てきた分岐を左へ行くと北口管理所に、右に行くと地獄のぞき方面になります。

百尺観音と呼ばれる巨大な石仏。その大きさと神聖さに圧倒されること間違いなしです。
4.日本寺北口管理所

百尺観音の脇に北口管理所があります。入場券を持っていれば再入場が可能。いったん外に出てラピュタの壁へと向かいます。
【約3時間45分】新名所も!じっくり満喫プラン

※グレーの数字は地点間の所要時間(単位:分)です
足を伸ばして、猫丁場や東京湾展望台までじっくり周るルート。一部登山道を通りますが、歩きやすく整備されています。分岐に看板が設置してあるので、初めての方でも分かりやすいですよ。動きやすい格好で出発してください。
1.日本寺西口管理所

ロープウェーを降りて西口管理所を出発。拝観料は大人が700円、小人が400円。拝観時間は9:00~16:00(入場が15:00までの時期もあり)です。左手にある階段を登って十州一覧台へ向かいます。
2.十州一覧台

「十州一覧台」では東京湾の絶景を楽しみましょう。
3.百尺観音

いったん西口管理所まで戻り、北口管理所方面に。北口管理所の手前には「百尺観音」があります。
4.日本寺北口管理所

服装は動きやすい格好&滑らないシューズが◎
ここで紹介した2つのルートは一部山道を通りますが、登山装備がなくても動きやすい格好であれば十分歩けます。シューズは滑りにくいスニーカーなどが良いでしょう。
荷物の収納は、両手の使えるリュックがおすすめ。日本寺の有料エリアには自動販売機もあるので、飲み物が足りなくなったら補充することもできます。
登山で楽しむ鋸山|3つの登山ルート

鋸山には麓から頂上まで登山道が通っています。登りと下りで異なるルートを楽しむこともできますし、登りで疲れたらロープウェーで下山することも可能。麓から山頂まで登山道を歩く場合は、ハイキング装備でのぞみましょう。
鋸山の登山ルート①東京湾を望む「関東ふれあいの道」ルート

- 【体力レベル】★☆☆☆☆
- 日帰り
- コースタイム:2時間50分(登り約1時間36分・下り1時間14分)
- 【技術的難易度】★☆☆☆☆
- ・歩きやすい靴と動きやすい服装が必要
浜金谷駅/金谷海浜公園駐車場(5分)→1.鋸山観光案内所「石の舎」(5分)→2.分岐[関東ふれあいの道登山口](35分)→3.観月台→4.あじさい広場→5.日本寺と東京湾展望台の分岐(11分)→6.岩舞台(10分)→7.観音洞窟→8.車力道との合流分岐→9.絶壁階段(15分)→10.東京湾展望台(15分)→鋸山[山頂](15分)→山頂と東京湾展望台の分岐(10分)→車力道との合流分岐(9分)→日本寺と東京湾展望台の分岐(30分)→分岐[関東ふれあいの道登山口](10分)→浜金谷駅/金谷海浜公園駐車場
浜金谷駅から徒歩で登山口にアクセスできるコース。関東ふれあいの道を通り、山頂へと向かいます。距離は短いですが階段が多いので注意してください。山頂へ行く途中には東京湾が見渡せる展望台を通りますよ。
関東ふれあいの道は山頂から先も保田駅まで林道が伸びていますが、2023年4月現在は通行止めとなっているので注意してください。
浜金谷駅/浜金谷海浜公園駐車場

電車の場合は、浜金谷駅で下車します。トイレは浜金谷駅の構内にあるので忘れずに。駅から少し離れた場所に金谷海浜公園駐車場があるので、車の方はここに駐車しましょう。登山口近くに民営の駐車場もあります。
東京湾フェリーの金谷港から浜金谷駅までは徒歩6分ほどなので、フェリーでアクセスすることも可能です。
1.鋸山観光案内所「石の舎」

橋を渡ったところに、鋸山観光案内所「石の舎」があります。営業時間は9:00~16:00(水曜日定休日)。観光コンシェルジュの方がいるので、鋸山や周辺の観光情報を聞くこともできます。「Pizza Gonzo」というピザ屋さんが併設されていますが、営業時間は平日の11:00〜15:00のみなので要注意。

石の舎を進み、お肉屋さんの角を曲がります。鋸山登山口という看板が目印。

道なりにまっすぐ進んでいき、分岐も右側の登山口を印す矢印「車力道」「観月台」に沿って行きます。
2.車力道との分岐

3つに分かれる分岐が「車力道」と「関東ふれあいの道」の登山口です。関東ふれあいの道は中央の階段。看板にマップがあるので、確認してから進んでください。
3.観月台

最初のチェックポイント「観月台」へ。登山道は階段と岩の足元が続きます。

鋸山の登山ルート②歴史を感じる「車力道(しゃりきみち)」ルート

- 【体力レベル】★☆☆☆☆
- 日帰り
- コースタイム:2時間52分(登り1時間35分・下り1時間17分)
- 【技術的難易度】★☆☆☆☆
- ・歩きやすい靴と動きやすい服装が必要
浜金谷駅/金谷海浜公園駐車場(5分)→1.鋸山観光案内所「石の舎」(5分)→2.分岐[車力道登山口](45分)→3.猫丁場(10分)→4.関東ふれあいの道との合流分岐→5.絶壁階段(15分)→6.東京湾展望台(15分)→鋸山[山頂](15分)→山頂と東京湾展望台の分岐(10分)→関東ふれあいの道との合流分岐(42分)→分岐[車力道登山口](10分)→浜金谷駅/金谷海浜公園駐車場
切り出した房州石を運んだ名残が残るコース。地面にはねこ車(荷車)の車輪跡が残っている場所が多々あります。新名所の猫丁場のすぐそばにはアートスポットも。関東ふれあいの道より距離は長いですが、道がゆるやかで登りやすいですよ。
浜金谷駅/金谷海浜公園駐車場

浜金谷駅、もしくは浜金谷駅近くにある金谷海浜公園駐車場からスタート。お手洗いは駅構内か、金谷海浜公園にあります。
浜金谷駅から徒歩6分の場所にある、東京湾フェリー金谷港からアクセスすることも可能です。
1.鋸山観光案内所「石の舎」

タイミングが合えば、登山口に行く前に鋸山観光案内所「石の舎」に寄るのがおすすめです。営業時間は9:00~16:00(水曜日定休日)。周辺の観光情報を聞くことができます。平日の11:00〜15:00であれば、併設のビザ屋さん「Pizza Gonzo」で食事をすることも◎。
2.関東ふれあいの道との分岐

石の舎を通り過ぎ、お肉屋さんの角を左に曲がります。鋸山登山口の看板があるので、確認しながら進みましょう。

高架下をくぐり、道なりにまっすぐ歩いていきます。

道が3つに分かれたら車力道コースと関東ふれあいの道の分岐です。向かって左側の道、舗装路を歩いていきましょう。

舗装路を進むと、トンネルの前に登山道への入り口が出現。準備を整えて進んでください。

車力道コースにはベンチが各所に設置。休憩しやすいので、自分のペースで登ることができます。

足元を見ると、石切り場から切り出した房州石を運んだ車輪の跡が。当時の名残を感じながら歩いてみましょう。
3.猫丁場

鋸山の登山ルート③保田方面から日本寺を通る「表参道」ルート

- 【体力レベル】★★☆☆☆
- 日帰り
- コースタイム:4時間45分(登り2時間41分・下り2時間4分)
- 【技術的難易度】★☆☆☆☆
- ・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
保田駅(25分)→元名海岸第二駐車場/鋸山保田口バス停(25分)→1.日本寺表参道管理所(10分)→2.大仏(32分)→3.山頂展望台(2分)→4.地獄のぞき(5分)→5.百尺観音(1分)→6.日本寺北口管理所(5分)→7.ラピュタの壁(5分)→8.関東ふれあいの道と合流する分岐(11分)→9.岩舞台(5分)→10.観音洞窟(5分)→11.車力道と合流する分岐→12.絶壁階段(15分)→13.東京湾展望台(15分)→鋸山[山頂](25分)→車力道と合流する分岐(9分)→関東ふれあいの道と合流する分岐(15分)→日本寺北口管理所(35分)→日本寺表参道管理所(15分)→元名海岸第二駐車場/鋸山保田口バス停(25分)→保田駅
保田駅から日本寺の参道エリアを通って山頂へ向かうコース。ただし日本寺の拝観時間が9:00~なので、登りよりも下山に使われることが多いルートです。往復すると距離も長くなるので注意してください。
保田駅/元名海岸第二駐車場/鋸山保田口(バス停)

スタートは電車の場合は保田駅、車の場合は元名海岸第二駐車場、バスの場合は鋸山保田口です。トイレは保田駅構内にあります。

保田駅から行く場合は銀行の横の道を通り、まっすぐ進んで線路の高架下をくぐって左に曲がってください。

道を進んでいくと十字路があるので、線路とは反対側の右の道を進みましょう。

しばらくすると田んぼ側へ、左に曲がる道があります。目印は「保田駅」と書かれた小さな看板だけなので注意。

道なりに進むと、バス停と駐車場がある大通りにつながる道との十字路が。道をまっすぐ進み、小さな橋を渡って右に曲がり坂を登ります。

「鋸山遊歩道」と書かれた看板が設置してある分岐を左へ。右は東口管理所へ行く車用の道のなので注意してください。
1.日本寺表参道管理所

舗装路から石畳になると、日本寺の表参道です。階段を登って表参道管理所を目指しましょう。

朱色の仁王門が見えたら、その先に観音堂が現れます。ここまで来たら表参道管理所はすぐそこです。

日本寺の拝観料は大人700円(小人400円)、拝観時間は9:00~16:00。季節によっては15:00入場締め切りのこともあるので、早めに到着するようにしましょう。

表参道エリアは静けさに満ちた心字池や、源頼朝が手植されたとされる大蘇鉄など見どころが満載。
2.大仏

日本寺境内に入ったら、巨大な大仏を拝観しましょう。「お願い地蔵尊」でお地蔵様にお願いをしたり、地獄のぞきに行く前に千五百羅漢道に寄るのもおすすめ。
3.山頂展望台

鋸山への交通アクセス&駐車場

鋸山は車でも公共交通機関でもアクセスしやすく、駐車場も豊富。それぞれの交通手段ごとにアクセス情報を紹介します。
車の場合
・アクアラインor東関東自動車道館山線ー富津館山道路「富津金谷」ICー県道237号ー国道127号ー各駐車場
■金谷海浜公園 駐車場
台数:約17台
トイレ:あり
料金:無料
■鋸山ロープウェー山麓 駐車場
撮影:山柳
台数:約200台
トイレ:あり
料金:無料
※鋸山ロープウェー利用者限定
■鋸山山頂 駐車場
撮影:山柳
台数:約120台
トイレ:なし
料金:1,000円(有料道路 通行料)
■日本寺大仏口 駐車場
撮影:山柳
台数:約50台
トイレ:なし
料金:1,000円(有料道路 通行料)
■日本寺東口駐車場
撮影:山柳
台数:58台
トイレ:あり
料金:無料
■元名海水浴場駐車場
台数:約20台
トイレ:あり
料金:無料
公共交通機関の場合
電車でのアクセス
【ロープウェー駅】
・JR「千葉」駅で内房線 乗車、JR「浜金谷」駅 下車(1時間26分)ー徒歩約8分ーロープウェー駅
【登山口】
・JR「浜金谷」駅 下車ー徒歩約11分 車力道コースor関東ふれあいの道登山口
・JR「保田」駅 下車ー徒歩約60分ー日本寺 表参道管理所
フェリーでのアクセス
京浜急行電鉄久里浜線「京急久里浜」駅 下車、京急バス「東京湾フェリー」行き乗車(約10分)orJR横須賀線「久里浜」駅 下車、京急バス「野比海岸」行き 乗車(約10分)ー久里浜港(約40分)-金谷港-徒歩約8分ー浜金谷駅
バスでのアクセス
・東京湾フェリー「金谷」港で日東交通「長狭・金谷線」乗車(約1分)ー「鋸山ロープウェー」下車
・東京湾フェリー「金谷」港で日東交通「長狭・金谷線」乗車(約3分)ー「鋸山保田口」下車ー表参道管理所口
・千葉みなと駅or千葉駅でちばシティバス「館山」線 乗車(約1時間10分)ー「東京湾フェリー(鋸山入り口)」下車ー徒歩約12分 ※平日のみ
あわせて行きたい!鋸山周辺の観光スポット

鋸山周辺は海が近く、地魚や東京湾の魚を使ったランチスポットが充実!温泉旅館で一泊して、ゆっくり楽しむのもおすすめです。
道の駅 保田小学校

廃校となった小学校を再活用した道の駅。教室を利用した宿泊施設もあり、わざわざ泊まりに来る人も多い人気のスポットです。お土産や地元の野菜などを購入できるほか、地元の食材を使った里山食堂や石窯を使ったピザ屋さんなど、レストランも充実しています。
住所:千葉県安房郡鋸南町保田724
電話:0470-29-5530
営業時間:9:00~17:00(店舗による)
アクセス:保田駅から徒歩約16分、鋸山ロープウェー山麓駅駐車場から車で約10分、日東交通路線バス金谷線で鋸山ロープウェーから約7分
鋸山美術館

鋸山がある金谷に関係した資料や、作家やご遺族から寄贈された美術品を展示。金谷にゆかりのある企画展示も実施しています。別館の鋸山資料館では房州石の歴史も見ることが可能。
住所:千葉県富津市金谷2146-1
電話:0439-69-8111
営業時間:10:00~17:00(最終受付 16:30)※火曜日・展示替え期間・年末年始は休館
料金:一般800円、中高生500円、小学生以下無料
アクセス:浜金谷駅から徒歩約5分、東京湾フェリー金谷港から徒歩約3分、鋸山ロープウェー山麓駅駐車場から車で約2分
菱川師宣記念館

江戸で名をはせた浮世絵師・菱川師宣の業績紹介や、作品を展示しています。実は、鋸南町は「見返り美人図」を描いた菱川師宣の生誕の地。菱川師宣の浮世絵を思う存分楽しみましょう。
住所:千葉県安房郡鋸南町吉浜516
電話:0470-55-4061
営業時間:9:00~17:00(最終受付 16:30)※月曜日・年末年始は休館
料金:一般・大学生500円、小・中・高校生400円
アクセス:保田駅or安房勝山駅から徒歩約15分、鋸山ロープウェー山麓駅駐車場から車で約10分
ザ・フィッシュ

東京湾フェリーのターミナルすぐそばにある、観光複合施設「the Fish」(ザ・フィッシュ)。ここにはオーシャンフロントのレストランや、東京湾でとれる魚にこだわった回転寿司屋「船主 総本店」、ホタテや牡蠣といった海の幸を含む食べ放題が人気の「海鮮浜焼き まるはま」といった飲食店が勢揃い。
また、新鮮な海の幸を扱う「お魚市場」やバームクーヘンの「見波亭」など、お土産を購入することもできます。
住所:千葉県富津市金谷2288
電話:0439-69-2161
営業時間:ショッピングエリアは9:30〜18:00、飲食店は店舗により異なる
アクセス:浜金谷駅から徒歩約6分、東京湾フェリー金谷港から徒歩約2分、鋸山ロープウェー山麓駅駐車場から車で約3分
さすけ食堂

テレビでも紹介されたことがある、行列のできる地元の食堂。一番人気はアジフライで、地魚の黄金アジを使用しており、ほかにもお刺身など色々な調理法で食べることができます。珍しい「かじめ」を練りこんだ自家製麺のかじめラーメンも人気です。
住所:千葉県富津市金谷2193-5
電話:0439-69-2123
営業時間:9:30~
定休日:火、水、木
アクセス:浜金谷駅から徒歩約3分、東京湾フェリー金谷港から徒歩約5分、鋸山ロープウェー山麓駅駐車場から車で約2分
かぢや旅館(日帰り入浴&宿泊)

鋸山近くにある、日帰り入浴が可能な温泉旅館。晴れた日には遠くに富士山を望むことができる宿で、浴室からは鋸山の木々が見えています。
住所:千葉県富津市金谷3887
電話:0439-69-2411
営業時間:12:00~19:00
料金:大人800円、小学生500円、幼児300円
アクセス:浜金谷駅から徒歩約4分、東京湾フェリー金谷港から徒歩約9分、鋸山ロープウェー山麓駅駐車場から車で約2分
海辺の湯(日帰り入浴&宿泊)

眼下に内房の海が広がる開放感ある温泉。露店風呂からは遠くに富士山を望むことができます。広々とした内湯、サウナや電気風呂も完備。ベビーバスでお子様と一緒に温泉を楽しむこともできます。
住所:千葉県富津市金谷525-17
電話:0439-69-8500
営業時間:(平日)10:00~20:30、(土日祝)9:00~21:00
料金:(平日)大人850円、小学生400円、幼児250円、(土日祝日)大人950円、小学生450円、幼児250円
アクセス:鋸山ロープウェー山麓駅駐車場から車で約6分、JR浜金谷駅・東京湾フェリー金谷港・鋸山ロープウェー山麓駅からの送迎あり(日帰り入浴・宿泊ともに2名様以上の場合/要電話連絡)
鋸山は一年中楽しめる!

鋸山は見どころがたくさんある山。山頂までは石切り場跡などを見ながら山登りを楽しみ、日本寺へ入って地獄のぞきや大仏を見ながら下山することもできます。観光と山登りが同時に堪能できる鋸山へ行ってみましょう!
シーズン情報
鋸山はオールシーズン楽しめる低山です。おすすめの季節は気温が落ち着く「春」と「秋」。特に秋は、11月の下旬から12月中旬にかけて紅葉が見られます。紅葉シーズンはロープウェーや駐車場が混雑するので、早めに行動しましょう。
鋸山の天気
鋸山に行く前に現地の天気をチェック! 風の強い日や悪天候時は、ロープウェーが運休することがあるので注意してください。
地図
鋸山に行く前に地図を購入して、準備を整えましょう。登山をする方は、登山コースの情報もよくチェックしてください。
昭文社 山と高原地図 三浦・房総
※この記事内の情報は特記がない限り公開初出時のものとなります。登山道の状況や交通アクセス、駐車場ならびに関連施設などの情報に関しては、最新情報をご確認のうえお出かけください。

























































































