年中使える防水シェル『ドットショットジャケット』
ザ・ノース・フェイスの定番防水シェル『ドットショットジャケット』は、軽い着心地と携行性の良さで、アウトドアだけでなく街使いでも大人気。インナーとの組み合わせ次第でオールシーズン着用可能なので、春~秋の日帰りハイクや高原キャンプでも大活躍してくれるモデルです。
今回は、素材や細かい仕様、サイズ感などの気になるポイントを徹底的に大解剖!ドットショットジャケットの魅力を余すところなく紹介していきます。
【人気の秘密】アウトドアに欠かせないポイント満載!
まずは、ドットショットジャケットの素材やデザインから細かく見ていきましょう。
独自素材「ハイベント®」を採用
ザ・ノース・フェイス独自の2.5層の防水透湿性素材「HYVENT®-D」を採用しているドットショットジャケット。軽やかでソフトな着心地が特徴です。
画像の通り、撥水性は◎。気持ち良いほどに、“つるん”っと雨を弾いてくれるので、よほどの暴風雨でない限りは低山での登山でも安心して着用可能。ゴアテックス®と比べて耐久性は劣るものの、防水シェルの中では比較的リーズナブルな価格で購入できるのもうれしいポイントです。
ただし、内側にポリウレタン加工をされている性質上、劣化するのが早いという弱点があるので、長い期間使用するためには使用後のケアが非常に重要です。詳しいお手入れ方法は後ほど紹介します。
重ね着がしやすい“ゆったり”デザイン
ドットショットジャケットの身幅はゆったりとしていて、丈は短め。ジャケット自体に保温性はないものの、フリースやダウンなどと合わせることで肌寒い時期でも対応できるようにデザインされています。
例えば…
など、中に着る服の組み合わせ次第で、年間を通して活用することが可能です。
また、前身頃の丈に比べて後ろ身頃の丈がプラス6cm長くなっているので、前かがみになったり、しゃがんだりするような場面でも、腰回りはしっかりカバー。
ゆったりしたサイズ感が苦手な人やスッキリと着こなしたい人は、普段よりもワンサイズサイズ小さめを選ぶのもおすすめです。
左右対称の大きめポケットが◎
ファスナー開口部分の長さは、20cm。赤い斜線で示した部分は、ポケット内部の大きさです。雨の日にサッと出し入れしたいマップやタオル、スマホなどは、ここにすべて収納可能。
財布、スマホ、カギなど、必要最低限のアイテムは余裕で入るので、キャンプや普段のお出かけなら手ぶらで行動することができちゃいます。
もちろん、ポケットとショルダーハーネスは重ならない設計。ザックを背負った状態でもストレスなく荷物の出し入れができるのは重要ポイントですね。
軽量性・収納性も申し分なし!
メンズのMサイズでは、重量300g未満。コンパクトに折りたためば、ザックのフロントポケットやサイドポケットにも収納できるサイズ感です。
負担なく携行できるので、山はもちろん、キャンプや旅行など、様々な場所で頼れる一枚になってくれること間違いなし!
雨風をシャットアウト!“防風・防水性能”を高める5つのポイント
ハードシェルを選ぶ上で一番気になるのが“防風・防水性能”。丁寧に作り込まれた5つのポイントにも注目です。
①二重のファスナーカバー
②ジャケット内側の圧着加工
③袖口はベルクロでピタッと調整
袖はベルクロテープで簡単に調整可能。ギュッと締めてピタッと留めれば、雨風の侵入やバタつきの防止になります。少し高めのところで留めれば手元の確保にも。
④裾はコードで絞るだけ
⑤頭の形にフィットするフード調整機能
基本スペック&他モデルとの違いをチェック!
ドットショットジャケット 基本スペック表
ザ・ノース・フェイスの他モデルとの違いは?
ドットショットジャケットと同じく、独自の防水透湿素材「ハイベント®」を使用した、『ベンチャージャケット』と『スクープジャケット』。見た目も似ているし、イマイチ違いがよく分からない…と感じている人も多いのではないでしょうか。
そこで、スペックやおすすめシーンを比較してみました。着用シーンを想像しながら最適なモデルを選びましょう。
『ドットショットジャケット』の商品詳細
ザ・ノース・フェイス ドットショットジャケット(メンズ)
ザ・ノース・フェイス ドットショットジャケット(メンズ)
サイズ:S~XXL
重量:310g(Lサイズ)
カラー:8色
ザ・ノース・フェイス ドットショットジャケット(レディース)
ザ・ノース・フェイス ドットショットジャケット(レディース)
サイズ:S~XL
重量:255g(Mサイズ)
カラー:4色
ザ・ノース・フェイス ノベルティ ドットショットジャケット(メンズ)
ザ・ノース・フェイス ノベルティドットショットジャケット(メンズ)
サイズ:S~XXL
重量:315g(Lサイズ)
カラー:2色
長く愛用するために!正しいお手入れ方法
ドットショットジャケットの快適な着心地と機能をキープするために、正しいお手入れの方法は必ず確認しておきましょう。
ポリウレタン加工は防水性に優れていますが、紫外線や湿気に弱いという性質も持ち合わせています。使用回数に関わらず経年劣化することも。使用後は濡れたまま放置せず、早めに汚れを落として乾燥させた状態を保つことを心がけましょう。
①40℃以下の液温で手洗い
塩素系・酸素系に関わらず、漂白剤の使用はNG。中性洗剤でもOKですが、機能性を維持するためにレインウェア用の洗剤を使うと安心です。合わせて撥水剤も使用すると、高い撥水性能をキープすることができるのでおすすめ。
②タオルで軽く水分を吸い取り、ハンガーにかけて乾かす
洗濯機での脱水や手で絞るなどは生地が傷むのでNGです。タオルなどで優しく押さえ、水滴を軽く吸い取ってから、ハンガーにかけて日陰の風通しの良い場所で乾燥させます。乾燥機やアイロンの使用も生地を傷める原因になるので厳禁。
③湿気厳禁!風通しの良い場所で保管しよう
洗濯後にジャケットが乾いた後も、できるだけ風通しの良い場所でハンガーにかけた状態で、紫外線を避けて保管するのがおすすめ。タンスなど、湿気が溜まりやすいところにしまい込むのは避けましょう。
クリーニング店を利用する際にも注意!
ドットショットジャケットは、クリーニング店でのドライクリーニングがNGです。弱い操作でのウェットクリーニングは可能ですが、お店によって価格が異なる場合や取扱がない場合もあるので要確認。
『ドットショットジャケット』で、山でも街でも快適に過ごそう!
春から秋の日帰り低山登山やキャンプで大活躍してくれる『ドットショットジャケット』。防水・透湿性はもちろん、ポケットの収納力も高いので、ちょっとしたお出かけにも重宝する一枚です。ダウンやフリースなどと組み合わせれば、寒い時期でもあたたかく快適。年中着回せる防水シェルを探しているなら、ぜひ候補に入れてみては!