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ハイベント ドットショットジャケット

<ザ・ノース・フェイス>定番の防水シェル『ドットショットジャケット』を徹底解剖!

<ザ・ノース・フェイス>の防水シェル『ドットショットジャケット』は、ブランド独自の防水透湿素材「ハイベント®」採用モデル。比較的リーズナブルな価格で購入できて、機能性は◎。低山への日帰り登山や高原キャンプはもちろん、街コーデでも大活躍の一枚に。今回は、詳しいスペックや他モデルとの比較を交えながら、その魅力を紹介していきます。寿命を左右する正しい洗濯方法も要チェックです。

目次

アイキャッチ画像出典:kimi

年中使える防水シェル『ドットショットジャケット』

オールシーズン活躍できるドットショットジャケット

撮影:kimi

ザ・ノース・フェイスの定番防水シェル『ドットショットジャケット』は、軽い着心地と携行性の良さで、アウトドアだけでなく街使いでも大人気。インナーとの組み合わせ次第でオールシーズン着用可能なので、春~秋の日帰りハイクや高原キャンプでも大活躍してくれるモデルです。

今回は、素材や細かい仕様、サイズ感などの気になるポイントを徹底的に大解剖!ドットショットジャケットの魅力を余すところなく紹介していきます。

【人気の秘密】アウトドアに欠かせないポイント満載!

まずは、ドットショットジャケットの素材やデザインから細かく見ていきましょう。

独自素材「ハイベント®」を採用

ドットショットジャケット ハイベント

撮影:kimi

ザ・ノース・フェイス独自の2.5層の防水透湿性素材「HYVENT®-D」を採用しているドットショットジャケット。軽やかでソフトな着心地が特徴です。

画像の通り、撥水性は◎。気持ち良いほどに、“つるん”っと雨を弾いてくれるので、よほどの暴風雨でない限りは低山での登山でも安心して着用可能。ゴアテックス®と比べて耐久性は劣るものの、防水シェルの中では比較的リーズナブルな価格で購入できるのもうれしいポイントです。

ただし、内側にポリウレタン加工をされている性質上、劣化するのが早いという弱点があるので、長い期間使用するためには使用後のケアが非常に重要です。詳しいお手入れ方法は後ほど紹介します。

重ね着がしやすい“ゆったり”デザイン

重ね着しやすいドットショットジャケット

撮影:kimi ※着用モデル/男性(173cm、62㎏) 着用サイズ/メンズM

ドットショットジャケットの身幅はゆったりとしていて、丈は短め。ジャケット自体に保温性はないものの、フリースやダウンなどと合わせることで肌寒い時期でも対応できるようにデザインされています。

例えば…

■春のハイキングでは、長袖シャツの上に羽織る

■夏の高原キャンプでは、Tシャツの上に羽織る
■秋のハイキングでは、長袖シャツ又はロンT&ダウンベストと組み合わせる
■冬のキャンプでは、ダウンやフリースと組み合わせる

など、中に着る服の組み合わせ次第で、年間を通して活用することが可能です。

前身頃の丈と比べて後ろ身頃の丈がプラス6cm長い

撮影:kimi

また、前身頃の丈に比べて後ろ身頃の丈がプラス6cm長くなっているので、前かがみになったり、しゃがんだりするような場面でも、腰回りはしっかりカバー。

ゆったりしたサイズ感が苦手な人やスッキリと着こなしたい人は、普段よりもワンサイズサイズ小さめを選ぶのもおすすめです。

左右対称の大きめポケットが◎

左右対称の大きめポケット

撮影:kimi

ファスナー開口部分の長さは、20cm。赤い斜線で示した部分は、ポケット内部の大きさです。雨の日にサッと出し入れしたいマップやタオル、スマホなどは、ここにすべて収納可能。

財布、スマホ、カギなど、必要最低限のアイテムは余裕で入るので、キャンプや普段のお出かけなら手ぶらで行動することができちゃいます。

ポケットがショルダーハーネスとかぶらない

もちろん、ポケットとショルダーハーネスは重ならない設計。ザックを背負った状態でもストレスなく荷物の出し入れができるのは重要ポイントですね。

軽量性・収納性も申し分なし!

軽量性と収納性に優れている

撮影:kimi

メンズのMサイズでは、重量300g未満。コンパクトに折りたためば、ザックのフロントポケットやサイドポケットにも収納できるサイズ感です。

負担なく携行できるので、山はもちろん、キャンプや旅行など、様々な場所で頼れる一枚になってくれること間違いなし!

雨風をシャットアウト!“防風・防水性能”を高める5つのポイント

ハードシェルを選ぶ上で一番気になるのが“防風・防水性能”。丁寧に作り込まれた5つのポイントにも注目です。

①二重のファスナーカバー

二重のファスナーカバー

撮影:kimi
ファスナーは二重でカバーできる仕様。水濡れや冷気によるストレスやダメージを抑えてくれるので、雨の日も風の日も快適に過ごすことができます。

②ジャケット内側の圧着加工

ジャケット内側の圧着加工

撮影:kimi
防水性を高めるために、ジャケットの内側に圧着加工が施されているのもポイント。縫い目がないので、半袖Tシャツの上に羽織った時の擦れや重ね着によるゴワつきなどのストレスも軽減してくれます。

③袖口はベルクロでピタッと調整

袖口はベルクロでピタッと調整

撮影:kimi

袖はベルクロテープで簡単に調整可能。ギュッと締めてピタッと留めれば、雨風の侵入やバタつきの防止になります。少し高めのところで留めれば手元の確保にも。

④裾はコードで絞るだけ

裾はコードで絞るだけ

撮影:kimi
裾部分にはドローコード付き。腰回りへの冷気の侵入や風によるバタつきが気になる時には素早く調整することができます。

⑤頭の形にフィットするフード調整機能

頭の形にフィットするフード調整機能

撮影:kimi
頭全体を包み込むように配置された調整コードにも注目。後ろでギュッと締めれば、頭の形に合わせてしっかりフィットしてくれます。これなら、強めの風が吹いてもフードが脱げてしまう心配無用!

基本スペック&他モデルとの違いをチェック!

ドットショットジャケット 基本スペック表

ドットショットジャケット 基本スペック表

画像出典:[左]Amazon[右]Amazon
メンズ・レディースモデル共に、シーズンによりカラー展開は異なりますが、単色から配色デザインまで幅広くラインナップ。豊富なサイズやカラーの中から、自分のスタイルや好みに合った一着を選ぶことができます。

ザ・ノース・フェイスの他モデルとの違いは?

ドットショットジャケットと同じく、独自の防水透湿素材「ハイベント®」を使用した、『ベンチャージャケット』と『スクープジャケット』。見た目も似ているし、イマイチ違いがよく分からない…と感じている人も多いのではないでしょうか。

そこで、スペックやおすすめシーンを比較してみました。着用シーンを想像しながら最適なモデルを選びましょう。

ザ・ノース・フェイス(ベンチャージャケット、ドットショットジャケット、スクープジャケット比較)

画像出典:[左]Amazon[中]Amazon[右]楽天市場/ナチュラム ※メンズモデルで比較
▼ベンチャージャケット

薄手で軽量、すっきりとしたシルエット。重ね着に向かないため、春夏のライトなハイキングや街での着用がおすすめ。ランニング時の防風シェルとして活用しても〇。

 

ドットショットジャケット
生地に程よい厚みがあり、重ね着しやすいシルエット。肌寒い季節の日帰り低山登山や高原でのキャンプなどにも対応。できるだけ長いシーズン着用したい人におすすめ。ベンチレーションがないので、アクティブに動くなら蒸れ軽減のためにも吸汗速乾性のあるインナーを着用するのがベター。

 

スクープジャケット
スノーカフやインナーと連結できるジップインジップ機能付きの秋冬向けモデル。メッシュの裏地や脇下にベンチレーション付きで、スノーアクティビティにも最適。

『ドットショットジャケット』の商品詳細

ザ・ノース・フェイス ドットショットジャケット(メンズ)

ザ・ノース・フェイス ドットショットジャケット(メンズ)

素材:40D/80D Taslan Nylon HYVENT®-D(2.5層)(表:ナイロン100%、裏:ポリウレタンコーティング)
サイズ:S~XXL
重量:310g(Lサイズ)
カラー:8色

ザ・ノース・フェイス ドットショットジャケット(レディース)

ザ・ノース・フェイス ドットショットジャケット(レディース)

素材:40D/80D Taslan Nylon HYVENT®-D(2.5層)(表:ナイロン100%、裏:ポリウレタンコーティング)
サイズ:S~XL
重量:255g(Mサイズ)
カラー:4色

ザ・ノース・フェイス ノベルティ ドットショットジャケット(メンズ)

ザ・ノース・フェイス ノベルティドットショットジャケット(メンズ)

素材:40D/80D Taslan Nylon HYVENT®-D(2.5層)(表:ナイロン100%、裏:ポリウレタンコーティング)
サイズ:S~XXL
重量:315g(Lサイズ)
カラー:2色

長く愛用するために!正しいお手入れ方法

ドットショットジャケット お手入れ方法

出典:PIXTA

ドットショットジャケットの快適な着心地と機能をキープするために、正しいお手入れの方法は必ず確認しておきましょう。

ポリウレタン加工は防水性に優れていますが、紫外線や湿気に弱いという性質も持ち合わせています。使用回数に関わらず経年劣化することも。使用後は濡れたまま放置せず、早めに汚れを落として乾燥させた状態を保つことを心がけましょう。

①40℃以下の液温で手洗い

塩素系・酸素系に関わらず、漂白剤の使用はNG。中性洗剤でもOKですが、機能性を維持するためにレインウェア用の洗剤を使うと安心です。合わせて撥水剤も使用すると、高い撥水性能をキープすることができるのでおすすめ。

ニクワックス テックウォッシュ

内容量:300mⅼ

ニクワックス TX.ダイレクト ウォッシュイン 強力撥水剤

内容量:300mⅼ

グランジャーズ クロージングリペア ウェア専用撥水剤

内容量:300mⅼ

②タオルで軽く水分を吸い取り、ハンガーにかけて乾かす

洗濯機での脱水や手で絞るなどは生地が傷むのでNGです。タオルなどで優しく押さえ、水滴を軽く吸い取ってから、ハンガーにかけて日陰の風通しの良い場所で乾燥させます。乾燥機やアイロンの使用も生地を傷める原因になるので厳禁。

③湿気厳禁!風通しの良い場所で保管しよう

洗濯後にジャケットが乾いた後も、できるだけ風通しの良い場所でハンガーにかけた状態で、紫外線を避けて保管するのがおすすめ。タンスなど、湿気が溜まりやすいところにしまい込むのは避けましょう。

クリーニング店を利用する際にも注意!

ドットショットジャケットは、クリーニング店でのドライクリーニングがNGです。弱い操作でのウェットクリーニングは可能ですが、お店によって価格が異なる場合や取扱がない場合もあるので要確認。

『ドットショットジャケット』で、山でも街でも快適に過ごそう!

幅広いシーンで使えるドットショットジャケット

撮影:kimi

春から秋の日帰り低山登山やキャンプで大活躍してくれる『ドットショットジャケット』。防水・透湿性はもちろん、ポケットの収納力も高いので、ちょっとしたお出かけにも重宝する一枚です。ダウンやフリースなどと組み合わせれば、寒い時期でもあたたかく快適。年中着回せる防水シェルを探しているなら、ぜひ候補に入れてみては!