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高機能グリッドフリースが8,000円以下!モンベルの新作「クリマグリッドパーカ」のコスパがすごい

高機能グリッドフリースが8,000円以下!モンベルの新作「クリマグリッドパーカ」のコスパがすごい

朝は冷え、登ると汗ばむ秋の山。そんな登山の温度差にぴったりなのが、モンベルから2025年秋に登場した「クリマグリッドパーカ」です。通気性と保温性を両立したグリッドフリースで、価格はなんとメンズ 7,800円、ウィメンズ 7,400円(税込)。

実際に秋山で試してみると、汗をかいてもムレにくく、冷え込む稜線でもしっかり体温を守ってくれる。その頼もしさに、思わず「これで8,000円以下?」と唸ってしまった一枚です。

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目次

アイキャッチ画像撮影:筆者

グリッドフリースとは?保温と通気を両立するミッドレイヤー

グリッドフリースの表面と肌面
撮影・加工:筆者

フリース素材の内側に格子状の凹凸を設けることで、空気をためて保温しつつ、汗や熱を効率よく逃がす。

この抜けのある暖かさが、グリッドフリースの最大の魅力です。

グリッドフリースとは

撮影:筆者

しっかり暖かいのに蒸れにくく、着っぱなしでも快適。秋の登山では「行動中も休憩中も着ていられる一枚」として重宝します。そんなちょうどいいバランスが魅力で、レイヤリングに取り入れる登山者も少なくありません。

ただ、少しネックなのが高機能ならではの高価格でした。

8,000円以下で手に入る高機能な「クリマグリッドパーカ」

モンベルのクリマグリッドパーカ

撮影:筆者

そんなグリッドフリースの新作がモンベルから登場!「クリマグリッドパーカ」は、なんとメンズ 7,800円、ウィメンズ 7,400円(税込)という驚きの価格。パフォーマンスのよさは、もちろん価格だけではありません。

モンベルのクリマグリッドパーカの保温力をレビューする登山者

撮影:筆者

ストレッチ性をもつ生地は動きやすく、フィット感がいいフードやサムホール仕様の袖口など、保温力を高める機能も備えています。

モンベルのクリマグリッドパーカの肌面グリッド構造

撮影:筆者

肌面は細かめのグリッド構造で、肌とは点接触になるため、汗をかいても肌離れのいいドライな着心地が続きます。

モンベルのクリマグリッドジャケット

撮影:筆者

フードタイプのほかに、中間保温着としてレイヤリングしやすいフードなしのジャケットタイプも展開。「クリマグリッドジャケット」も、メンズ 7,300円、ウィメンズ 6,900円(税込)と良心価格です。

保温と通気が快適で、秋冬レイヤリングのレギュラー入り!

モンベルのクリマグリッドパーカを秋山でレビューする登山者

撮影:筆者

10月中旬の美ヶ原ロングトレイルや北八ヶ岳で、「クリマグリッドパーカ」を試してきました。ひんやりとした山の空気のなかでも、ほどよく暖かいのに、登りで汗だくになることはありません。

汗をかいても内側がベタつかず、休憩中は体を冷やさない保温力を発揮。フードをかぶれば、首から頭までやさしく包み込まれ、安心感が広がります。

お手頃価格を感じさせないほど高い完成度で、まさに秋山から冬山まで頼れる一枚です。それでは、山で実感した頼れるポイントを紹介していきます。

登りで汗をかいてもムレにくい

モンベルのクリマグリッドパーカの蒸れにくさを行動中にレビューする登山者

撮影:筆者

テンポよく登ると、体は熱くなってきますが、ウェア内に熱がこもる感じはありません。しっとり汗はかくものの、ほどよく風が抜けてくれて、快適に行動し続けられました。

雨や朝露に濡れても、すぐ乾く

モンベルのクリマグリッドパーカの速乾性をレビューする登山者

撮影:筆者

前日に降った雨や朝露で濡れる笹が生い茂った登山道を抜けても、稜線に出るころにはほとんど乾いていました。

乾きの速さは、登山のウェアとして大きなアドバンテージです。宿泊をともなう登山でも、安心して使える速乾性を備えています。

休憩中も快適に過ごせる保温力

モンベルのクリマグリッドパーカの保温力を休憩シーンでレビューする登山者

撮影:筆者

通気性が高い分、冷えやすいのでは?と思っていましたが、休憩時にはしっかりと暖かさに包まれました。

温度計は13℃を表示していて、そよ風を感じる状況でしたが、シェルなどを羽織ることなく、広がる雲海に浮かぶ山々を心行くまで満喫。グリッド構造による効果的な保温力を発揮しているようです。

しっかりめの生地感で、安心の着心地

モンベルのクリマグリッドパーカの着心地をレビューする登山者

撮影:筆者

生地はほどよい厚みがあり、しっかりとした安心感があります。肌あたりは柔らかく、長時間着ていてもストレスを感じません。表面は滑らかで、アウターシェルとのレイヤリング相性も良好です。

モンベルのクリマグリッドパーカのサイズ感

撮影:筆者(Mサイズ着用/身長175cm、体重61kg、胸囲85cm)

着用したのは、Mサイズ。ぴったりフィットですが、ストレッチも効いているので動きやすく、岩場やクサリ場などの難所でも、スムーズに行動できそうです。

モンベルのクリマグリッドパーカの着心地をレビューする登山者

撮影:筆者

ただ、ぴったり過ぎたため、サムホールを使うと袖に突っ張りを感じました。試着をするときには、サムホールにもしっかり手を通して、着心地を試すことをおすすめします。

細部の仕様にもスマートな気配り

モンベルのクリマグリッドパーカのデザインをレビューする登山者

撮影:筆者

左右のサイドポケットは、エレメントが目立たないコンシールファスナーを採用。見た目もスタイリッシュになり、登山の帰りにそのまま街を歩いても違和感のないデザインです。

モンベルのクリマグリッドパーカの胸ポケットをレビューする登山者

撮影:筆者

胸ポケットは、スマートフォンも収納できるサイズ感。サイドポケットも合わせれば十分な収納力を備えています。

秋冬を快適にしてくれる、ミドルレイヤーの定番候補

モンベルのクリマグリッドパーカをレビューする登山者

撮影:筆者

モンベルの「クリマグリッドパーカ」は、価格以上の機能性を備えたグリッドフリース。これまで高価格帯が中心だった高機能フリースを、ぐっと身近な存在にしてくれます。

行動中のムレを抑えつつ、冷えから体を守ってくれる機能性。街にも馴染むデザイン。コスパが高く高機能なこの一着は、この秋冬のミドルレイヤー選びで見逃せない選択肢になるはずです。

モンベル クリマグリッドパーカ Men's

平均重量 324g
サイズ S、M、L、XL
カラー ブルーグリーン(BGN)、ブラック(BK)、グリーン(GN)

モンベル クリマグリッドパーカ Women's

平均重量 286g
サイズ XS、S、M、L、XL
カラー ダークグレー(DGY)、ライトグレー(LGY)、イエロー(YL)

モンベル クリマグリッドジャケット Men's

平均重量 298g
サイズ S、M、L、XL
カラー ブルーグリーン(BGN)、ブラック(BK)、グリーン(GN)

モンベル クリマグリッドジャケット Women's

平均重量 258g
サイズ XS、S、M、L、XL
カラー ダークグレー(DGY)、ライトグレー(LGY)、イエロー(YL)