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女子テントのお役立ちグッズ

教えて先輩!女子テント泊で「あると便利すぎる」お悩み解決グッズ10選

山の上でのテント泊は登山中級者の憧れ。でもすべてが揃っている街の家と違って、あれこれ不便や不快がありそうだし、コンビニもない……。テント泊に一歩踏み切れないみなさんに熟練テント泊登山者が「女性ならではのお悩みや心配」を解消するべく、「あってよかった!」というアイテムをご紹介します。

目次

アイキャッチ画像出典:PIXTA

人目が気にならないテントは、女子には最高なはず!だけど…

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山行中に貴重なプライベート空間を確保できるとあって、服の着替えやメイク落としなどが気になる女子はぜひトライしたい「テント泊」。
でも、そのなかは密室空間だけに、ほかのひとがどう過ごしているのかがわからず謎が多い……。

自分だけの空間は快適だけど、お風呂もベッドもエアコンもない、不便でも使えるものが限られているテント暮らし。本当にわたし、1晩過ごせるかな……(心配)。

実は熟練テン泊女子も直面していた「何とかならない、これ?」

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そこでYAMA HACKを運営しているスペースキー社内で、熟練テン泊登山女子にヒアリングを行いました。

1)テント泊で気になること
2)それを解消するために携行しているアイテム

熟練テン泊女子たちが何泊ものテント生活の末に導き出した、すぐに使えるあれこれの技と道具。
今回はそれをみなさんにもご紹介いたしますね!

つい夜中に目が覚めてしまう「底冷え」

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寝袋に入りシュラフマットの上に寝ているといえど、自宅に比べれば「ほぼ野宿」のテントの夜。

特に女性は男性より冷えを感じやすいということもあり、熟練女子もこの解決にはあれこれ知恵を絞っています。そのなかから3つのアイデアをご紹介します。

100均アルミシート|薄いけどあると効果ありの1枚プラス

ホームセンターなどで売っている1,000円前後の厚手のものもありますが、かさばらずに持ち運べる100均のアルミシートが活躍。キッチンコーナー、レジャーコーナー、日曜大工コーナーなど結構分散してサイズが色々売っています。
シュラフマットの下に1枚敷いておくと冷えを軽減します。

防災商品 4層!静音 防寒・防風アルミシート

商品サイズ 約2130×1370mm
個装サイズ 約100×130×15mm
材質 アルミ蒸着ポリエステル

ペットボトルやナルゲン|即席湯たんぽで中からぬっくぬく

夕食を作るときなどに多めにお湯を沸かして、水筒にいれておけば即席湯たんぽ代わりになります。足元やおなかなど冷える場所にぜひおすすめ。ペットボトルやプラティパスなども使えますが、耐熱温度は事前に確認しましょう。また低温やけどにならないよう、服で包むなどの工夫もしておくと安心です。

NALGENE 広口0.5L

容量:約0.5L
材質:本体/飽和ポリエステル樹脂、キャップ/ポリプロピレン
耐熱温度:本体/100℃、キャップ/120℃
耐冷温度:本体/-20℃、キャップ/0℃

メリノウールの長袖T&タイツ|着心地さらさらで寝付きも抜群

シュラフやアウトドアウェアは素材感が普段のものと違うので、何だかリラックスできない……。そんなときにはメリノウールの長袖Tシャツとタイツがあると、一気に快適度がアップします。汗でベタついた身体を拭き取った後ならば、さらによし!

ナンガ インナーUネック ロングスリーブTEE (レディース)

素材:メリノウール100%

ナンガ インナーレギンス

素材:メリノウール100%

お風呂がないから諦める?「臭いとベタつき」

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ソロテントだと他の人を気にしなくていい、というのはありますが、やっぱり女性にとって不快な「汗のベタつき」と「臭い」。乾燥・消臭・拭き取りの3つの基本を押さえることは、小さなテント内でも可能ですよ。

細引き|非常用品が室内物干しに早変わり

テント内で汗をかいたブラやTシャツを脱いですっきりしたものの、外に干すのはやはり男性の目が気になる……。そんなときはテント内のループに洗濯ひもがわりに細引きを結ぶことで、簡易室内物干しにすることができます。細引きは靴紐が切れたときなどにも使えるので、エマージェンシーアイテムとしても携行しておくべし。

アトウッドロープ マイクロコード

安全で使いやすい細引きロープ。テントのガイラインやファスナータブに使用できます。エマージェンシーセットに入れておけば万が一のときも安心です。
太さ:φ1.18mm
長さ:38m
耐荷重:45kg

小分け消臭スプレー|洗いたいけど洗えないときの救世主

テント内で脱いだ服をくんくんすると、やっぱり汗臭さが気になる。そんなときのために、小分けのスプレーボトルに入れた消臭スプレーを持っていきます。服を洗うことはできないけれど、臭いの軽減には効果ありなので、翌朝気持ちよく出かけられます。

ファブリーズ 布用消臭スプレー ダブル除菌

成分:トウモロコシ由来消臭成分、除菌成分(有機系)、香料

ハンドタオル|基本のアイテムが実は使える!

汗拭きシートを持参する人も多いかと思いますが、サイズも小さく、ちょっと物足りなさを感じてしまうことも。そんなときはシンプルに、水に濡らしたハンドタオルで拭き取るというのも効果的。ガーゼ素材のハンドタオルであれば、乾きも早くて重宝します。お湯を使えばさらにさっぱり度アップ。洗濯物と一緒に持ち帰るとゴミにもならず一石二鳥です!

ガーゼ ハンドタオル

生産地:日本
サイズ:約34×34cm
素材:綿100%

しょうがないから放置は大敵!「カサカサ乾燥」

お肌カサカサ

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上のような不快要素はぱっと思いつきますが、見落としがちなのが「スキンケア」。実は標高が上がることで紫外線も強くなります。メイクは妥協しても、UVケアと保湿に関しては妥協しないでしっかりと!

UVカットリップクリーム|行動中だけでなく夜のお手入れも

「リップはいつも持ち歩いている」という人も、実はUVカットについては見落としがち。高所でのアクティビティなので紫外線も強く、皮膚の薄いくちびるはダメージを受けやすいのです。下山してから慌てないように、夜もしっかり塗ってケアをしましょう!

ロート製薬 メンソレータム ディープモイスト(無香料)

無香料
UVカット SPF20、PA+
効能・効果:唇のあれ・乾燥・ひび割れを防ぐ、唇にうるおいを与える、唇をすこやかに保つ、唇のきめを整える、唇を保護する

ハンドクリーム|ウェットティッシュを使った後はしっかり保湿

こちらもケア用品系。特に夏は必要性を感じないアイテムですが、登山中は岩場をつかんだり、手が洗えないことでウェットティッシュを使ったりと、手の潤いが足りなくなりがちです。こちらも小分けのクリーム容器に必要分だけ入れれば、大した荷物にはならないのでぜひ持参を。

ユースキン ハンドクリーム(50g)

成分:グリセリン、水、ステアリン酸、ミリスチン酸イソプロピル、ステアリン酸グリセリル(SE)、TEA、酢酸トコフェロール、ピリドキシンHCL、カミツレ花エキス、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル、水添ココグリセリル

自分の城だから陥りがち。「整理整頓できない!」

荷物の分別

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よくテン泊初心者に聞かれるのが「テント内で荷物をどう配置したらいいのか?」という問題。小さな空間なので、使う際の導線がスムーズになるよう配置できればOKです。水やヘッドランプ、上着などすぐ使うものは頭の近くに、ゴミや汚れているものなどは足元に、と自分の「ベストポジション」を探していきましょう。

特に狭い空間で気になる「汚れ物」「ゴミ」のためのオーガナイザーがあれば、空間も気分もよりすっきりしますよ。

スタッフサック|きれいな服と汚れ物を分けてすっきり

ゴミ袋で荷物を分けることもできますが、意外とガサゴソ音が大きく、周りの人への気配りが必要。おすすめはスタッフサック。「きれいな服用」と「帰ったら即洗う服用」の2つあると便利です。下山時の温泉などの脱衣所にザックが持ち込めない場合にも、バッグがわりに使えて重宝します。

シートゥサミット ウルトラシルナノ ドライサック 4L

さらなる軽量化を目指したドライサック。 Ultra-SilRNanoと呼ばれる15デニールのSil / PUナイロンファブリックを使用し、 標準的な30 D Ultra-SilRドライサックより30%軽くなったドライサックを作成。 ウルトラSILナノ 15Dナイロン採用で優れた耐久性と軽量性を極めた防水袋です。 なめらかなシリコン浸透加工を施すことでパッキングが容易にできます。 吸水しないHypalon製ロールトップクロージャーで抜群の防水性を誇ります。
サイズ:約横17×奥行11×高さ33cm
重量:19g

ジッパー付き保存袋|臭いや汁気を封じ込めるにはマスト

食事後の器の拭き取りに使ったティッシュや使用済み生理用品、ティーバッグなど、臭いや汁気のあるゴミをテント内に置いたり、ザックに入れて持ち帰るのはやや抵抗がありますよね。そこでおなじみのジッパー付き保存袋。マチありなら倒れにくいので、テント内のゴミ箱がわりにできます。

クレハ クレハ マチ付きフリーザーバッグ M 16枚

大きなマチつきで、立てて使えます。

試行錯誤も楽しい、山のマイハウス生活!

女子のテント泊

出典:PIXTA

「ちょっとテント泊って大変そう……」
「意外とそれくらいのアイデアで大丈夫なんだ!」

この記事を読んで、テント泊でのイメージをつかんでもらえると、どこまでが自分の許容範囲かも見えてくるはず。

山でのテント泊が不便なのは百も承知。でも乗り越えられると、満点の星空や最高の朝日を拝めるだけでなく、「自分で衣食住を背負って登る」という登山への小さな自信にもつながります。ぜひ、テント泊の世界へ一歩踏み出してみてくださいね。