コース詳細

淀川登山口からスタート。駐車場とトイレ、登山ポストが設置されています。通年使用できますが、冬季は路面凍結のため、近寄れないこともあります。
公共交通機関を利用する場合は、バスで「紀元杉」まで。そこから徒歩約30分です。

森の中を約40分歩くと、淀川避難小屋に到着です。小屋前はテント場になっており、トイレもあります。ここを過ぎると携帯トイレブースしかありませんので、注意しましょう。

しばらくは森の中を進みます。木道や木の階段も多くあり、花の季節には、この辺りからヤクシマシャクナゲやサクラツツジを見ることが出来ます。

しばらく進むと、左手に「高盤岳展望所」の案内があり、脇道を少し入ると目の前に高盤岳が。その頂上には奇岩「トーフ岩」を見ることができます。

急に視界が開け、小花之江河、花之江河と湿地が現れます。携帯トイレブースも設置されているので休憩ポイントに最適です。

日によって水量が増えることもあるので、足元には注意しましょう。

標高があがってくると、徐々に岩場が増えて来ます。鎖場も数カ所あるので、気を付けて進みましょう。

標高1700m地点の投石平は、黒味岳・投石岳・永田岳などを見渡せる絶好の休憩ポイントです。

栗生岳手前の鞍部には最後の携帯トイレブースが設置されています。

栗生岳(くりおだけ)は古くから山岳信仰の場にもなっています。

栗生岳をすぎると、やっと宮之浦岳の山頂が見え的ます。ヤクシマダケ(ヤクザサ)の群落の中を、山頂に向けてすすみましょう。

山頂に到着!ここからの展望は良く、島の山々はもちろん、天気の良い時には、九州本土や口永良部島、種子島までも見渡すことができますよ!
1泊2日コース|避難小屋泊で縦走、縄文杉も見に行こう。

- 【体力レベル】★★★★☆
- 1泊2日
- コース距離:約20km
- コースタイム:約14時間
- 【技術的難易度】★★★☆☆
- ・ハシゴ、くさり場を通過できる身体能力が必要
・地図読み能力が必要
荒川登山口から、縄文杉、山頂を経由して淀川登山口へ下山する、1泊2日の縦走コース。トロッコ道では、屋久杉伐採でにぎわった集落跡を通過するなど、より深く屋久島を知ることができます。避難小屋は、ハイシーズンには混雑して中に入れないこともあるので、必ずテントを持って行きましょう。