シートのハトメ部分の2ヶ所に細引きを結び、テント背面側で適当な位置にペグダウン、ひとまず2ヶ所固定します。
細かな調整はのちほど行ないますので、だいたいの場所へのペグダウンでOKです。
細引きの長さはいずれも3mほど用意し、ペグ側は自在結びを作っておきましょう。 そうすることで、日除けタープの張り出し具合の調整も可能になります。
そして、反対側のハトメにトレッキングポールの先端 (石突) を挿入し、ダブルフィギュアエイトノット (二重8の字結び) にした細引きをセット。 グリップを地面に立て、自在結びの調整でテンションをかけます。 これを両側で行ないます。
一旦設営後、ペグダウン4点の位置調整を行い、均一にテンションがかかるようにします。
すると、このような日除けタープの出来上がりです!
ツェルト設営同様、多少の慣れが必要ですが、かなり簡単にタープが設置できます。
なお、自在結びは非常に便利なので覚えると役立ちますが、事前に結びを作った細引きを持参すると良いでしょう。
または、フォトのような自在金具を装着しておけば、ロープワークを覚えていなくても自由自在に細引きの長さ調整が可能ですのでお奨めです。 価格も6個や10個セットで数百円とお値打ち。
長さ調整が可能なトレッキングポールなら、タープの張り出し高さを自由に変えられるのでなお便利。
ツエルトとは違い、タープは練習しなくても張ることができます。同行者がいればワイワイと楽しみながら設営できるので、失敗もきっと良い想い出になるはずですよ。
レジャーシート系でもできます!
続いてはこちら。 100円ローソンで購入したレジャーシート。 サイズは180×180cmとだいぶ大きめですが、非常に薄いため、サイズ増大による重量増は抑えられます。
張り出しが大きくなるため、日陰面積が増えるのがうれしいポイント。 ただ、生地が薄いため遮熱性がいまひとつであること、および、強度が弱いため、風のある日だとハトメ部分周辺の幕が破損する恐れがあります。 よって、幕営時の風の状況によって使用是非を判断するのが良いでしょう。