目次
一度見たら忘れられない、大雪山の絶景!

また、大雪山系は、きれいな花々が数多く咲き、貴重な動植物が生息するエリア。北海道の大自然を満喫するならこれ以上の場所はありません!山頂だけでなくコース中からも素晴らしい絶景が望めますよ。
これぞ北海道!遮るもののない登山道

一度見たら忘れられない緑と白のゼブラ柄

赤岳山頂から見る大雪山の山々

山肌一面に広がる銀泉台の紅葉

胸がトキメク一面のお花畑

『赤岳』ってこんな山

標高 | 山頂所在地 | 最高気温(6月-8月) | 最低気温(6月-8月) |
---|---|---|---|
2,078m | 北海道上川郡上川町 | 12.8℃ | -0.7℃ |
大雪山系の一角を成す赤岳は、紅葉の名所としても知られる山。標高1500mまで車でアクセスできるため、登山者をはじめ多くの方から親しまれています。可憐な花々が楽しめる赤岳はフォトスポットとしても人気があり、中でも「高山植物の女王」であるコマクサは、艶やかなピンク色で人々を魅了している花です。山名の由来は、赤い花が存在することや紅葉が山麓全体に広がることなどから来ているとされます。
『白雲岳』ってこんな山

標高 | 山頂所在地 | 最高気温(6月-8月) | 最低気温(6月-8月) |
---|---|---|---|
2,230m | 北海道上川郡美瑛町 | 11.8℃ | -1.6℃ |
大雪山らしい絶景が!【赤岳~白雲岳】の縦走コース
赤岳を経由して白雲岳を目指す縦走コースは、比較的歩きやすい道。登山中にはキレイな花々が見られるので、登山を十分に堪能できるコースといえます。大雪山の絶景を味わたい人にもおすすめです!合計距離: 13.23 km
最高点の標高: 2202 m
最低点の標高: 1489 m
累積標高(上り): 1107 m
累積標高(下り): -1107 m
最高点の標高: 2202 m
最低点の標高: 1489 m
累積標高(上り): 1107 m
累積標高(下り): -1107 m
- 【体力レベル】★★★☆☆
- 日帰り
- コースタイム:8時間9分
- 【技術的難易度】★★★☆☆
- ・ハシゴ、くさり場を通過できる身体能力が必要
・地図読み能力が必要







他にも様々なコース設定が可能
赤岳〜白雲岳の縦走コースは、緑岳や黒岳を目指すなどさまざまなアレンジが可能。大雪山系を満喫したい方は、体力や日程に合わせて、自分なりのルート設定をしてみてはいかがでしょうか?余裕のある人は、緑岳(松浦岳)へ
合計距離: 17.28 km
最高点の標高: 2202 m
最低点の標高: 1489 m
累積標高(上り): 1556 m
累積標高(下り): -1556 m
最高点の標高: 2202 m
最低点の標高: 1489 m
累積標高(上り): 1556 m
累積標高(下り): -1556 m
- 【体力レベル】★★★★☆
- 1泊2日
- コースタイム:10時間29分
- 【技術的難易度】★★★☆☆
- ・ハシゴ、くさり場を通過できる身体能力が必要
・地図読み能力が必要
赤岳登山口(110分)→駒草平(110分)→小泉分岐(80分)→緑岳(50分)→白雲岳避難小屋(1泊)
【2日目】
白雲岳避難小屋(30分)→白雲岳分岐(40分)→白雲岳(50分)→小泉分岐(89分)→駒草平(70分)→赤岳登山口

紅葉の時期は黒岳へ行くのも人気!
合計距離: 15.74 km
最高点の標高: 2202 m
最低点の標高: 1489 m
累積標高(上り): 1705 m
累積標高(下り): -1680 m
最高点の標高: 2202 m
最低点の標高: 1489 m
累積標高(上り): 1705 m
累積標高(下り): -1680 m
- 【体力レベル】★★★☆☆
- 日帰り
- コースタイム:8時間40分
- 【技術的難易度】★★★☆☆
- ・ハシゴ、くさり場を通過できる身体能力が必要
・地図読み能力が必要

北海道登山の注意点
北海道の山に登るときは、本州とは違う点があるので注意が必要。山は本州よりも冷え込みやすく、ヒグマも生息しています。赤岳や白雲岳に登山する際は、今一度、装備等をチェックするようにしましょう。①大雪山はヒグマの生息地!
大雪山は、アイヌ民族から「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」と呼ばれてきた神聖な場所。ここでいう神とは、ヒグマのことをいいます。大雪山は、美しい景色や動植物の宝庫であることから人気のエリアですが、ヒグマの生息地であることを忘れてはいけません。▼熊に出会ってしまったら?
②夏でも防寒対策を
北海道の山に登るときは、夏でも防寒対策をしっかりすることが大切。道内2000m級の山の気温は、本州の3000m級の山に匹敵します。また、コース中は遮るものがほとんどなく、風も強いことから寒さを感じやすいです。夏でも低体温症になる可能性があるので、アウターなどの防寒対策は必須といえます。▼行く前に現地の天気をこちらでCHECK!
てんきとくらす(白雲岳の週間天気)
てんきとくらす(赤岳の週間天気)
▼低体温症の怖さとは…?
③携帯トイレを持参しよう
今回の縦走コースでトイレがあるのは、登山口である銀泉台と白雲岳避難小屋のみです。ただ、白雲岳避難小屋はコースから少し外れたところにあるため、実質、登山道にはトイレがありません。万が一、急に体調を崩したときのことを考えて、携帯トイレを用意しておくと安心ですよ。▼安心を一つ準備!
地図も必ずチェック!大雪山 トムラウシ山・十勝岳・幌尻岳
登山地図の定番といえばコレ!マップ詳細はもちろん、バスやマイカーでのアクセスにも便利!銀泉台へのアクセス方法
登山口がある銀泉台へは、マイカーもしくは電車・バスを使ってアクセスすること可能です。駐車場は、登山口周辺にありますが、紅葉時期は大変混み合うので、事前に最新情報をチェックしておくことをおすすめします。車の場合
札幌→道央自動車道 比布JCT→旭川紋別自動車道 上川層雲峡IC→国道39号→道道1162号電車・バスの場合
札幌駅→JR特急ライラック→旭川駅→道北バス 層雲峡→シャトルバス→銀泉台道北バス時刻表
シャトルバス時刻表
銀泉台駐車場
登山口から最も近い銀泉台駐車場。スペースも広いため、多くの登山者に利用されていますが、紅葉期はマイカー規制があるので注意が必要です。【駐車場情報】
住所:北海道上川郡上川町層雲峡銀泉台
電話番号:011-709-2311(国土交通省 建設部 道路計画課 企画第2係)
駐車台数:90台
料金:無料
【注意】紅葉の時期はマイカー規制
銀泉台周辺では、毎年紅葉の時期にマイカー規制がされています。必ず事前にチェックをお願いします。マイカー規制の時期やエリアはコチラ
【大雪山レイクサイト駐車場】
大雪山レイクサイト駐車場は、紅葉時期に設けられる臨時駐車場。駐車場からはシャトルバスが運行しています。
住所:北海道上川郡上川町層雲峡
電話番号:01658-2-4058
駐車台数:700台
料金:一人200円(マイカー規制協力金)
大雪渓と深緑のコントラストが美しい!赤岳・白雲岳

【登山時の注意点】
・登山にはしっかりとした装備と充分なトレーニングをしたうえで入山して下さい。(足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、ヘッドランプ、帽子、ザック、速乾性の衣類、食料、水など。)
・登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスも必携。
・もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに!
・紹介したコースは、登山経験や体力、天候などによって難易度が変わります。あくまでも参考とし、ご自身の体力に合わせた無理のない計画を立てて登山を楽しんで下さい。
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