【ケース2】トイレットペーパーないの!?

登山道には、街のようにたくさんトイレはありません。なんとなく想像できても、Nさんにも想定外のこともあったようです。
ポイント
山のトイレ事情は独特。トイレを気にしすぎて、水分を控えると脱水症状や体調不良につながることもあるので注意が必要!
【ケース3】こんなに食べられない・・・

山で食べるラーメンは美味しいですよね。S君もN子さんに喜んでもらうために、カップラーメンを準備しました。最初は喜んで食べていたNさん。ですが、S君が「山にはスープは捨てちゃいけないから、残さず飲んでね!貴重な栄養源だからね!」というと、表情が曇っていきました。
ポイント
喜んでもらうための気持ちはGOOD!でも、相手が困らないように事前の調査をしておくのがベター!
【ケース4】寒い。どこで着替えたらいいの?

ご飯を食べてしばらくしていると、どうやらN子さんが寒そうにしている。1枚上着を羽織るものの、やっぱり寒そう。
ポイント
女性はどこでも着替えられるものではない。また、初心者には”乾きやすい服”を着る重要性はなかなか伝わりにくい。でも、女性は冷えやすい人が多く、冷えは体調にも関わるのでしっかり大切さも伝えておこう。
【ケース5】やばい・・・疲れたかも。

下山はN子さんのペースに合わせてゆっくり下山。でも、なんだかしんどそう。
ポイント
男女の体力差はしかたがない!それも考慮して、登山計画をつくろう!
せっかくの機会だから、一緒に山を楽しもう!

①日焼け対策は特に重要。山の日差しが強いことは必ず伝えよう②山のトイレは独特。トイレットペーパーやティッシュも持参がおすすめ。③食べる量も男女で違うことも。相手に選べるようにするのがベター④男性のようにどこでも着替えOKとはいかない。重要性を伝えて、リスクを回避しよう。⑤男女の体力差は仕方ない!安全第一の登山計画を立てよう。
以上、5つのポイントを気にしておきましょう。
登山は自己責任が大きいスポーツです。でも、せっかく興味を持ってくれているのだから、きれいな景色を見たり、美味しいごはんを食べて、楽しい思い出にしたいですよね。初心者と経験者、男性と女性で体力などに差が生まれるのは当然です。そういった部分も配慮しながら、お互いに楽しい登山にしましょう。
