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こんな人とは山に行きたくない!?

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登山者向け気象情報アプリ「
tenki.jp登山天気」を提供している、
一般財団法人日本気象協会が「
山の天気と登山に関する調査2017」を発表しました。
その結果をもとに、今回は「登山同行者のどのような行動・態度にガッカリするか」のアンケート結果を、ランキング形式で発表!もしかしたら、思い当たるものがあるかも!?
登山中にガッカリする行動ランキングTOP10
ここではランキング形式に、「登山中にガッカリする態度・行動TOP10」を発表していきます!
※調査対象は男性500、女性500の計1,000人です。10位「すれ違う相手が挨拶しても返さない」…24.5%

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すれ違うときの挨拶は山のマナーですが、疲れてくると億劫になってしまいますよね。山での挨拶は相手と自分のコンディションを確認する意味もあるので、億劫になったら休憩を取るなどのバロメーターにするのもいいかも知れません。
第9位「疲れてくると機嫌が悪くなる」…25.1%

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疲れるのはみんな同じこと。思うように身体が動かなくなってきたからと言って周りに感情をぶつけていてはパーティ全体の雰囲気が悪くなりますよね。
第8位「危険な場所でふざける」…25.6%

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お願いだからこれだけはやめて欲しい・・・!登山シーンでは気をつけていても思わぬ事故に遭う可能性も十分にあります。自分だけは大丈夫と思っているなら大間違いですよね。
第7位「行き当たりバッタリで無計画」…27.5%

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全体の行程を把握せずに山に入るのはとても危険。特にパーティで行動する場合は全員のレベルを把握した上で無理のない計画を立ててから入山したいものです。
第6位「登り始めてすぐに“疲れた”という」…28.5%

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登り始め15分〜20分は身体が温まっていないので疲労を感じて当然です。わざわざ口に出さなくてもわかります。どの程度歩けば自分の身体が慣れてくるのか、だいたいの目安を把握しておきたいですね。
第5位「“もう無理”を連呼する」…28.7%

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ただ「無理」と言われてもどうしようもないですよね・・・。「行程を切り上げたい」「休憩したい」「荷物を少し持ってほしい」など何が無理なのか具体的に伝える方が賢明でしょう。
第4位「遅刻してくる」…30.8%

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登山の集合時間は早朝が多いですよね。頑張って間に合わせても平気で遅刻する人がいるとパーティの雰囲気がぐっと悪くなるもの。登山計画にも影響するので、やむを得ない場合でもせめて一報入れるのがベストです。
第3位「採ってはいけない植物を採取する」…31.2%

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環境保護は自然でのレジャーを楽しむ際にいちばんに意識したいこと。場所や植物の種類によっては懲役や罰金が科せられる立派な犯罪です。
第2位「途中でポイ捨てをする」…32.4%

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ゴミのポイ捨ては街中で見ていてもとても気分の悪いもの。特に登山シーンではみなさんのゴミへの意識は高くなります。環境保護の観点からも改めてほしい行動ですね。
第1位「1人でどんどん歩いて・登っていく」…34.1%

特に初心者の方は取り残されていくような感覚はとても不安になるかと思います。パーティ内で経験差がある場合、上級者は全体のペースを把握した上で配慮ある先導を心がけたいですね。
男女別に見ると?
【調査対象…男性500人】 ※
青字は男性でのみTOP10入り
服装に関する項目は男性でのみTOP10入り。せっかく挑戦した登山も最低限の装備なく臨んではただ疲れただけで終わってしまうかも。場合によっては命に関わることも。では女性が対象ではどうでしょうか?
【調査対象…女性500人】 ※
赤字は女性でのみTOP10入り
挨拶に関する項目は女性でのみTOP10入り。挨拶は日常生活でも最低限のマナー。疲れていて挨拶をできない状況も理解できますが、無視されてしまうと悲しい気持ちになりまよね。会釈するだけでも違うのではないでしょうか。
脱!がっかりハイカー

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ペース(行程)への配慮、疲れた時の振る舞い、環境保護の意識、主にこの3点について自己中心的な行動があるとガッカリしてしまう方が多いようです。
登山はシンプルなアクティビティだけに、ちょっとした行動に人間性が出てしまうことも。思い当たることがあった方は仲間同士で確認しあってみるのもいいかも知れませんね。