【お湯だけ】「まさか山でこんな贅沢を……」シェフ本気の”絶品ポテトピュレ”で作るアレンジ山ごはん

画像撮影・加工：すべてはらぺこworks

待望の新作は、“お湯を入れるだけ”の絶品ポテトピュレ

「山は最高のレストランだ!」をモットーに、シェフが本気で作ったクラフト山飯ブランド「マウンテングルメラボ」。
山ごはんには欠かせない”軽い＆簡単”というのは担保しつつ、「まるでレストランに来た」かのような贅沢な時間が堪能できる、こだわりがつまり過ぎた絶品ごはんです。

そんなマウンテングルメラボの新作の一つが、この「すじ青のり香るポテトピュレ」。
今回はこのポテトピュレについて、ご紹介していきます。

まずは、すじ青のり香るポテトピュレを試してみることに。

基本の作り方は本当に簡単で、お湯を入れて混ぜるだけ。食感はもっちりとしていて、ほのかに香るすじ青のりの風味が特徴です。

そして、意外と印象的だったのが、タマネギのしゃきしゃきとした口当たり。さらに、公式サイトを見ると、粉末ミルクやチーズパウダー、オリーブオイルを入れるのもすすめられていましたが、そうすることでよりコク深い仕上がりになりそうです。

ササっと食べられるところが魅力ではありますが、今回はちょこっとだけアレンジしてみることに。
ひとつ目のレシピは、はむ寿司。ふたつ目のレシピは、スコップコロッケにしてみました。

肉×ポテトに間違いなし。ます寿司風の見た目に仕上げる、その名もはむ寿司。

今回、このポテトピュレを「主食＝お米」に見立ててなにかできないか、というところからレシピを考え始めました。また、すじ青のりを使っているので日本的な要素も取り入れたい……。
そんなときにふと浮かんだのが、富山名物のます寿司でした。

笹の葉を容器にならべ、その上に酢飯を盛り、塩漬けにしたますを乗せるのが本家ですが、今回は笹の葉を大葉、酢飯をポテトピュレ、ますを生ハムに変えてみました。もともと肉料理の付け合わせに使われることの多いポテトは、肉との相性は抜群。そこに大葉のさわやかさを加えてみました。

さらに、スライスチーズを入れることで、山ごはんに求めたくなるがっつり感をプラス。なかなかにパワフルな仕上がりですが、食べていくとすじ青のりの風味もほんのり感じられて、ほのかに日本的な要素も感じられる一品です。
今回は、本家ます寿司にならって円形の器に入れたかったので、丸形のフライパンを器にしてみました。

材料1～2人分

作り方

すじ青のり香るポテトピュレに、お湯を入れて軽く混ぜたら、さらにマヨネーズを加えてよく混ぜます。

器に大葉を敷き詰めます。

よく混ぜたすじ青のり香るポテトピュレの半量を、大葉の上に盛ります。

スライスチーズを乗せます。

すじ青のり香るポテトピュレの残りの半量を、スライスチーズの上に盛ります。

生ハムをきれいに乗せたら完成です！

揚げてないのにサクッと美味しい！スコップコロッケを召し上がれ。

時々ふと「ああ、揚げ物食べたい」と山の上で思うことがありますが、山ごはんとしてはだれでも簡単にできるものではありません。
山で「美味しい！」を実現するのは意外と難しいもので、マウンテングルメラボの公式サイトに書いてある「山でこそ美味しいものを食べたいんだ！」という思いはものすごくよくわかります。

今回は、その精神をリスペクト。「山でこそ揚げ物を食べたいんだ！」という決意のもと考えたのが、スコップコロッケです。

と言いつつも今回のレシピに揚げる工程はないのですが、ちゃんとコロッケな感じがあり満足感は抜群。口に入れたときのサクッとした食感は、イメージしているコロッケそのもの。
ボリュームもあるので、山ごはんにぴったりの一品ですよ。

材料１～2人分

作り方 

すじ青のり香るポテトピュレに、とりそぼろ、牛乳を入れてよく混ぜます。

パン粉をきつね色になるまでよく炒ります。炒ったパン粉は、コッフェルなどにいったん取り分けます。

フライパンに油をひき、よく混ぜたすじ青のり香るポテトピュレを焼きます。焼き目が付いたら軽くかき混ぜ、すじ青のり香るポテトピュレが全体的に温まってきたら火を止めます。

先ほど炒ったパン粉を敷き詰めたら完成です。

お好みでソースをかけてお召し上がりください！

山ごはん都々逸

そもそも美味しい食材や料理でも、ひと手間加えるだけで雰囲気ががらりと変わることも。アレンジレシピって、ギャップ萌えの魅力にも通じるような気がします。

※都々逸とは、七七七五からなる定型詩のひとつです。

今回紹介した、「すじ青のり香るポテトピュレ」はこちら

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