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雲取山紅葉の見頃は?

日本百名山や新・花の百名山にも選ばれている標高2,017mの雲取山は、白岩山と妙法が岳を含めた三峰山の1つでもあります。雲取山は奥多摩・奥秩父の山間部にあるため登山行程が長く、山頂よりすぐ下にある雲取山荘に宿泊するかテント泊で登山するのが一般的。登山初心者からステップアップするのにはピッタリです。
雲取山の紅葉 見頃はいつ?

雲取山登山は様々なコース設定が可能

雲取山は東京都・埼玉県・山梨県の3県の境にあるため、さまざまな登山口・アクセス方法があります。
今回はアクセス良好で駐車場も完備されており、紅葉の時期には紅葉まつりも行われる【三峰ルート】の紅葉登山を紹介します。
登山道の最新情報を確認しよう!
自然災害などにより登山道や道路が通行止めなどになっている可能性もあります。出かける前に最新情報を確認し、ルートの通行の可否を調べて登山計画を立てましょう。奥多摩ビジターセンター|登山道・道路状況一覧
山と高原地図 雲取山・両神山
【1泊2日】カラマツが美しい!三峯神社から往復コース
1つ目に紹介するのは、三峯神社から雲取山山頂まで霧藻ヶ峰と白岩山の2つのピークを越えて行く往復コース。大半の登山道は樹林帯ですが、紅葉の時期には色彩豊かな秋の景色に変わります。三峯神社の鳥居をくぐった場所に登山届投入箱があるので、登山届を忘れずに。合計距離: 21.27 km
最高点の標高: 1995 m
最低点の標高: 1048 m
累積標高(上り): 3406 m
累積標高(下り): -3406 m
最高点の標高: 1995 m
最低点の標高: 1048 m
累積標高(上り): 3406 m
累積標高(下り): -3406 m
- 【体力レベル】★★★☆☆
- 1泊2日
- コースタイム:9時間55分
- 【技術的難易度】★★☆☆☆
- ・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
ルート概要
1日目:三峯神社(25分)→妙法ヶ岳分岐(70分)→地蔵峠(15分)→お清平(80分)→白岩小屋(100分)→雲取山荘
2日目:雲取山荘(30分)→雲取山山頂(20分)→雲取山荘(90分)→白岩小屋(60分)→お清平(25分)→地蔵峠(50分)→妙法ヶ岳分岐(20分)→三峯神社



▼雲取山のコース詳細についてはこちらの記事をチェック!
【1泊2日】三峯神社~奥多摩へ歩くルートも人気
もう1つのおすすめルートは、三峯神社から奥多摩へ歩くルートです。雲取山荘でゆっくり過ごしたあとに雲取山山頂へ。山頂からのブナ坂まで開けた石尾根の紅葉も見事です。ゴールの堂所まで、紅葉の余韻が楽しめる人気のコース!合計距離: 22.8 km
最高点の標高: 1995 m
最低点の標高: 552 m
累積標高(上り): 3630 m
累積標高(下り): -4140 m
最高点の標高: 1995 m
最低点の標高: 552 m
累積標高(上り): 3630 m
累積標高(下り): -4140 m
- 【体力レベル】★★★☆☆
- 1泊2日
- コースタイム:9時間17分
- 【技術的難易度】★★☆☆☆
- ・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
ルート概要
1日目:三峯神社(25分)→妙法ヶ岳分岐(70分)→地蔵峠(15分)→お清平(80分)→白岩小屋(100分)→雲取山荘(1泊)
2日目:雲取山荘(30分)→雲取山山頂(20分)→小雲取山(35分)→ブナ坂(20分)→七ッ石山(57分)→堂所(80分)→小袖乗越(20分)→鴨沢


▼雲取山と一緒に奥多摩の紅葉も堪能!
▼1泊2日はちょっと…という人は三峯神社周辺のハイキングコース
三峰ルートへのアクセス情報
クルマの場合
・関越自動車道「花園」IC→国道140号線→皆野寄居バイパス経由で約2時間・中央自動車道「甲府昭和」IC→国道140号線→雁坂トンネル経由で約2時間半
公共交通の場合
・「西武秩父」駅→三峯神社行き急行バス(約1時間30分)乗換。もしくは「御花畑」駅にて乗換→秩父鉄道「三峰口」駅下車→西武バス三峯神社行き乗車・JR八高線「東飯能」駅→西武鉄道「西武秩父」駅にて三峯神社行き急行バス乗換。「御花畑」駅にて乗換→秩父鉄道「三峰口」駅→西武バス 三峯神社行き乗車
一緒に楽しみたい!雲取山周辺の紅葉スポット
雲取山周辺は山深くて自然が豊かな山域です。紅葉スポットがたくさんあり、秋は登山客や観光客で大変にぎわいます。下山後のドライブで車窓から見るのもよし、立ち寄って散策するのもよし。雲取山周辺の紅葉スポットで楽しんでみませんか?三峯神社

※2021年度の「奥秩父大滝紅葉まつり」は中止となりました
三峯神社|公式サイト
金蔵落しの渓流

秩父観光なび
大血川渓流観光釣場
雁坂トンネル周辺の紅葉

下山した後は温泉でリラックス
下山後の体はむくんだり、足が疲れて重くなっているのを実感する人が多いのではないでしょうか。特に登山靴を脱ぐと、足の解放感が気持ちいいですよね。そこで、下山した後に立ち寄れるおすすめの温泉施設を紹介します。三峯神社興雲閣 三峯神の湯
三峯神社興雲閣は三峯神社の境内にある宿泊施設です。温泉は、筋肉痛緩和と美肌効果の効能がある大滝温泉三峯神の湯。登山も観光も楽しめる絶好の場所で、連泊を満喫できます。※2021年は日帰り入浴営業休止中
三峯神社興雲閣
大滝温泉 遊湯館
道の駅大滝温泉に併設されている遊湯館。温泉からは荒川と対岸の森林が見え、疲れを取りながら目も楽しめます。温泉のあとは、道の駅施設内で奥秩父の魅力に触れてみましょう。道の駅大滝温泉
奥多摩温泉 もえぎの湯
多摩川沿いにあるもえぎの湯は源泉が奥多摩温泉100%で、露天風呂、内風呂、足湯もある日帰り温泉施設。夕方は駐車場と温泉も込みやすいので、早めの利用がおすすめです。もえぎの湯|公式サイト
▼奥多摩周辺には他にもたくさんの温泉が
秋はすぐそこ!雲取山と周辺の紅葉で秋景色を堪能

紹介されたアイテム

山と高原地図 雲取山・両神山