標高差1,000mくらいの山ってどのくらいツライ!? 日本百名山で徹底比較!
1つの山にも複数の登山ルートが存在するので、どこから登ろうかと悩むことはありませんか? それぞれのルートには異なる魅力があります。それは「標高差」により、おもしろい特徴となって表れることも。そこで今回は、「標高差」に注目! 「標高差」としんどさの関係を人気の日本百名山で見てみましょう。「標高差」には、登山の醍醐味が詰まっているかも!?
2022/11/28 更新
編集者
YAMA HACK編集部
YAMA HACK運営&記事編集担当。登山をきっかけに自然の力に魅了される。山で飲むコーヒーが大好き。何かあれば必ず山に行き、心身共に整える。山について新しい視点を与えられるような記事作りを心がけて日々執筆活動を行う。
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制作者
naot
両親の影響で子供の頃から山に登り、大きなザックを背負う人を見て自分には無理だなあと思っていたらいつの間にかそうなっていました。歩き続ける縦走が好き。どうぞよろしくお願いします。
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アイキャッチ画像撮影:nao
行く山は決まったけど、どのルートで登る?

「次はあの山に登ろう!」と思ったときに、あなたはどのようにルートを選んでいますか? 複数のルートがある場合、登山口までのアクセスの良さやコースタイム、コース中の見どころなど、選ぶポイントは様々。そんなとき併せて見ておきたいのが、登山口から山頂までの高低差である「標高差」です。
「距離」と「しんどさ」が比例するとは限らない!?

というのも、コースの距離や時間だけで、必要な体力度を判断するは難しいもの。短い距離でも傾斜がきついとしんどい登山となり、歩行時間も増えます。逆に標高差が大きくても傾斜が緩やかな場合は、距離は長くなりますが登りやすく、楽に歩けることもあるのです。
標高差にも穴がある!?

撮影:nao
ただし、単純に登山口と山頂の高低差だけでは、しんどさを測れない場合も。コース中のアップダウンが多いと累積での標高が上がり、より体力が必要になります。また、標高差が小さくても、途中に鎖場などの難所がある場合もあるんです。
▼累積標高についてはこちらの記事をチェック!
同じ山でもルートによって、こんなに違う!?