行く山は決まったけど、どのルートで登る?
「次はあの山に登ろう!」と思ったときに、あなたはどのようにルートを選んでいますか? 複数のルートがある場合、登山口までのアクセスの良さやコースタイム、コース中の見どころなど、選ぶポイントは様々。そんなとき併せて見ておきたいのが、登山口から山頂までの高低差である「標高差」です。
「距離」と「しんどさ」が比例するとは限らない!?
というのも、コースの距離や時間だけで、必要な体力度を判断するは難しいもの。短い距離でも傾斜がきついとしんどい登山となり、歩行時間も増えます。逆に標高差が大きくても傾斜が緩やかな場合は、距離は長くなりますが登りやすく、楽に歩けることもあるのです。
標高差にも穴がある!?
ただし、単純に登山口と山頂の高低差だけでは、しんどさを測れない場合も。コース中のアップダウンが多いと累積での標高が上がり、より体力が必要になります。また、標高差が小さくても、途中に鎖場などの難所がある場合もあるんです。
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