ボルダリング持ち物

『ボルダリングの持ち物は?』初心者のための服装・道具・ルール総特集

オリンピック種目にもなり、注目されつつあるボルダリング。天気関係なく気軽に体験できるスポーツです。ジムの数も増えてきて、やったことある友達も周りにたくさんいるのでは?実はボルダリングを体験するときに必要な道具はたった4つ。しかもほとんどがレンタルできるので、思い立った時に気軽に体験できるも魅力です。必要な服装・道具からルールまで、初心者の疑問を全て紹介します!

目次

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ボルダリングの道具はレンタル可能!

ボルダリングをする女性

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ボルダリングとはロープを使わずに、手足で岩などの障害物を登るフリークライミングの一種。趣味や健康維持のために始める方も多いスポーツです。最近ではボルダリングジムも増えているので、スポーツジムのように気軽に通えるのも魅力的。今回はボルダリングを始めるにあたり、必要な持ち物や注意事項を解説していきます。

道具はレンタルOK!気軽に体験できます

OKの画像

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ボルダリングを始める時に気になるのが、必要な道具。たくさんの道具が必要な場合、始めるのに躊躇してしまいますよね。
ボルダリングは基本的には道具をレンタルすることが出来るため、自分で購入することなく気軽に体験することが可能です!ではどんな道具が必要なのか紹介していきます。

持ち物を準備をしよう!

ボルダリングの道具

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ボルダリングで必要な持ち物は、基本的には下記4点だけ!

①動きやすい洋服
②ボルダリング用シューズ【レンタル可能】
③チョーク&チョークバッグ【レンタル可能】
④その他小物(タオルなど)

レンタルできないのは洋服・小物のみ。さらに洋服も動きやすい物であれば基本的にはOKなので、持ち物にかかる料金が比較的低コストで体験できます。 では、それぞれの持ち物について、詳しく説明していきます。

①《洋服》基本的には動きやすければなんでもOK!

スポーツウェアの画像

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ボルダリング用のウェアもありますが、基本的には動きやすければなんでもOKです!
しかし、3つポイントを知っておくことで、さらに快適にボルダリングをする事ができます。

【知っておきたい3つのポイント】
1.伸縮性のある素材を選ぶ
ボルダリングは手足を大きく動かすスポーツ。伸縮性のあるウェアなら、手足の曲げ伸ばしがスムーズに行えます。
2.丈が短すぎるウェア・パンツは、下に重ね着しよう
下から上に向かって壁を登っていくため、丈が短すぎると肌が見えてしまうことも。スパッツやインナーを下に着用するなどの対策をしましょう。
3.汚れてもいい服
ボルダリングはチョークという道具を手に付けて使います。チョークの粉が舞って服についてしまったり、手についたチョークが服について汚れる場合があるので、汚れても問題ない服を選びましょう!

▼ボルダリングにおすすめ服についてもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみてください

②《靴》最初はレンタルがおすすめ!

ボルダリングシューズの画像

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ボルダリングの靴はボルダリング専用のシューズを使用します。靴には様々な形状やソールがありますが、最初はレンタルで大丈夫。もっと難しい課題にチャレンジしたくなったら、マイシューズを手に入れましょう!また、靴を購入する際は必ずお店で試着することをおすすめします。

▼どんな靴の種類があるの?と気になった方は、こちらの記事をチェック

③《チョーク&バッグ》靴同様、レンタルがおすすめ!慣れてきたら自分用を

チョークをはたいてる画像

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チョークは手の油分や汗による滑りを抑えてくれます。粉末・液体タイプなど様々ありますが、ボルダリングジムでは粉末タイプがほとんどです。チョークバッグは粉タイプのチョークを入れるための道具になりますが、レンタルする場合はチョーク・チョークバッグはセットで借りる事ができます。こちらも靴同様、慣れてきたら自分用を購入しましょう。

▼チョーク&チョークバッグが欲しい!と思ったら、こちらの記事から探してみてください。

④《その他小物》なくても体験できるけど、あると便利!

タオルと水分の画像

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ボルダリングにあると便利な小物を紹介します。無くても体験できますが、あるとさらに快適!
【タオル】ボルダリングは意外と汗をかくスポーツです。気になる方は準備しましょう。

【水分】ジムの中は意外と乾燥しています。水分はあるといいでしょう。フタがない缶の飲み物は持ち込めないジムもあるため、買う際はフタ付きのものがおすすめ。

【絆創膏】ボルダリングでは、ホールドと呼ばれる石にぶつかって擦りむいてしまったり、豆ができてしまったりする場合があります。念のため絆創膏があると安心です。

【ハンドクリーム】チョークにはアルコールが入っているため、人によっては手が荒れやすい場合が。アフターケアにはハンドクリームがあると便利です。

【ヘアゴム(髪の長い方)】登っている最中、髪が邪魔になることがあります。髪の長い方は結んでおくと登りやすいでしょう。

大事な2つの注意事項

ここではボルダリングをする際に大事な2つの注意事項を紹介します。事前に必ずチェックしておきましょう!

靴をレンタルする時は、必ず靴下の着用を!

靴下の画像

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靴をレンタルする際には、靴下が必要です。必ず持参しましょう。
どのようなタイプの靴下でも問題ありませんが、ボルダリングシューズは足を動きやすくするためタイトな作りになっています。フィット感のある薄めの靴下がおすすめです。

▼ボルダリング専用の靴下があるって知ってた?気になる人はこちらの記事を読んでみてください

ツメは必ず切って!

ホールドを掴んでいる画像

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ボルダリングは手袋をせず素手で登ります。指先でホールドと呼ばれる石を掴んで登るため、爪が割れる可能性あります。登る前には必ずツメを切りましょう。
また、ボルダリングでは普段よりタイトな作りのシューズを履くため、足の爪が長いと靴に当たって痛くなる可能性があります。手と一緒に足のツメも切っておきましょう。

▼爪が割れやすい人は、ベースコートで補強するのもおすすめ
爪が割れやすい人はベースコートを塗って補強すると、爪割れ予防になります!最近では100均一でも手に入るので、気になる人は試してみてください。

ネイルホリック ベースコート

これだけは知っておきたいボルダリングのルール

ほとんどのジムでは最初にスタッフがルールを説明してくれますが、最低限のルールだけでも知っくと安心です。

他の人の動きを見ながら登ろう

ボルダリングは一歩間違えると怪我する恐れがあります。まずは怪我を防ぐための2つのルールです。

①登らない時は必ずマットの外に!マットの上で休憩してはダメ!
ボルダリング ダメな休憩の仕方

出典:PIXTA(編集:YAMAHACK編集部)

ボルダリングのウォール(壁)の下には安全のためにマットが敷いてあります。写真のようにマットの上で休憩していると、次に登っている人が上から落ちてくる可能性があります。
マットの上では絶対に休憩せず、登り終わったらすぐにマットの外に出ましょう。

②一つの壁に同時に登らない!
同じ壁を登ってしまうとぶつかって怪我をしてしまう恐れがあります。また落下場所も同じになるため大変危険です。1つの壁に対して1人までということを覚えておきましょう!

登る前にまずは観察しよう!

次に実際に壁を登る際のルールです。いきなり登り始めるのではなく、まずこれから登るコースを確認しましょう。

登っている画像

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①自分が登る難易度を確認する
ボルダリングには何段階かでレベルが設定されています。まずは自分が登るウォール(壁)やコースの難易度を確認しましょう。ジムのよってレベル設定が異なりますが、ほとんどのジムでは壁に難易度を示す紙が貼られています。

②「スタート」と「ゴール」を把握する
スタートとゴールにはそれぞれテープが貼られてします。まずはそれぞれの場所を確認しましょう。

③同じ色・形・数字が貼ってるホールド(石)を登る
基本的には、同じ形・色・数字の貼ってあるコースを登るのがボルダリングのルール(ジムによって異なります)。スタートからどのように登り、最終的にどうゴールするのか、イメージしてから登り始めましょう。

ボルダリングは一歩間違えると怪我につながることもあるので、わからない時は必ずスタッフに質問しましょう!

▼詳しいルールや登り方、その他注意点については、こちらの記事もチェック


基本を覚えて、ボルダリングにチャレンジ!

ボルダリングをしている男性

出典:PIXTA

オリンピック競技にもなり注目度の高いボルダリング。ジムの数も増えてきており、身近なスポーツになってきました。持ち物も比較的少なく、男女問わず気軽に体験できるので、ぜひ友達と一緒にチャレンジしてみましょう!