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そのウェア、自分に合ってる?「ゴアテックス製品」選び方のポイント(4ページ目)

編:「勧められたから」という買い方から、一歩進んだ選び方ができそうです!

市塚さん:何よりも一番大切なのは、「自分で触って確かめること」だと思うんですね。メーカーさんはそれぞれ、コンセプトを持ってウェアを作っています。そのコンセプトから、自分に合いそうなものを選ぶ。そして実際にお店に行って、製品を自分の手で触ってみてください。

ゴアテックスプロダクトを触ってみる

撮影:YAMA HACK編集部

「軽い」「重い」「肌触りがいい」というのは、すべて人によって感覚が違います。また、同じ「ゴアテックス(R)プロダクト」クラスの製品でも、メーカーのコンセプトによって生地の厚みや軽さなども様々。色んなメーカーの製品を、色んなモデルを、自分で触って、着てみて選ぶことが、自分に合うウェアを選ぶ一番大切なポイントなんじゃないかと思います。

今後はもっと身近なものに!

長い期間を経て、さらに進化を続けるゴアテックス(R)製品。今後、どんなアイテムが生み出されるのかも気になります!

振っただけで乾く?画期的な新製品

編:今後、画期的な製品が出る予定はあるんですか?

市塚さん:最近出た製品がかなり面白いんですよ。「ゴアテックス(R)シェイクドライ™プロダクト」というものなんです。

シェイクドライ

撮影:YAMA HACK編集部(ゴアテックス(R)シェイクドライ™プロダクトを着用させてもらいました)

編:シェイクドライ?振っただけで乾く?

市塚さん:なんと、ゴアテックス(R)メンブレンを表地に使ったウェアなんです!

編:表地と裏地がないんですか?

市塚さん:撥水性が持続的に続くのが大きな特徴です。表地に従来通りの布がなくゴアテックス(R)メンブレンを使用しているので、防水も透湿もでき、さらに振っただけで乾いてしまうほど撥水性が高い。もちろん、今までのプロダクトの中で最も軽量でもあります。

編:でも、メンブレンだけだと耐久性が低いから表地と裏地をつけてたんじゃ・・・?

シェイクドライの撥水性

市塚さん:その通りです。これは「撥水性」に特化した製品なので、重いザックを背負う登山などにはまだ対応できません。今のところ、外からの摩擦が少ないランニングやサイクリング用ですね。

編:いずれ登山でも使えるように、進化が楽しみですね!

タウンユース製品も続々追加!

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