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そのウェア、自分に合ってる?「ゴアテックス製品」選び方のポイント(2ページ目)

夏山登山

出典:PIXTA

編:では、「ゴアテックス(R)プロダクト」の中でも、夏山登山に向いているものというと何になるでしょう?

市塚さん:C-KNIT™バッカーとパックライト(R)がいいのではないでしょうか?「C-KNIT™バッカー」は、裏地が丸編みニットで作られているんですね。なので、肌触りがすごく柔らかくて着心地がいいんです。さらに薄手で軽量、より透湿性も上がっているんです。よく汗をかく夏山にはぴったりですね。

編:確かに触った感じが全然違いますね!
ゴアテックス?プロダクトの裏地

撮影:YAMA HACK編集部

※裏地を拡大すると様々な編み方がされており、手触りが全然違います。上がC-KNIT™バッカー。
編:「パックライト(R)」とはどういったものですか?

市塚さん:「パックライト(R)」はとにかく軽いのが特徴。たいていのゴアテックス(R)ファブリクスは、表地、メンブレン、裏地の3枚を貼り合わせた「3層構造」になっています。パックライトはその裏地の代わりに、メンブレンが直接肌に触れないための特殊コーティングをメンブレンに施しているんですね。その分かなり軽量で、透湿性も高い。とにかく軽量さが大事!という方にはおすすめですね。

冬山も「ゴアテックス(R)プロダクト」で対応可能

冬山登山

出典:PIXTA

編:冬山は、夏山より耐久性が重要になりますよね。

市塚さん:はい、それでもProではなく「ゴアテックス(R)プロダクト」の冬山用ウェアで十分対応できます。ゴアテックス(R)プロダクトの中でも3層のものの方が耐久性が高いので、選ぶ時のポイントにしてもらえればと思います。

他の防水透湿素材と比較して、ゴアテックス(R)製品を選ぶメリットとデメリット

編:登山用品店に行くと、ゴアテックス(R)製品だけでなく、メーカーが独自に開発した防水透湿素材を使ったウェアが目につきます。ゴアテックス(R)ファブリクスと他の防水透湿素材を比較して、ゴアテックス(R)ファブリクスの製品を選ぶメリットやデメリットが知りたいです。

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