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夏休みどの山へ行く?比較的登りやすい3000m級の山10選(2ページ目)

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⑥ 中央アルプス 宝剣岳(2931m)

宝剣岳
出典:PIXTA

中央アルプスのシンボル的な宝剣岳。駒ケ岳ロープウェイで千畳敷に降り立つと、目の前に、宝剣岳の岩峰がそびえ、迫力満点です。

宝剣岳へのルートは、千畳敷から乗越浄土を経て山頂へ行くルートが一般的。山頂付近は、岩場のクサリが連続しているので緊張します。ヘルメットは必須!千畳敷から極楽平経由で登ると、クサリのルートが長くなるので、岩場歩きをなるべく短くしたい場合は、前者のルートが良いでしょう。

  • 所在地:長野県木曽郡上松町、大桑村、駒ヶ根市、上伊那郡宮田村
  • レベル:初・中級
  • コース:千畳敷 〜 乗越浄土 〜 宝剣山荘 〜 宝剣岳往復
  • コースタイム合計:約2時間30分(登り:1時間20分 下り:1時間10分 ※休憩時間含まず)

※夏山シーズン中は、駒ケ岳ロープウェイが大変混雑します。日帰りの場合は、朝早くロープウェイに乗りましょう。

⑦ 八ケ岳 硫黄岳(2741m)

硫黄岳
出典:PIXTA

八ケ岳の中でも登りやすい硫黄岳。北面は、迫力ある爆裂火口の断崖があり過去に活発な火山活動があったことが伺えます。硫黄岳は、登山道に岩場などの危険箇所がなく、八ケ岳入門の山で、桜平から入山するのが最短ルートです。

山頂付近は、なだらかで、八ケ岳屈指の展望が広がります。硫黄岳から北の天狗岳に縦走したり、南の横岳、赤岳まで縦走する登山中・上級者も多いです。

  • 所在地:長野県茅野市、南佐久郡南牧村
  • レベル:初級
  • コース:桜平 〜 夏沢峠 〜 硫黄岳
  • コースタイム合計:約4時間25分(登り:2時間40分 下り:1時間45分 ※休憩時間含まず)

⑧八ケ岳 赤岳(2899m)

赤岳
出典:ウィキメディア・コモンズ

東京からもアクセスしやすい八ケ岳。赤岳は八ケ岳の最高峰で、ピラミダルな山容が魅力的で人気があります。山頂部は、岩場やクサリ場が多く急登なので注意が必要です。

赤岳へは、美濃戸から行者小屋経由で登るのが最も一般的なルートです。赤岳山荘付近の駐車場まで一般車両でも通行できますが、悪路なので車体をこする場合もあります。

  • 所在地:長野県茅野市、南佐久郡南牧村
  • レベル:初級
  • コース:桜平 〜 夏沢峠 〜 硫黄岳
  • コースタイム合計:約4時間25分(登り:2時間40分 下り:1時間45分 ※休憩時間含まず)

⑨ 南アルプス 甲斐駒ケ岳(2967m)

甲斐駒ヶ岳
出典:ウィキメディア・コモンズ

南アルプスを代表する山のひとつ甲斐駒ケ岳。山頂部分は、花崗岩で白くなり、夏でも雪をまとっているようです。峻険な山容は迫力があり、麓や中央沿線からも目立つのですぐに認識できます。

最も登りやすいのは、山梨県と長野県のちょうど境にある北沢峠から。北沢峠へは、マイカー規制のためバスを利用。北沢峠付近の小屋に宿泊して登ると余裕を持った行程になります。

  • 所在地:山梨県北杜市、長野県伊那市
  • レベル:中級
  • コース:北沢峠 〜 駒津峰 〜 甲斐駒ケ岳
  • コースタイム合計:約7時間10分(登り:4時間20分 下り:2時間50分 ※休憩時間含まず)

⑩ 南アルプス 仙丈ケ岳(3033m)

仙丈ケ岳
出典:PIXTA

標高2032mの北沢峠まで路線バスが通っているので、比較的登りやすい3000m級の山のひとつです。北沢峠から仙丈ケ岳へは、いくつかルートがありますが、稜線上を登る小仙丈尾根ルートが人気です。北沢峠を基点に、甲斐駒ヶ岳とセットで登山をする人もいます。

  • 所在地:長野県伊那市、山梨県南アルプス市
  • レベル:中級
  • コース:北沢峠 〜 小仙丈ケ岳 〜 仙丈ケ岳
  • コースタイム合計:約7時間10分(登り:4時間20分 下り:2時間50分 ※休憩時間含まず)

※紹介したコースタイムは、ヤマプラを参考にしています。休憩時間を含みませんので計画を立てるときは、休憩時間を含めた全体の行動時間を算出してみて下さい。また、コースタイムは登山経験や体力、天候などによって変わります。ご自身の体力に合わせた無理のない計画をたて、登山を楽しみましょう。

この夏、3000m級の高みへ行こう!

夜の北アルプス
出典:PIXTA

今回紹介した3000m級の山々は、日帰りが可能な山も含まれていますが、宿泊して山を満喫するのもおすすめです。さあ、この夏、3000mの高みへ登ってみませんか?

登山時の注意点

  • 登山にはしっかりとした装備と充分なトレーニングをしたうえで入山して下さい。足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、ヘッドランプ、帽子、ザック、速乾性の衣類、食料、水など。
  • 登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスも必携。
  • もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに!
  • 紹介したコースは、登山経験や体力、天候などによって難易度が変わります。あくまでも参考とし、ご自身の体力に合わせた無理のない計画を立てて登山を楽しんで下さい。

※この記事内の情報は特記がない限り公開初出時のものとなります。登山道の状況や交通アクセス、駐車場ならびに関連施設などの情報に関しては、最新情報をご確認のうえお出かけください。

登山の必携装備の準備も忘れずに

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