暑さから逃げちゃおう!夏休みは親子登山がおすすめ
子どもの夏休み、登山してみたいけど「登山経験ないし、暑いのに山に登るなんてムリ!」って思っていませんか?実は、初心者でも場所さえ選べば、楽しく気持のいい登山ができるんです。そのためには、登る山選びが重要。標高の高い避暑地を選んで登れば、親子で楽しい夏の思い出ができますよ。
山選びが重要!涼しく親子登山する時のコツ
親子で涼しく登山を楽しむには、登る山選びが重要です。一般的に、標高が1,000m上がると気温は約6℃下がると言われています。まずは標高の高い山を選びましょう。そして、緊急時に備え山小屋など他の人がいるコースをチョイス。途中で歩けなくなったりすることも考え、できればエスケープルートがある方が望ましいでしょう。また、下山後に子どもと楽しめる観光スポットのある避暑地エリアで登山すれば、観光も楽しめて2倍楽しい思い出ができますよ。
ここは要注意!子どもと登山する際に気をつけたいこと
観光地から近く、気軽に訪れることのできる山であっても、登山には変わりありません。服装などは専用のものでなくとも、スポーツウェア(コットン100%はNG)で代用したり、靴下だけは登山用のものを用意するなど少し工夫するだけで、より快適に山を楽しめます。ここでは、登山の際に、大人も子どもも気をつけたい共通ポイントや年齢別に注意したい点を紹介します。
まず知っておきたい、登山で気をつけたい6つのこと
①登山コース選びとコースタイム
年齢だけでなく子供の性質や体力に合わせて山の難易度を選びましょう。コースタイムは一般(大人)の1.5倍以上で計算し、時間に余裕のある行程に。
②エネルギーと水分の摂り方
こまめにエネルギーと水分補給をし熱中症に注意しましょう。水などよりも、薄めたスポーツ飲料などの方が効果的。また、いつもは禁止しているかもしれない飴など糖分の多いオヤツも、山では優秀な行動食。子どものモチベーションアップにも一役買ってくれるので、多目に持っていくのが◎。
③休憩の取り方
疲れていなくても、20分に1回くらいは5分程度の休憩を取りペース配分に気をつけましょう。
④山の歩き方やマナー
登山道では、落石は思わぬ事故につながりかねません。石を蹴り飛ばさないよう注意が必要です。また、どんどん先に行きたがる場合でも、1人行動は絶対に避け、必ず一緒に歩くことが鉄則です。
⑤天気チェック
山の天候は変わり易いもの。必ず事前にチェックし、雨具などを携行しましょう。また、天候が崩れそうな場合は無理に登山せず、周辺の観光などに計画を変更することも視野に入れておきましょう。
⑥体調管理
子どもはもちろん、パパママも元気であることが登山を楽しむための1番のポイントです。
未就学児
ハイキングデビューは、3~4歳頃がおすすめ。ただし、この年齢は個人差が激しいので、自分の子どもの成長に合わせた対応をしてあげましょう。トイレも自分で行け、「がんばる」「疲れた」などの言葉も自発的に発するようになる頃が目安です。
小学校低学年
目安は6〜8歳頃。小学校に入ると体力がつき昼寝もしなくなりますが、筋力はまだまだ未発達。急にスイッチが切れたように動けなくなることもあります。
小学校高学年
目安は9〜11歳頃。筋力も発達し、特に習い事でスポーツを定期的にしている子は、普段あまり運動しないパパママより運動神経が良く、パパママが追いつけない可能性もあります。
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