紅葉登山シーズンがやってくる!2025年はどこの山に登る?

長かった夏はそろそろ終わり。秋が訪れ“山粧う(よそおう)”季節は目前です。今からいろんな紅葉登山の計画を立ててワクワクしているのではないでしょうか?
山好きのみんなに聞いてみた!
そこで、YAMA HACKの公式SNSにて「「この秋、紅葉登山に行きたい山」についてのアンケートを実施。今回は82名の方に回答いただきました。ご協力ありがとうございました!
では、さっそく、ランキングを見ていきましょう。
アンケート結果発表!紅葉登山に行きたい山ランキングTOP3

どこの山か、ぜひ予想してみてください!
名前が挙がった山や場所の数は全部で27座。そのうち得票数TOP3は8座でした。
今年の1位は「神の絨毯」と称される東北のあの山。そして2位の2座も東北の山になるなど、東北の紅葉の美しさを象徴する結果となりました。
さて、あなたの登りたい山や好きな山は登場するでしょうか? みなさんの「選んだ理由」とあわせて紹介します。
【同率第3位】切り立った岩肌と紅葉のコントラスト

第3位は「日本三大岩壁」の1つでロッククライミングの聖地といわれる『谷川岳』。
トマの耳(標高1,963m)とオキの耳(標高1,977m)の2つの峰を持つ双耳峰で、日本百名山の一つでもある名峰です。谷川岳は、数々のロッククライマーが挑んだ圧倒的な大岩壁が有名ですが、紅葉の山としても人気です。
紅葉の見頃は例年9月下旬から10月下旬。谷川岳ロープウェイで天神平へ。そこから約3時間程度で山頂へ登ることができます。切り立った岩肌と紅葉のコントラストの絶景を楽しめます。
選んだ理由
稜線の紅葉が綺麗です。
選んだ理由
近くて良い山、9月下旬から紅葉が楽しめます。
【同率第3位】秋色に染まるアルペンルートの絶景

同じく第3位は、北アルプスの『立山』。立山連峰とも呼ばれ、雄山(標高3,003m)が主峰、大汝山(標高3,015m)が最高峰です。
立山は「立山黒部アルペンルート」の観光ルートとしても有名で、黒部ダム周辺の紅葉や、弥陀ヶ原、室堂平の草紅葉など、たくさんの紅葉ポイントが点在しています。
例年の紅葉の見頃は標高が高い場所から低いところへ、9月中旬から始まり、11月下旬まで約2ヶ月間に渡ります。立山黒部アルペンルートを使い、観光と登山をセットで楽しむのがおすすめです。
選んだ理由
一度行った時に感動したので、もう一度あの景色を見たいです。
選んだ理由
登山を始めたきっかけとなった山だからです。
【同率第3位】北アルプス屈指の紅葉の絶景

同率第3位3つめは、穂高連峰の中腹に広がる景勝地『涸沢カール』。
標高約2,300mの涸沢カールは、氷河が削ったお椀型の形状。穂高連峰や槍ヶ岳登山のベースとして山小屋やテント場が充実しており、夏は高山植物、秋は紅葉の名所としても人気があります。
紅葉の見頃は例年9月下旬から10月上旬。北アルプスの岩峰群を背景に、赤や黄色に色づくナナカマドやダケカンバが斜面を彩る絶景は、多くの登山者を魅了します。
選んだ理由
さっき高速バスの予約をしたので!
選んだ理由
日本一の紅葉だからです。
【同率第3位】秋色に染まる花の名峰

第3位最後は、高山植物の宝庫として人気の『秋田駒ヶ岳』です。
秋田駒ヶ岳(標高1,637m)は、数百種の高山植物が自生する花の山としてのイメージが強いですが、紅葉の山としても人気。8合目までバスが通じているので手軽に登山できるのも魅力です。
紅葉の見頃は例年9月下旬から10月上旬。男岳の南東に延びる「ムーミン谷」は、チングルマの紅葉をはじめ、極彩色のパノラマが広がる人気のコースです。
選んだ理由
昨年行って、素晴らしい紅葉だったので。
選んだ理由
チングルマの葉っぱが赤く紅葉したムーミン谷の景色が最高!