オニオンフーディとセット着用で“動きやすくドライに過ごせる”パンツ

パンツを取り上げたので、少し脱線。
軽量で速乾性に長けたオニオンフーディは、同様の機能を持ったパンツと合わせて着用することで、そのどちらの「よさ」も引き出してくれます。バックポケットにオニオンフーディを収納できると紹介した、ナッティ ロングパンツ プラスが、まさにソレです。
オニオンフーディ同様に、こだわりを多く感じるパンツですが、もっともよい点は生地です。

グリッド状に織られたストレッチ生地は、オニオンフーディ同様に凸凹しているので肌離れがよく、通気性も申し分ありません。だから、履き心地がドライで軽いんです。
ドライだけ、軽いだけのパンツは多くありますが、ドライで軽いロングパンツは、かなり少数派です。しかも汗っかきな私が大汗をかいても、腰や尻部分に大きな汗染みができません!なんでだろう?とパンツに水を垂らしてみて、驚きました。

まだ新品ということもありますが、パンツ本体の生地の撥水性がかなり高いんです。だからレインウエアではなく、ただのトレイルパンツで、上画像の弾き方なんです。
でも、この撥水力だと、汗はそのまま足を伝ってソックスに落ちてしまうような?と思ったら……

アンダーに着用したインナーパンツが吸汗したことも考えられますが、、どうやら、ウエスト部をぐるりと囲むポケットのメッシュ素材も、汗を吸ってくれたようです。速乾性があるのでビショビショにはなりにくいですが、もし防水仕様ではないスマホをポケット収納する場合には、ちょっと注意が必要かもしれません。
しかし大汗をかくことのない多くのハイカーさんにとっては、ドライで軽量、快適な3シーズンパンツになってくれるでしょう。オニオンフーディとともに、活用してみてほしいです。
ちゃんとつくられているモノを選びたい!

「ちゃんとつくられているよなぁ」と感じるのが、タブです。ジッパータブに、ナイロンテープやストラップで済ませてもよいところを、オニオンフーディは樹脂製のオリジナルタブを装備させています。こういうのを見ると、つくり手の、ブランドの想いを感じます。
正直に言えば、タブにブランドロゴなんて入ってなくても機能的には変わりません。でも、それを承知で敢えて装着しているんですね。それで高価にすることもなく、多くのウィンドシェル同等の価格帯です。

そう、価格も含めて、フツーのハイカー、ランナーの希望を取り入れています。ちょっと試してみようかと思えて、実際に試してみれば、ヘッドランプブランドが片手間でつくったモノだろうと考えていた自分の間違いに気が付く、完成度の高さに驚くでしょう。
いや、私は驚きました!
それではみなさん、よい山を!!
マイルストーン オニオンフーディ