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山岳遭難に合わないために!傾向と対策を知って楽しい登山にしよう(4ページ目)

気象遭難の対策

土砂降りの山

出典:PIXTA

1.天気予報をチェック!
頻繁に天気予報をチェックしてください。特に、「ヤマテン」や「てんきとくらす」など山に特化した天気予報サイトを利用するのが有効です。

2.予備日を設ける
日帰り登山では、その日の天気が悪ければ”行かない”という選択肢もありますが、縦走登山では、行くか留まるか、またはコース変更して下山するかなど、判断するのに難しい場合があります。なので、縦走登山では無理な行動を防ぐために、予備日を設け食料も多く持参しましょう。

転・滑落遭難の対策

トレッキングポール

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1.三点支持をしっかりと
岩場の悪路では三点支持(両手両足のうち3ヶ所で体をささえて残りの1ヶ所だけを動かすこと)が基本です。

2.余裕を持って
前夜に寝ずに車を走らせ、仮眠をとり入山したりすると午後は、眠気と疲れで集中力が低下し、転倒・滑落にいたるケースもありますので、日程には余裕を。

3.日ごろのトレーニングを!
特に中高年登山者の転・滑落事故が多いので普段のトレーニングを心がけてください。脚力を鍛えるトレーニングをしたりバランス感覚を鍛えることも大切です。また、いきなり険しい山登りをするのではなく、まずはハイキングから足慣らしをしてきましょう。

4.ストック(トレッキングポール)を使用する
ストックを使用するのも転倒を防ぐのに効果的です。

5.しっかりとした登山靴で!
転・滑落は、険しい登山道だけではなく、落ち葉や石でスリップして滑落というケースも多いので、登山靴にも注意が必要です。足首まであり靴底もしっかりフリクションの効くタイプを選びましょう。

装備不足による遭難の対策

山岳遭難時に役に立つツエルト

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1.ツェルトを持参
日帰り登山で忘れがちな装備が、ツェルト、ヘッドランプ、防寒具、非常食などがあげられます。

確かに緊急事態にしか使用しないツェルトを日帰り登山で持っていくかどうかは悩むかもしれません。しかし、ツェルトがあったがために寒さがしのげ、助かる場合もあります。しかもコンパクトで重量も1~2人用だと250gほどなので持っていく癖をつけるといいでしょう。

2.適材適所の装備で
地上は春でも、高い山ではまだ雪が多く残っていることも。アイゼンやピッケルなど必要に応じて持っていく装備を決めましょう。

楽しい登山をするために!

山頂

出典:PIXTA

せっかくの楽しい登山も遭難してしまったら台無しです。しっかりとした心構え・準備をして、素敵な登山ライフをおくって下さい!

Safe Hiking!!

安全な登山を!!

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