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その時が来てからじゃ間に合わない!登山前に覚えておきたい「携帯トイレ」の実践的な使い方(2ページ目)

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身を隠せる場所がないときに、どうするか?

山中に携帯トイレブースがあったり、体をしっかりと隠せる木立や大きな岩などがあったりすれば、自分の姿を隠して携帯トイレを使えます。しかし、広々とした草原や稜線では、完全に身を隠せる場所がないことも。そんなときはどうすればいいのでしょう?

そこで、ぜひ持っていってほしいのが、ツエルトまたはポンチョです。

どちらもいざというときには、テント タープ のように活用できる簡易的なビバーク装備やウェアの一種で、体を隠すことに一役買います。山中での安全性を高めることにもつながりますので、もしも携帯トイレを使わなかったとしてもムダな装備ではありません。

右:ツエルト 左:ポンチョ
右がツエルトで、左がポンチョ。どちらも手の平に乗るサイズで、重量は300gもありません。
ツエルトをロープで立体化した状態
ツエルトをロープで立体化した状態。この中に入れば、完全に姿を隠せます。
ポンチョを身にまといしゃがみこんだ状態
ポンチョを身にまとい、しゃがみこんだ状態。頭は出てしまいますが、肝心な場所は隠せます。

大木や大岩がなくて自分の姿を隠しきれない場所でも、このような準備をしておけば、万が一のときでもなんとかなります。

とはいえ、ツエルト ポンチョ を使ったとしても、丸見えでは恥ずかしいですし、周囲の人も不審に思うかもしれません。岩やヤブである程度は身を隠せる場所を選びましょう。

また、大事なのが「足元」の状態。滑落の恐れがある急斜面やガレ場は選ばず、繊細な植生を傷めるような場所も避けるようにしてください。

他の人の邪魔にならないように登山道から少し離れたいですが、外れすぎると道を失って遭難する可能性も。なんとかよい場所を見つけましょう。

アライテント ビバークツェルト ソロ 1人用

重量 105g
サイズ 設営時:間口80×奥行70×高さ90cm
収納時:9×7(幅4)cm
素材 15dnリップストップナイロンPUコーティング

▼ツエルトやポンチョの種類を見たい人はこちらの記事をチェック

携帯トイレといっしょに使う便利グッズ

最後に、より衛生的に用を済ませるため、携帯トイレと組み合わせて使いたい用具もご紹介しておきましょう。

普段、温水洗浄便座を使っている人には、“携帯シャワー” がオススメ。陰部を水で流すことで、たとえ長期の登山の際でも清潔に過ごせます。

左:水が出るシャワーヘッド 右:シャワーヘッドのみ
左は水が出るシャワーヘッドと水を入れるボトルがセットになったタイプで、右はシャワーヘッドのみ。
シャワーヘッドのみのタイプ 使用イメージ
シャワーヘッドのみのタイプは、ペットボトルに装着して使用します。

ただし、洗浄に使った水も携帯トイレを持ち帰るときの重量増につながります。その点も考慮しておきましょう。

またはトイレットペーパーだけでなく、ウェットタイプのシートを活用するのもオススメですよ。ただし、ウェットタイプはとくに分解されにくいので、確実に持ち帰ってください。

ファルコン 携帯シャワー ファルウォッシュ・ミニ WI-01 (防災用品/ウォシュレット)

重量 8g
素材 PP(ポリプロピレン)

ペーパーの防水対策も!持ち運び方に一工夫

トイレットペーパーの持ち方も考えたいものです。もともとトイレに流せるように作られた水溶性の紙なので、水濡れに弱く、地面に置いているだけで水分を吸収して使い物にならなくなることも。

そこで、ロールごと外側からガムテープで巻いて防水し、ペーパーは内側から使っていけば、水から守れます。このとき、底部の一端もガムテープで封をしてしまえば、濡れた地面の上にも置くことが可能。

ガムテープで底を作る
右のようにガムテープで底を作れば、ますます水の侵入を防げます。
防水袋
ペーパーを持ち運ぶ際は、防水袋に入れて。バックパック内に雨水が浸透しても、ペーパーを守れます。

山をきれいにするために、積極的な活用を!

携帯トイレ
繰り返しますが、携帯トイレを持参することは、もはやマナー。購入して保有しているだけではなく、開封して使い方を学んでおきましょう。山中に携帯トイレブースや回収ボックスがあったときは、実物を見て確認しておけば、いざというときも焦りません。

山の環境を守るためにも、携帯トイレをどんどん使っていきましょう!

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