山には登りたいけれど…
体力に自信がない。しんどい思いをするのはイヤ。いきなり長距離を歩くのは不安。こんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
そんな方にぜひおススメしたいのが、ロープウェイ・ケーブルカー・リフトのある山。
山頂までのパノラマを楽しめたり、短時間で山頂まで行ける場所なら気軽に山を楽しむことができちゃうんです。今回は西日本にある山々をご紹介します!
ロープウェイ登山の注意点
楽々行けると行っても、そこは山。しっかり準備して行きましょう。
【服装】
観光ついでに行く場合でも、動きやすい恰好がベストです。
また、標高が100m高くなると気温は0.6℃~1℃下がるといわれています。ロープウェイで一気に標高が上がると肌寒くと感じる場合もあるので、防寒具も忘れずに持参しましょう。
【靴】
サンダルやヒールは避け、最低限スニーカーなどの歩きやすい靴を用意しましょう。
ロープウェイを降りた後に、ハイキングなどを楽しみたい場合には登山専用の靴を準備しておくと快適です。
【その他】
ロープウェイには運行時間があるので、最終のロープウェイの時刻や運行間隔の確認は必須。
また、両手が使える状況で行くことが望ましいので、荷物を背負えるリュックなどを用意しておきましょう。
蓬莱山(ほうらいさん)|滋賀県
標高 | 所在地 | 体力レベル | 難易度レベル |
1,174m | 滋賀県大津市葛川木戸口町 | ★~★★ | ★~★★ |
比良山地中部、琵琶湖の西側に位置する蓬莱山。山頂一帯には、雄大な琵琶湖が望める山岳リゾート「びわ湖バレイ」があり、山頂からは360度のパノラマが楽しめるとあって観光地としても人気です。
登山ルートの難易度も低めなので、初心者にもおすすめです。山頂にはオシャレなテラスやカフェ、レストランもるので、琵琶湖を眺めながらのランチも楽しめますよ。
登山適期は4月~11月です。紅葉の美しい秋は特におすすめ。12月~3月はスキー場として営業していますのでご注意ください。
【営業時間】9:30~17:00(土日祝と8月は9:00~)
【料金(往復)】大人/2,500円、小人/1,000円
【所要時間】約4分
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比叡山(ひえいざん)|京都府・滋賀県
標高 | 所在地 | 体力レベル | 難易度レベル |
848.3m | 京都府京都市、滋賀県大津市 | ★~★★ | ★~★★ |
京都と滋賀にまたがる比叡山。大比叡と四明岳の二峰からなる双山で、古くから修行の場として知られています。
山全体が寺域であり、世界文化遺産として登録されている「延暦寺」は一つの建物はなく、3塔16谷のお堂を総称して「比叡山延暦寺」と呼びます。
殺生が禁じられている聖域であるため、市街地から近くであるにも関わらず、動植物がとても豊か。
また、山頂付近からは、京都の街並みや琵琶湖などの絶景が楽しめます。秋には見事な紅葉が見られることでも有名です。
叡山ケーブルと叡山ロープウェイを乗り継げば、徒歩15分ほどで大比叡の山頂に到着します。さらに30分ほど歩けば、延暦寺の本堂です。
ロープウェイの比叡山頂駅には、四季折々の美しい草花と印象派の陶板絵画が楽しめる庭園美術館や、びわ湖を眺めながら楽しめる足湯などもありますよ。
◆ 叡山ケーブル
【営業時間】9:00~18:15
【料金(往復)】大人/1,080円、小人/540円
【所要時間】約9分
◆ 叡山ロープウェイ
【営業時間】9:15~18:00
【料金(往復)】大人/620円、小人/310円
【所要時間】約3分
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