【管理栄養士から学ぶ行動食#1】行動食の新定番!エナジーバーのアレンジレシピ
多くのエネルギーを消費する登山。ゴハンも大事だけど、その他にも欠かせないのが”行動食”です。ゼリーやチョコレートやラムネなど、行動食におすすめの食べ物はたくさんありますが、今回紹介する”エナジーバー”は、行動しながら手軽に食べる事ができる登山におすすめの行動食の一つ。気軽にエネルギー補給できることから、多くの登山者に人気があります。そのエナジーバーは実は自宅でも簡単に作る事が!管理栄養士のshihoさんに、自宅で簡単に作れるエナジーバー、さらに絶品アレンジレシピを紹介します。
2022/11/09 更新
制作者
管理栄養士・アウトドア料理研究家
shiho
管理栄養士・アウトドア料理研究家。2児の母。
大学卒業後、病院栄養士として勤務したのち結婚を機に退職。結婚相手がたまたま登山ガイドだったことがきっかけで、山ごはんやアウトドア料理の楽しさに目覚めました‼登山はまだまだ勉強中ですが、いつか子どもたちが大きくなったら、家族みんなで色々な山に登って一緒に作った山ごはんを食べるのが夢です!
普段は登山ガイド・ヤッホー!!さん。(夫)の出演するイベントや著書にてレシピ監修・スタイリングを担当する他、企業とタイアップしてアウトドアレシピ開発などをしています。
shihoのプロフィール
アイキャッチ画像撮影:芳須勲
登山には欠かすことのできない”行動食”

撮影:YAMA HACK編集部
長時間歩き続ける登山では、想像以上に多くのエネルギーを消費します。食事をとらずに登っていると、シャリバテになったり最悪の場合倒れてしまうことも。そのため、登山中には”行動食”でこまめにエネルギー摂取をする必要があります。
歩きながら気軽に食べられるエナジーバー

さまざまな栄養素を一度に摂取でき、歩きながら手軽に食べられるエナジーバーは、おすすめの行動食の一つ。コンビニやスーパー、薬局などでも購入できることから、一度は食べた事のある登山者も多いのではないでしょうか。
エナジーバーのアレンジは無限大!
行動食としておすすめのエナジーバーですが、実はグラノーラやマシュマロなどを使って、自宅でも簡単に作る事が出来ます。
今回はそのエナジーバーをちょっとひと工夫し、さらに美味しく栄養価もアップするレシピを紹介します。
登山中の栄養補給にはもちろん、頑張った自分へのご褒美にもぴったりです!
基本のエナジーバーの作り方を簡単におさらい
アレンジレシピを紹介する前に、まずは基本のエナジーバーの作り方を紹介します。一見難しそうにも思えますが、我が家の子供(5歳)でも作れるくらいとっても簡単!まずは一度ためしてみてください。

撮影:芳須勲
(材料)1人分
グラノーラ 1/2カップ(40g)
マシュマロ 5個(約20g)
バター 5g
お好きなナッツ・ドライフルーツなど 大さじ1

撮影:芳須勲
①耐熱容器ににバターとマシュマロを入れる。電子レンジ500W で30秒加熱し、スプーン等でかき混ぜ、しっかり混ざり合うように溶かす。
※写真はバーナーを使ってシェラカップで作ったものです

撮影:芳須勲
②グラノーラ・ナッツやドライフルーツなどを加え、さらに混ぜる。

撮影:芳須勲
③四角いアルミ型等の耐熱容器に②を入れ、押し付けるように平らにならす。
※今回は100円ショップで購入した小さなパウンドケーキ型を使用しましたが、パウンドケーキ型でなくても耐熱性の型でサイズが合えば何でも問題ありません。

撮影:芳須勲
④170℃に予熱したオーブンで10~15分焼いたら完成!

撮影:芳須勲
100円ショップで手に入るクッキングシートを巻いて、ちょっとおしゃれにしたり…

撮影:芳須勲
こんな感じで小さめにカットしてボトルにしょっぱい系のおやつと共に詰めれば、最後まで食べ飽きずに行動食を楽しむ事ができます。
アレンジ①:お茶にもコーヒーにも合う!和風エナジーバー

撮影:芳須勲
まずは基本のエナジーバーに和風のアレンジを加えた、お茶にもコーヒーにもあうエナジーバーの紹介です。