山の用語クイズ―地形・自然現象編―あなたはいくつ答えられる?(3ページ目)

木が生育できなくなる限界高度のことを何と言う?

森林限界

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森林限界 ※高山帯になると、ハイマツなどの小低木が多いです。

 

夏から秋、雪渓の底が、河川によって大きくえぐられ、空洞が発達し、まるで橋のようになっていることを何と言う?

スノーブリッジ

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スノーブリッジ

 

夏になっても、雪や氷が融けないで残っていることを何と言う?白馬や剱岳の平蔵谷、長次郎谷などが有名。

雪渓

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雪渓(せっけい)

 

稜線上に積もった雪が、風下側に庇のように張り出していることを何と言う?

雪庇

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雪庇(せっぴ)※冬山では、よく踏み抜いて滑落する事故もあります。

 

寒い冬の朝に、空気中の水分が氷結し、太陽光に照らされてキラキラ光る現象を何と言う?

ダイヤモンドダスト

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ダイヤモンドダスト

 

湿原にできる池や沼のことを何と言う?

池塘

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池塘(ちとう)※尾瀬や苗場山などが有名。

 

雪崩などで落ちて堆積した岩、雪、氷などの塊一体のことを何と言う?

デブリ

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デブリ

 

斜面に積もった雪が崩れ落ちることを何と言う?最近では英語での言い方もするので、英語でも答えてみよう!

山の用語集 雪崩

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雪崩(avalanche=アバランチ)

 

山で太陽の光を背に受けた時、正面の霧や雲に映る自分の影の周りに光の輪が現れる現象を何と言う?

ブロッケン現象

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ブロッケン(ドイツ語)

 

吹雪や濃霧などで視界が利かなくなることを何と言う?

ホワイトアウト

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ホワイトアウト ※方向感覚を失い、道迷いを起こす危険が高くなる危険な状況でもあります。

 

朝焼けで、山が赤く染まる現象を何と言う? ヒント:ドイツ語

モルゲンロート

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モルゲンロート(ドイツ語で、Morgenが「朝」、rotが「赤い」という意味)

 

高山などで、摂氏0度以下に過冷却した霧や雲の粒が、岩や樹木などに吹きつけられて着氷することを何と言う?また、風上側に伸び、エビの尾状になることを俗に何と言う?

霧氷

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霧氷(俗に、「エビのしっぽ」と言う)

→次は、地形編です!

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