ここまで来たら次に気になるのが、その山へどう行くのか。今回は私が住んでいる家の近く、「東京駅」を起点に調べてみました。
木曽駒ヶ岳(千畳敷)
【車の場合】東京→駒ヶ根IC→菅野台バスセンター(約3時間半)
バスセンターからはマイカー規制のため、路線バスに乗り換え、しらび平(約30分)
【電車・バスの場合】東京→駒ヶ根駅→路線バスでしらび平、もしくは新宿駅から高速バス(約4時間半)
棒ノ嶺
【車の場合】東京→青梅IC→駐車場(約2時間)
【電車・バスの場合】東京→飯能駅→バスでさらわびの湯(約2時間)
鍋割山
【車の場合】東京→大井松田IC→駐車場(約1時間50分)
【電車・バスの場合】東京→渋沢駅→バス(約2時間)
アクセス時間を見てみると、木曽駒ヶ岳が一番遠い場所のようです。コースタイムが短くてもアクセスに時間がかかる場合、登山にかかる合計時間が長くなる場合も。
さらに注目したいのが「交通費」。車で行く場合、レンタカー代・高速料金・ガソリン代・駐車場料金がかかってきます。電車でも新幹線や特急料金が加わるとさらに高くなる場合も。木曽駒ヶ岳は交通費が他と比べてかかりそうですね…。
所在県 | グレーディング表 | 難易度 | コースタイム | アクセス時間 | 交通費(片道) | |
---|---|---|---|---|---|---|
木曽駒ヶ岳 | 長野県 | 体力:2、技術:B | 初中級者 | 約3時間 | 約4時間半 | 約6,810円 |
棒ノ嶺 | 埼玉県 | なし | 初心者 | 約4時間20分 | 約2時間 | 約1,200円 |
鍋割山 | 神奈川県 | なし | 初中級者 | 約6時間15分 | 約1時間半 | 約3,500円 |
今回はレンタカーではなく電車を利用したいので、時間・交通費を考えると棒ノ嶺・鍋割山が手軽に行きやすそうですね。
手順5:それぞれの山の魅力を調べてみた
最後に「その山に行ったらどんな楽しみがあるのか」もやっぱり大事な比較ポイント!私が感じたそれぞれの山の魅力をピックアップしてみました。
木曽駒ヶ岳の魅力
棒ノ嶺の魅力
鍋割山の魅力
鍋割山の魅力は山頂から見える富士山!名物に鍋焼きうどんを食べながら見る富士山の姿は格別です。さらにアクセスの良さや整備された登山道など、初心者に嬉しいポイントがたくさん。
3つの山、それぞれの魅力もわかりました。それでは今までの比較ポイントを踏まえて山を決めよう!と思ったところ、実は初心者が見落としやすいポイントがある事が発覚!それは…山の標高です。