【1】三ツ石山(1,466m)
岩手県八幡平にある三ツ石山は、岩手県内でも有数の紅葉スポットとして親しまれている山。どこから見ても3つの峰に見える山頂からその名が付けられました。縦走から日帰りまで体力合わせたコース選びができます。
<SWは?> 岩手県内でも屈指の紅葉スポットを堪能
9月半ばになるとナナカマドやミネカエデが色鮮やかに染まり、2017年のシルバーウィークにはすでに紅葉が始まっていました。岩手で最も早く色づくといわれる三ツ石山に近づくにつれて、どんどん紅葉が深まっていきます。
真っ赤に染まった葉と緑の向こうには、岩手山が見えるなど山頂からの展望も抜群!ジャマするものが何もない、秋の壮大な景色が広がります。
▼三ツ石山の近くの山をみる
【2】飯豊山(2,105m)
飯豊山は、山形県・新潟県・福島県にまたがる名峰ですが、山頂は福島県にあるというユニークな山。夏でも雪渓が残る奥深いエリアにあり、なだらかな山容と美しい高山植物から多くの登山者を魅了しています。体力と技術を要するため、宿泊が必須となる日本百名山の一つです。
<SWは?>優美な山容と高山植物で魅了する飯豊連峰の一角へ
例年の様子からすると、9月後半の3連休には飯豊山も紅葉シーズンを迎えるといえそうです。標高1,800m付近からはきれいな紅葉が楽しめて、切合小屋の周囲も赤や黄色へと染まっていきます。山頂からは晴れていれば飯豊連峰の最高峰「大日岳」が望めるなど、飯豊山の自然美を存分に満喫できる素晴らしい眺望です。
シルバーウィークの飯豊山 山行記録/chappybaboさん
▼飯豊山をもっと詳しく
【3】火打山(2,462m)
新潟県妙高市に位置する火打山は、日本百名山の一つ。積雪の多い自然豊かな山域は、多様な高山植物や「天狗の庭」などの湿原が広がるため、見どころも豊富です。火打山は、貴重なライチョウの生息場所としても知られています。
登山口近くにキャンプ場があるので前泊も可能。コースは一部、体力を要する箇所もありますが、基本的に整備された道なので、登山初心者でも登りやすいと人気です。
<SWは?>多彩な高山植物と湿原が織りなす自然美にうっとり
火打山は毎年9月後半に紅葉のピークを迎える山。連休一発目のシルバーウィーク時期は、湿原の草紅葉がメインで、ナナカマドがほんのり色づいています。夏の深緑と秋の訪れを感じさせる草紅葉が交わる景色は、絵になる美しさ。リンドウやカラマツソウなど高山植物を楽しみながら、移りゆく四季を楽しめます。
シルバーウィークの火打山 山行記録/kent0426jp さん
▼火打山をもっと詳しく
▼火打山の近くの山をみる
【関東】 ほんのり秋色、紅葉を先取り!
関東の紅葉はまだまだ先と思うかもしれませんが、ほんのりと秋色に染まる光景は見応えがあります。ご紹介するおすすめスポットで、いち早く紅葉を楽しみましょう!
【1】尾瀬ヶ原
連休シーズンはとても人気のある尾瀬ヶ原。2007年に尾瀬国立公園に認定されたエリアは、群馬・栃木・新潟・福島の4県にまたがる日本有数の景勝地です。木道のコースは歩きやすく、秋になると湿原は黄金色に輝きます。
尾瀬ヶ原のコースはハイキング程度なので、体力や時間に余裕のある方は、至仏山に登ってみるのもおすすめです。
<SWは?>四季折々の美しさに心奪われる、金色の草紅葉が見もの
9月の連休になると、ゆっくりと紅葉が始まる尾瀬ヶ原。高層湿原が少しずつ色を変えて赤や黄色に染まっていく光景は心が和みます。秋らしい景色の中に、エゾリンドウなど高山植物がアクセントを加えているところは見どころの一つ。至仏山の葉も色づきはじめ、秋の訪れを教えてくれています。
▼尾瀬のハイキングコースをみる
▼至仏山をもっと詳しく
【2】谷川岳(1,977m)
谷川岳は、群馬県と新潟県の県境に位置する山。都心からのアクセスもいいので、多くの登山者から人気があります。日本百名山の一つである谷川岳は、切り立った岩壁から「日本三大岩場」にも認定されています。
天神峠までリフトとロープウェイで移動することが可能。初級者から上級者まで楽しめる山といえます。
<SWは?>険峻な地形に広がる紅葉の男前な姿に惚れ惚れ
2017年のシルバーウィーク後半は、谷川岳も見事な紅葉を披露しています。方角によって色づき方が異なり、新潟側の方がきれいに染まっているので、登山の際はぜひチェックしてみるとよいでしょう。朝日が当たると美しく輝く紅葉と山肌は必見です!
▼谷川岳をもっと詳しく
【北アルプス】 一足早い、紅葉狩りへ!
シルバーウィークの北アルプスは、紅葉の見頃にはまだ早いですが、人気スポットや名山が数多く存在する山域。赤や黄色に染まりはじめた秋めく山を、一足早く満喫してみませんか?