雨飾山で紅葉登山!ブナ林や三段紅葉など見どころスポットや混雑状況を紹介

荒々しい岩場や広大な稜線など様々な表情を持つ雨飾山。日本百名山にも数えられるこの山は、四季折々の色を存分に楽しむことができるため、一年を通して多くの登山客が足を運びます。特に紅葉の時期は人気が高く、ブナの紅葉や布団菱の白を縁取るように黄色や赤に木々が色づき、さまざまな色の共演を楽しませてくれます。今回はそんな雨飾山の紅葉を堪能できるメインコース、気軽に散策できるコースを紹介します。気になる混雑情報も合わせてチェック!


アイキャッチ画像出典:PIXTA

雨飾山とは?

雨飾山
出典:PIXTA(夏の雨飾山)
長野県の小谷村と新潟県糸魚川市との境に位置する標高1963mの雨飾山。日本百名山の1つに数えられ、「猫の耳」と呼ばれる双耳峰が特徴です。山頂から見る稜線の登山道が女性の横顔に見える「雨飾りの乙女」も有名。山名は頂上に祭壇を祀って雨乞いを祈願したことに由来していると言われています。

▼雨飾山の詳細についてはコチラの記事をチェック

紅葉の見頃は?

雨飾山 紅葉
出典:PIXTA(布団菱の紅葉)
雨飾山の登山適期は6月中旬~10月下旬頃ですが、やはり1番の人気は紅葉シーズン。登山道や山頂からも素晴らしい紅葉が楽しめるため、毎年多くの登山客が訪れます。
雨飾山の紅葉情報
作成:YAMAHACK編集部
色づき始めは10月の初旬頃からで、中旬~下旬になると紅葉の最盛期。下旬には麓辺りまで紅葉が広がり、山頂に初雪が降る頃には絶景の三段紅葉を望むこともできます。
また、雨飾山の麓には紅葉の名所「鎌池」もあり、登山をしなくても紅葉を楽しめるスポットがたくさん!

紅葉登山におすすめのメインコース

雨飾高原キャンプ場からスタートする定番のルートは、日帰りで山頂を目指せる1番人気のコース。標高はそれほど高くはありませんが、コース中の景色や山頂からの眺めはアルプスの山々にも劣りません。

雨飾山コース図
出典:ヤマプラ
距離コースタイム日程難易度
7.3km6時間35分日帰り★★
参考:ヤマプラ
雨飾高原キャンプ場(110分)→荒菅沢(85分)→笹平(30分)→雨飾山山頂(20分)→笹平(55分)→荒菅沢(95分)→雨飾高原キャンプ場

バラエティ豊かな登山道には、様々な絶景と紅葉のコラボレーションが待っています。ブナ平では美しいブナ林の巨木に包まれ、「布団菱」の大岩壁群と紅葉の共演は見事。巨大な渓谷「荒菅沢」からは壮大な景色と色とりどりの紅葉が楽しめます。山頂は360度の大パノラマで、火打山や北アルプスの山並みなどに加え、日本海や遠方には佐渡島まで一望できます。

このコース上で見られる絶景紅葉

コースを歩いている途中にはおすすめの紅葉スポットがいくつかあります。雨飾山自慢の心揺さぶる光景。この時期にしか見れない美しい紅葉を、澄みきった空の下で堪能してみませんか。
雨飾高原キャンプ場の紅葉
出典:雨飾高原キャンプ場(雨飾高原キャンプ場)
雨飾山の登山口に位置する雨飾高原キャンプ場は、妙高戸隠連山公園にあり標高は1,200mほど。山々に囲まれた好立地のキャンプ場からは、紅葉の絨毯を満喫することができます。
荒菅沢の紅葉
出典:PIXTA(荒菅沢の紅葉)
荒菅沢の渓谷を見上げると、赤、黄、緑の折り重なる紅葉の美しさと岩峰の絶景がたまりません。清らかな川のせせらぎに耳を傾けながら、錦秋の豊かな彩りに抱かれてください。
布団菱の紅葉
出典:PIXTA(布団菱の紅葉)
雨飾山随一の紅葉ポイントとして非常に人気でシンボル的存在、布団菱。白い岩壁と周囲の紅葉とのコントラストが最高!感動的な色彩にしばし見惚れてしまうことでしょう。
雨飾山のブナ
提供:ヤマレコ/star(ブナ平の紅葉)
雨飾山の登山道では一面に広がるブナ林が見事です。大きな幹から枝を伸ばし、心地の良い風に揺れる木の葉たち。秋晴れの空に映える黄色のグラデーションが印象的。
雨飾山の紅葉と冠雪
出典:雨飾高原キャンプ場(雪と紅葉)
山の秋が深まり初冠雪が訪れるころには、見事な三段紅葉を見ることができます。麓にはまだ緑が残り、秋色に染まる樹々と雪化粧した山肌のコラボレーションは必見。

登山はちょっと…そんな方は散策コース

雨飾山を目指すには体力的にも時間的にも厳しいという方には、実はおすすめの散策コースがあるんです。登山せずに紅葉越しの雨飾山を眺められ、車でもアクセス可能な紅葉の名所をご紹介します。

鎌池一周コース
出典:ヤマプラ
距離コースタイム日程難易度
1.6km40分日帰り
参考:ヤマプラ
雨飾山の麓、標高1,190mには紅葉の名所として知られる「鎌池」があります。池の周囲には約2kmの遊歩道が整備されており、1周約40分で周遊することができます。もう少し散策したい場合には、約1時間40分の散策が楽しめる「鎌池ブナ小径トレッキングコース」もおすすめ。また、雨飾高原キャンプ場からも鎌池まで歩いていくことが可能です。

鎌池で見られる絶景紅葉

紅葉の景勝地である鎌池は、草を刈る鎌の形に池の姿が似ていることからその名がつけられました。太古のブナの森に囲まれ、神秘的な佇まいが美しい鎌池の主は大きな鯉。隣りには小さな鉈池(なたいけ)もあるので一緒に散策するのも良いでしょう。紅葉シーズンともなると、多くの観光客やカメラマンが訪れ、想い想いに池と鮮やかな紅葉の共演を楽しでんいます。
出典:PIXTA(鎌池)
ブナの黄色、ナナカマドの赤、橙色の樹々が織りなす錦秋の光景。多くのカメラマンがこの瞬間をファインダーに収めに訪れます。朝早くには霧が立ち込め、浮かび上がる紅葉はとても幻想的。
鎌池の紅葉
出典:なっぷ(鎌池の紅葉)
ブナ林が作り出す色とりどりの紅葉と、青空や雲たちが鏡のような水面に映り込む世界はため息が出るほどの絶景。時が経つのを忘れて心ゆくまで豊かな色彩の空間に癒されてください。

▼鎌池周辺は他にもハイキングコースが!こちらをチェック

小谷村観光公式サイトでコースを確認

紅葉時季の混雑状況は?

雨飾山はオールシーズン多くの登山者が訪れますが、人気がある紅葉シーズンともなると平日でも混雑を覚悟しなければなりません。駐車場はもちろんですが、登山道も場所によって大渋滞なんてことも。できるだけ時間に余裕を持って山行計画を立てることをおすすめします。
雨飾山笹平
提供:ヤマレコ/maguro1964(笹平)
紅葉シーズンの最盛期ともなると、登山道や休憩箇所で渋滞が予測されます。行列ができることもあるので、混雑の様子を見ながらペースを加減することも必要になってくるでしょう。時には登りよりも下りの方が渋滞する場面も。
雨飾山ハシゴ場
提供:ヤマレコ/gagaga_gan(山頂直下のハシゴ場)
山頂直下にあるハシゴ場付近は、登りと下りのすれ違いもあり渋滞が起こりやすい場所です。混雑時は譲り合いながら、足元にも十分気をつけて進んでいきましょう。山頂も狭いので混雑時は長居する事はできないかもしれません。

雨飾山へのアクセス情報

雨飾山の登山口である雨飾キャンプ場までは、マイカーでアクセスすることが可能。また東京から公共機関を利用した場合のアクセス方法も紹介します。

車の場合

長野自動車道 安曇野IC→国道147号→国道148号→県道114号→雨飾高原キャンプ場(約80km)

電車・バスの場合

①東京駅→長野新幹線 長野駅→白馬方面行き特急バス→栂池高原→小谷村営バス→雨飾高原(雨飾壮前)
②東京駅→新宿駅→中央線特急スーパーあずさ→松本駅(大糸線)→白馬駅(大糸線)→南小谷駅→小谷村営バス→雨飾高原(雨飾壮前)
特急バス 時刻表

村営バス 時刻表

雨飾山の絶景紅葉に逢いにいきましょう

雨飾山
出典:PIXTA
紅葉シーズンの雨飾山はいかがでしたか。どうしても混雑してしまうシーズンではありますが、それでも見たい景色、ここでしか見れない絶景が登山者を待っています。ポイントによって紅葉の色彩が変化し、岩壁とのコラボレーションも最高。1日雨飾山を楽しむも良し、鎌池でのんびり散策するも良し、どちらにせよ記憶に残る紅葉に出逢えることでしょう。

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    emi

    山や自然が大好きで、今までにたくさんの楽しみや感動をもらってます。山で見る満天の星空と朝焼は格別!大自然のパワーを多くの人に感じて欲しいです。読んだ人が、山に行きたくなるような記事を執筆できるよう頑張ります。

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