装備レベル★★★★ 登山のご褒美に雲海を見よう
雲海が見られるのは、何も富士山のような高く険しい山だけではありません!
木曽駒ヶ岳
木曽駒ヶ岳は標高2,956m、中央アルプス最高峰の山ですが、ロープウェイを使用すれば、3時間ほどで山頂まで登ることができます。また、運行開始時刻に雲海が発生している場合には、雲海の中を探検しているような気分を味わうことができます。山頂付近には山小屋もあるので、一泊して山頂から朝焼けや雲海を拝むのもおすすめ。千畳敷カールの人気も高いので、シーズン中の駒ヶ岳ロープウェイは混雑必至。早めの行動を心がけましょう。
金峰山
奥秩父に位置する標高2,599mの金峰山。日帰り登山が可能で、山頂へは約4時間です。天候に恵まれれば、富士山や南アルプス、中央アルプス、八ケ岳など、日本を代表する山々を360度見渡すことができます。狙い目は早朝。朝焼けと雲海、雄大な山々のシルエットは、まるで絵画のようです。
筑波山
実は、関東の登山者に馴染みの深い筑波山でも雲海を見ることができます。日の出に合わせて山頂へ到着できるように出発すれば、オレンジ色の朝焼けと関東平野がすっぽり雪に覆われたような幻想的な光景が。標高1,000mに満たないながらも、本格的な雲海を味わえる人気のスポットです。
ここへ行くときの服装は?
レベル★★★★のスポットで雲海を堪能したい場合は、登山靴、登山用ウェアなどの装備をしっかり整えて臨む必要があります。また、ご自分のレベルに合った無理のないスケジュールを計画し、安全な登山を心がけましょう。
絶景の雲海スポットへお出かけしよう!
日本が誇る“雲海スポット”、いかがでしたか?登山経験がなくても、お出かけ感覚で絶景を拝める場所があるのなら“行ってみたい!”と思いますよね。いつもより少し早起きをして、恋人や仲間、家族と美しい景色を共有すれば、絆が深まること間違いなし!もちろん、ひとりでしっぽり味わうのも良しです。行き先やレベルに合わせて計画を立ててみてくださいね。
雲海が出現する時間や出現率は、さまざまな条件によって変化するので、“雲海出現NAVI”を参考にすると便利です。