雲の上って、どんな世界? 雲海が見られるスポットまとめ

みなさんは、雲海を見たことがありますか? 登山をする人は「たまたま見たことある!」という方もいるかもしれませんね。今回はそんな雲海が見られるスポットと、雲海がどうして起こるかを紹介。何となく、富士山などの高く険しい山へ行かなければ雲海は見られない…そんなイメージを持ちがちですが、実は観光気分で車で行ける場所から、ちょっとしたハイキング、さらに身近な低山などでも条件が合えば雲海は見られるんですよ!

目次

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雲海、見たことある?

雲海 飛行機

出典:PIXTA

みなさんは、雲海を見たことはありますか? 普段見上げている雲を自分より下方で見る、というこの現象。例えば飛行機に乗った時、自分の眼下にある雲を見たことがある人もいるかもしれません。実は日本には、こうした雲海の美しい風景を見られるスポットがたくさんあるんです。

まずは、この写真をご覧ください

富士山 雲海

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雲海といえば富士山!波打つ雲の海と雄大な山容、光と影のコントラストが織りなす大パノラマ。人生のうちで“1度は見てみたい”日本を象徴する美しい絶景ですよね。

でも「絶対見られる」ものではないんでしょ?

雲海を眺める人

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しかし、一定の条件が揃わないと見ることができないのも事実。では、どんな条件で発生するかを知っておけば旅先で様子を見てベストなタイミングを狙えるかもしれません。その理想的な条件とはずばり「前日に雨が降った、風のない晴れた日」です。

雲海はこうしてできる

雲海ができるしくみ1

出典:いらすとや

雨が降って湿った地面から出る水蒸気は空気中に取り込まれます。しかし空気というものは、冷えると取り込める水蒸気量が減ってしまいます。

雲海ができるしくみ2

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夜になると放射冷却によって地表が冷えるため、そこであふれた水蒸気が水滴になるのです。

ポイント!
富士山のような高く厳しい山でないと見られない、というわけではありません。この放射冷却が起こりやすいのが、山間部や盆地といって入り組んだ地形なのです。

雲海ができるしくみ3

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あふれた水滴は雲になります。多くの水蒸気を発生させて雲を作るために、「前日に雨が降る」のがいいのです。

雲海ができるしくみ4

出典:いらすとや

続いて「風のない晴れた日」ですが、お天気がよく暖かい空気が上空にあることで、発生した雲はそれ以上上空に行くことができず横に広がります。さらに風がないと雲が流されないため、雲海を形成しやすくなる…というカラクリです。全夜と翌朝に気温差があるほど、より良い条件と言えるでしょう。

以上をまとめると、

理想条件:前日に雨が降った、風の少ない晴れの日
時間:明け方~早朝(太陽が昇ることで気温差が大きく生じる)
場所:山間部や盆地の入り組んだ地形の場所

が雲海が見られるポイントだとわかりました。では、さっそく上記条件に当てはまる全国の雲海スポットを見ていきましょう!

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