「日本アルプス」「日の出」「雲海」どれか1つでも好きな人、集合!
どこまでも続く稜線や高山植物が咲き誇るお花畑、今にも手が届きそうな満天の星空など、登山ではたくさんの美しい景色に出会うことができます。
そんな山の絶景の中でも、多くの人を惹きつけるのは、山頂から眺める「日の出」や「雲海」ではないでしょうか。
「日の出」や「雲海」は、天候など様々な条件が整わないと見ることができない景色。だからこそ、出会えたときには誰もが高揚し、日常とは一味も二味も違う感動の瞬間に言葉を失うのです。
山頂でキレイな日の出を見るなら、どこの山?
では、日の出や雲海を思い切り堪能するなら、どこの山頂がよいのでしょうか。山選びのポイントは、大きく2つあります。
【1】東方向に大きな山がないこと
太陽は東から登るので、自分のいる山頂よりも高い山が東側にない方が、地平線から登る朝日を堪能することができるのです。標高の高い山が多い“日本アルプス”には、ベストスポットが多数。運が良ければ、同時に雲海を見られることも。
【2】山頂の近くに山小屋(テント場)があること
日の入り時刻は地域や季節により変わりますが、いずれにしても早起き必須。宿泊地から山頂が近いに越したことはありません。余計な荷物を山小屋(テント場)に置いて、身軽に山頂へ行けるのも嬉しいですね。
上記のポイントを踏まえ、日本アルプスの中から美しい日の出&雲海を見ることができる山をピックアップ。山頂までの標準コースタイムが60分以内の山小屋(テント場)と共にご紹介します。
一度は泊まりたい人気の【北アルプス】
北アルプスは、槍ヶ岳、穂高岳、五竜岳など縦走で踏破したくなる険峻で端麗な山がひしめく山域。ベテラン登山者から初心者までを魅了する自然景観は、山好きなら誰もが一度は足を運びたくなります。