①ショルダーストラップの位置
ショルダーストラップは、ザックのサイズに合わせて長さが変わります。
ザックを背負い、ショルダーストラップを調整した時に、ショルダーストラップの調整パーツが脇から少し下に来るのが正しいサイズ。
サイズが大きい場合は?
ショルダーストラップが長くなるので、パーツが脇のだいぶ下、あばら骨のあたりにきます。歩く時に前腕が擦れて痛くなってしまう可能性があります。
サイズが小さい場合は?
逆にザックのサイズが小さい場合はショルダーストラップも短くなるため、パーツがちょうど脇のあたりにきます。歩く時に脇が擦れたり、食い込んで痛くなる可能性があります。
②肩に隙間があるか、ないか
先程『肩の後ろに隙間ができない状態』というのが正しい状態、と紹介しましたが、肩に隙間ができてしまう原因には2つあります。
●サイズが大きい
サイズが大きい場合背面長も長くなるため、ショルダーストラップが出る位置も高くなっています。そのため、肩に隙間ができてしまいます。
●ロードリフトストラップを引きすぎている
ザックのサイズは正しいのに、ロードリフトストラップを引きすぎると隙間ができてしまいます。ついついギュッといっぱい引っ張ってしまうので、最初は鏡を見て確認するといいですよ。
▼ロードリフトストラップを引きすぎると他にも影響が!
自分サイズのザックで、より快適な登山を!
今回は登山に欠かせない『ザックのサイズ選び』について教えていただきました。初心者特に「なんでもそんなに変わらないのでは?」と思いがちですが、ぴったりのサイズにするだけで登山の快適さが断然変わります!
教えてもらったポイントを参考に、自分好みの心地よいザックを探しましょう。
石井スポーツでは、登山初心者の方に向けた講習を随時行っております。
『登山の楽しさとは?計画は?自分が登れる山は?』から『装備は何が必要?』など、登山初心者が感じる疑問について教えてくれます。気になる方はぜひHPをチェックしてみてください!