牛若丸の伝説が残る、鞍馬山
鞍馬山は京都市の中心部、左京区にある山で標高は584m。密教による山岳修験の場として栄えた霊山で、山の中腹には鞍馬寺があります。パワースポットとしても有名。原生林が多く、春の雲珠桜、秋は紅葉の名所としても知られています。
おすすめコース
おすめは叡山電車の鞍馬駅から、鞍馬寺、さらに貴船神社まで足を伸して貴船口駅に下山する周回コース。歩いて登ることもケーブルカーを利用することもできます。
仁王門をくぐって登山スタート。155段の石段を登りきると、鞍馬寺の中心道場である本殿金堂があります。この前に広がる石床、「金剛床」は最強のパワースポットで行列ができるほどです。
本殿金堂から鞍馬寺奥の院に行く道は、杉の根が地表に露出しており、牛若丸が跳躍の練習をした場所という言い伝えがあります。木が傷むので根を踏まないように歩きましょう。
鞍馬駅→鞍馬寺→貴船神社→貴船口駅(約2時間半)
アクセス
車の場合:名神高速道路 京都東IC-府道143号-白川通-府道105号-宝ヶ池通-府道106号-府道40号-府道38号-鞍馬駅
鞍馬駅駐車場
約10台駐車可能・500円/日
電車・バスの場合:叡山電車 鞍馬駅にて下車
リンク
火床を間近に見られる、大文字山
大文字山は京都市の東側、左京区にある標高465mの山。京都の伝統行事、五山の送り火が有名ですが、実は手軽なハイキングに最適の山なんです。銀閣寺から五山の送り火の“大“の字までは、徒歩40分程度で行けて、京都市内を一望することができます。
おすすめコース
銀閣寺から舗装路と階段を登るコース。階段が木からコンクリートに変わったら大文字の火床はもうすぐです。文字がどのように作られているか分かる面白い場所で、眺めも抜群!京都市内を一望できます。
火床から森の中の登山道を歩いて山頂へ。目印は三角点のみなので見過ごさないように。山頂からは山科方面の景色を見ることができます。
昼の眺めも良いですが、夕焼けや夜景を楽しむこともできる大文字山。夜間の行動の際にはヘッドランプを忘れずに、気をつけて下山しましょう。
銀閣寺→火床→大文字山山頂→銀閣寺(約2時間)
アクセス
車の場合:名神高速道路 京都東IC-府道143号-仁王門通-白川通-鹿ヶ谷通-銀閣寺
京都市銀閣寺観光駐車場
約40台駐車可能・1000円/日
電車・バスの場合:京都市バスにて「銀閣寺道」下車
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