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【予防と対策】登山の下りで、足のつま先が痛い問題を解決しよう!(2ページ目)

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その他に考えられる原因は?

山行中に足の痛みを引き起こす原因は、靴ひもの結び方以外にもいくつか考えられます。その原因を明らかにして、シューズトラブルを回避しましょう。

そもそもサイズがあってないの?

出典:PIXTA

登山靴は、普段の靴よりも1センチ大きめを目安に選びましょう。ひもを緩めた登山靴を履き、つま先を靴の先端につけたときに、かかと側に指一本分の隙間ができるものがベスト。ぴったりサイズを選んでしまうと、下山の際につま先がぶつかって、指や爪を痛める原因になります。

また、山行中には足のアーチがつぶれたり、むくんで靴がキツくなったりするので、大きめを選ぶと安心です。

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足のサイズは、お店で測ってもらうのがおすすめ。お店のスタッフが、足の長さに加えて甲の高さや足の幅などの足形から、それぞれの足に合った適切なサイズを提供してくれます。

靴下はどんなものを履いている?

登山用靴下
出典:楽天市場/EGS本舗

しっかりとした厚みを感じる登山用の靴下は、クッションの役目を果たしてくれます。そのため、靴ずれや水ぶくれになるのを防いでくれますよ。また、靴下は靴よりも長いものを選びましょう。長めの靴下を履くと、スネに靴のふちが当たって痛むのを防ぐことができます。

歩き方が悪いの?

登山 足元
出典:PIXTA

登山靴を履いているとき、普段と同じ感覚で歩いていませんか? かかとからつま先の順で足を着く歩き方は、足首を痛める原因になります。登山靴を履いて歩くときは、歩幅は小さく、足裏全体をつけるように意識しましょう。

爪はちゃんと切っておく

当たり前ですが、つめは事前に切っておきましょう。つめが伸びていると、靴の内側に当たって痛みの原因になってしまいます。放っておくと血豆になってしまうこともあるので、山行前のつめ切りは忘れずに!

【番外編】足の裏の、親指付け根が痛い!

足裏 痛み
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ソールが硬い靴は、痛みの原因になります。地面からの衝撃を吸収することができないため、ウオノメやタコができやすくなってしまいます。なるべく厚めで、クッション性のあるインソールに交換することで、足裏の痛み軽減が期待できます。

登山靴を正しく履いて足の痛みを予防しよう!

登山 下り
出典:PIXTA

つま先が痛くなった経験をした事がある方は多いと思いますが、それってズバリ登山靴が正しく履けていないことが原因なのです。『登山靴を履くことの重要性』はなんとなく分かっていても、正しく履けているかどうかは気にせず山に登っていた方も意外と多いのでは?これを機に、登山靴の履き方を見直してみましょう。小さなことで予防&軽減できることばかりです。足の痛みが軽減されると、山をもっと楽しむことができますよ!

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