何のために山を登るのか……
登山には、さまざまなスタイルがあります。雪があるのかないのか、日帰りなのかテント泊なのか……ただ「山へ行く」だけでも多くの遊び方が存在していて、みなさんそれぞれが自分達の「山」を楽しんでいるかと思います。
上記の記事では「縦走」「トレラン」「沢登り」など様々な山遊びのスタイルを紹介しましたが、今回はそれらのスタイルのもっと前の段階……
「のんびり山へ行きたい」のか「きつい登山が好き」なのか?
この2つにわけて山遊びを考えてみます。これから登山をやってみたい!という人は、いろんな楽しみ方があるので参考にしてみてくださいね!
【そこまでキツくなくていいです!】のんびり登山派のあなたへ
「登山ってなんだか辛そうでちょっと……」と躊躇してしまう人も結構います。しかし、登山といっても山頂を目指すこと以外に様々な楽しみ方があります。仲間と山でごはんを楽しんだり、写真を撮りに行ったり、自分のスタイルにあった過ごし方でいいんです。
山ごはんを楽しむ!
体を動かした後に食べるごはんは、より一層美味しいものです。山でごはんを食べることを目的に、短く楽なルートを選んでゆっくりとごはんタイムを楽しみましょう。ただし、狭い登山道や山頂でむやみに場所を取って過ごすのは控えましょう。
木道・稜線歩き
尾瀬などの湿原地帯に多い木道は非常に歩きやすいので初心者にもおすすめです。足元に気を取られない分、景色や高山植物などを存分に堪能できます。また、山と山を繋ぐ稜線は視界が開けているところが多く素晴らしい眺望を楽しめます。
写真を楽しむ
日常では味わうことのできない、美しい風景を写真に残すことを目的に登山をするのもいいでしょう。特に、日本一の山である富士山は登るだけでなく眺めるだけでも楽しめます。下記の記事では、美しく富士山を撮影できる山を紹介しています。
花を楽しむ
山の植物は緑の木々だけではありません。ヤマツツジや山桜、リンドウ、ニッコウキスゲなどの可憐な高山植物など数多くの花も咲きます。桜の季節にはお花見登山も粋なものです。
【しんどい登山が大好物です】ストイックなアナタに!
ここまで紹介してきたのんびり登山より、「むしろ辛い方が燃える!」という上級者・健脚者向けのストイックな登山について紹介します。テントなどの重たい装備を担いでの縦走や、山中を走り抜けるトレランなどを目的に山へ行くのはいかがでしょうか?