山でおもしろい写真が撮りたい!だけど……

そんな中でよく耳にするのが、「荷物を増やしたくないからスマートフォンのカメラで撮影しているけど、いいカメラで写真も撮りたい」という声。
だったら一眼レフを山に持っていくのは?と思うのですが、「操作が難しそう」「大きくて持ち運びが大変」「雨で濡れて壊れるのが心配」など、どうやら一歩踏み出せない理由があるようです。
そこで今回は、スマホ並に気軽に持ち運べるコンパクトデジタルカメラを使って楽しむフォトトレッキングのコツをプロカメラマンに教えてもらいました。
コンパクトなのにデキるやつ!今回の相棒はOLYMPUS「Tough TG-6」
今回のフォトトレッキングのお供はOLYMPUS 「Tough TG-6」。
コンパクトデジタルカメラと聞くと「一眼レフよりも機能が落ちて、スマホよりちょっと大きい」という印象の人も多いのではないでしょうか?
しかし心配ご無用。Tough TG-6であれば、難しい調整なしでも上のようにきれいな写真を簡単に撮影できます。
※記事中のグレーで囲まれた写真は、Tough TG-6で撮影したものです
まずは山歩きにおすすめのポイントを見ていきます。
水濡れ、衝撃、低温など山のあらゆるシーンに対応できるタフ性能

これらの機能により、フィールドや天候、季節に左右されず撮影に集中できます。
▶タフ性能についての詳細はこちら
持ち運びにストレスフリーなコンパクトさが嬉しい
山へ携帯するにあたって気になるのが、カメラのサイズ感です。スマートフォン(写真はiPhone12)と並べてみるとわかるとおりコンパクトで、レインジャケットの胸ポケットにもスっと入ります。
F2.0の明るく高解像なレンズを使用し高画質を実現
Tough TG-6のすごいところは、光学4倍ズーム対応のF2.0(※1)高解像力レンズを使用していること。
例えば、暗い森でのなかで動きのある虫などを撮る場合でも、F2.0の明るいレンズのおかげでブレを抑えることができます。
マクロ撮影機能を駆使して、足元の宇宙旅行へ出かけよう!

この機能を活用してフォトトレッキングを楽しむため、編集部メンバーが山岳ガイドでありカメラマンとしても活躍している廣田勇介さんと北八ヶ岳の白駒池~高見石へ出かけました。
プロカメラマンと行く、北八ヶ岳フォトトレッキング

駐車場のある「白駒の池入口」から白駒池では片道約10分、そこから展望のある高見石までは片道約30分でたどり着けます。ゆっくり歩いても、コースタイムは往復2時間ほど。
今回のように撮影目的の登山の場合は、できる限り撮影に時間をかけられるように、このくらいのコースタイムで歩き通せるルートを選ぶことをおすすめします。
ダイヤルひとつでマクロモードに切り替えできる

Tough TG-6は、4種類のマクロ撮影モードを搭載。
①顕微鏡モード
被写体に1㎝まで近づいてマクロ撮影ができる。
②顕微鏡コントロールモード
被写体に1㎝まで近づいているとき、顕微鏡の対物レンズを交換するような感覚で表示倍率を1倍、2倍、4倍とワンタッチで切り替えられる。
③深度合成モード
ピントをずらしながら撮影し、被写体の手前から奥までピントが合ったように見える画像に合成できる。
④フォーカスブラケットモード
シャッター1回で、ピントの位置が少しずつ異なる写真を撮れる。最大30コマまで。
編集部宮下
モードダイヤルを回すだけなので操作が簡単!
カメラに詳しくなくても、安心して使えます。
カメラに詳しくなくても、安心して使えます。
①②被写体に1cmまで近づいてもピントが合う「顕微鏡モード」「顕微鏡コントロールモード」

これによって、肉眼では見ることができないダイナミックなミクロの世界を表現できます。
「顕微鏡コントロールモード」は、被写体がレンズ先端から1㎝の位置にあるときに背面モニター上の表示倍率を切り替えられるモード。
最大なんと44.4倍までの拡大が可能。まさに被写体を顕微鏡で観察するような楽しみを味わえます。
編集部宮下
肉眼で見ることができない植物の姿に感動!表面の質感まで伝わってきます。
③④ピントを自在に操る「深度合成モード」「フォーカスブラケットモード」
一度の撮影でピントをずらしながら複数の画像を撮影し、それらを用いて被写界深度の合成を行なってくれるのが「深度合成モード」です。
通常マクロ撮影では、左の写真のように手前のキノコや苔にピントが合い、奥の落ち葉はぼやけてしまいます。しかし、このモードを使えば、右の写真のように全体的にピントが合ったクリアな一枚に仕上げることができます。
とくにマクロ撮影の場合、ピントをどの位置に合わせるかによって写真の印象は大きく変わります。
「フォーカスブラケットモード」は、シャッターを1回押すだけで、ピントの位置を少しずつずらしながら最大30コマの写真を撮影できる機能。
撮影後に、一番いい位置にピントが合っている一枚を選ぶことが可能に。1枚目の写真は白いキノコに、3枚目の写真は触覚のように飛び出ている苔にピントが合っているのがわかるでしょうか?
▶マクロ撮影システムの詳細はこちら
編集部宮下
いろんな写真から気に入ったものを選べるのはうれしいですね。ピントがズレる失敗も減って大助かり。
プロカメラマンが伝授!マクロ撮影時のワンポイントテクニック

霧や曇りで光がない場合、ヘッドライトの光を被写体に当てる

そうすると、思いがけないほどにドラマチックな写真が撮れてしまうことも!
ヘッドランプのモデルによっては、光の色を選べるものありますよね。光を白色から暖色に変えてみると、さらに印象が変わります。
また真っ白な布をレフ板代わり持ち込み、布の面に光を当てて被写体全体に光が当たるようにするというテクニックも教えてもらいました。
ブレないようシャッターはセルフタイマー使う

荷物に余裕があれば、ミニ三脚を持ち込むのもおすすめです。手ぶれ防止に、より効果を発揮します。
グランドシートやザックカバーを敷く

ザックカバーをお尻に敷いていれば、気兼ねなく撮影に集中できるはず。
こだわりを深めるためのアクセサリーやアプリも充実
Tough TG-6はアクセサリー(別売)やアプリでの拡張機能が充実していることも魅力のひとつ。ここでは、登山で使いやすいアイテムを見ていきましょう。
マクロ撮影がもっと楽しくなるアクセサリー

「LEDライトガイド LG-1」について詳しく見るカメラ内蔵のフラッシュと連動してライティングを行なう「フラッシュディフューザー FD-1」も、マクロ撮影時の頼もしいアクセサリーです。「フラッシュディフューザー FD-1」について詳しく見る
スムーズな撮影を実現してくれる専用ケースもチェック

ホルダーに装着しながらスポーツモード撮影や動画撮影を行なえるので、より臨場感のある写真や映像を残すことができます。
「スポーツホルダー CSCH-123」について詳しく見る
撮った写真を振り返られるから思い出もより鮮明に
Tough TG-6は、カメラ内にGPSセンサーや温度計、気圧センサー、コンパスを内蔵。これらの機能を活用して、移動中のトラッキングデータを自動で取得することが可能です。
撮影をしながら、リアルタイムでカメラに記録した写真と位置情報を照合できるうえ、スマートフォンに専用アプリ「Olympus Image Track」を取り込めば、Wi-Fi通信でデータを取り込み、写真のように移動や標高の軌跡と撮影した写真を連動して表示することもできます。
編集部宮下
上の写真は、今日教えてもらったテクニックを駆使して私が撮影した、渾身の一枚です。
普段は顔を上げて景色を見ながら歩きますが、マクロ機能を使うと足元の植物たちをどうやったらきれいに撮れるか?と普段と違う楽しさを発見。
難しい操作がなくても撮影できるので、楽しむことに集中できました。
普段は顔を上げて景色を見ながら歩きますが、マクロ機能を使うと足元の植物たちをどうやったらきれいに撮れるか?と普段と違う楽しさを発見。
難しい操作がなくても撮影できるので、楽しむことに集中できました。

その他のアクセサリーを見る
フォトトレッキングでいろんな山の表情を切り取ってみよう!
マクロ撮影機能を中心にTough TG-6の魅力をお伝えしてきましたが、稜線上など、広々とした景色の撮影にもしっかりと対応できます。2倍のデジタルテレコンを搭載し、最大8倍のズーム撮影が可能なので、望遠撮影もお手のもの!
つまり、Tough TG-6は登山のあらゆるシーンで活躍してくれるのです。

機能満載なこの一台を山へ持っていけばきっと、歩いた山の記憶が、より深く心に刻まれるに違いありません。
編集部宮下
Tough TG-6は、簡単な操作だけでもいろんな写真が撮れます。
複雑なカメラ操作が苦手な人でも安心して使えるので、フォトトレッキングにおすすめです。
ぜひ、きれいな景色は稜線だけじゃなくて、足元にも拡がっていることをフォトトレッキングで体感してください。
複雑なカメラ操作が苦手な人でも安心して使えるので、フォトトレッキングにおすすめです。
ぜひ、きれいな景色は稜線だけじゃなくて、足元にも拡がっていることをフォトトレッキングで体感してください。
「Tough TG-6」が気になる人はこちら
Sponsored by OMデジタルソリューションズ株式会社
撮影協力:廣田勇介