シェラカップ1つで出来る!? とっておきの3レシピ大公開
登山・山ごはん歴は20年以上! そんな山メシの大ベテランで、大人気の山ごはんブログ『山めし礼讃』の著者・げんさんがYAMA HACKに登場! 毎回テーマを設けて、絶品レシピを厳選してご紹介していきます。第1弾の今回はシェラカップ1つで簡単にできちゃう絶品レシピ! 早速、げんさんにレシピを教えてもらっちゃいましょう!
さて、山ごはんシリーズの第1回は、シェラカップひとつでできちゃう絶品山ごはんレシピ。荷物をコンパクトにしたいけど、せっかくなら山の上でおいしいごはんが食べたい、そんな気分にピッタリの3レシピをご紹介します。
①山の和風コンビーフ茶漬け
山でラーメンもおいしけれど、やはりごはんのパワーがほしい。でも、スピーディにつくりたい、そんなニーズにぴったりの一品です。
【材料】
・ご飯にめちゃいける和風コンビーフ
・コンビニおにぎり(昆布)
・塩昆布
・青じそ
・ほんだし
・水(100ml)
【作り方】
シェラカップにお湯を沸かし、青じそを千切りにしておく。
お湯が沸いたら、ほんだしを1/3スティックほど入れ、そこに、おにぎりを投入。
きざんだ青じその上に、和風コンビーフをほぐしてのっけ、
塩昆布をあしらい完成!
【げんさんのイチオシコメント】
ほんだしと、塩昆布とコンビーフのうまみが絡み合い、そこに青じその爽やかさが加わって、いくらでも食べれそう。これ、ほんまにイケる。
②やきとり缶カレー
山で食べるカレーは、疲れたカラダにも食欲がわく、定番アイテム。レトルトやインスタントもおいしけれど、やきとり缶とシェラカップで本格的な味わいのカレーを作っちゃう、という一品。
【材料】
ホテイのやきとり缶(たれ)、カレー粉(大さじ1)、野菜ジュース(200ml.)、コンビニおにぎり
【作り方】
シェラカップに野菜ジュースを入れ、弱火でバーナーの火にかけます。
そこに、やきとり缶をにこごりごと全部入れ、
最後にカレー粉を投入。
シェラカップの底が焦げない程度に、サッと煮込んだらできあがり。
【げんさんのイチオシコメント】
ホテイのやきとり缶とカレー粉という材料なのに、なぜかかなり本格感のあるチキンカレーに仕上がる。そのまま赤ワインのつまみにもいいし、ごはんを入れて温めれば、ガッツリ山のチキンカレーライス。
③アジアン海苔鍋そば
山で少し疲れたときには、やっぱり食べやすい麺類。ラーメンよりもさっぱりしたものを・・・というときにぴったりな、一品。
【材料】
・カップそば(鴨だし)
・クレソン(適量)
・コンソメ(1/2スティック)
・ブラックペッパー(少々)
・韓国海苔(適量)
【作り方】
シェラカップにお湯を沸かし、コンソメを1/2スティック投入します。
カップそばの麺とかやくを入れ、(※注:添付のつゆは使用しない)
麺がほぐれてきたら、食べやすい大きさに切った、クレソンと韓国海苔をたっぷりのせます。
仕上げに、ブラックペッパーをふりかければ、
アジアン海苔鍋そばのできあがり。
【げんさんのイチオシコメント】
鴨だしそばの具になっている鴨の味と、コンソメ、ブラックペッパーのコンビネーションが抜群で、クレソンがいくらでも食べられる。そこにたたみかけるように韓国海苔のごま油の効いた出汁が加わり、アジアンテイストと洋風な味わいが、妙にマッチしてしまうのです。
いつものラーメンにちょっと飽きてきた、という方に、ぜひ食していただきたい一品です。
撮影用に、カップそばはそのまま容器ごと運びましたが、中身を出して小さなジップロックなどに入れ、シェラカップの中にすっぽりと納めればコンパクトになります。
げんさんの裏ワザ!
チタンのシェラカップは焦げやすいので、こういった煮込み系を作るには、多少のこげもこすり落とせるステンレス製のものがオススメ。(ちなみに私は、お湯を沸かしたり、酒を飲むのに使うチタン製と、煮込み用のステンレスを両方持参し、場合によって使い分けています)
早速次の山行で試してみよう!
シェラカップも使いようによって、いろんな山ごはんを作ることができますので、ぜひチャレンジしてみてください。
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この記事のレシピで使用したアイテム
サーモス 山専用ボトル
保温効力(6時間):77℃以上
保冷効力(6時間) :10℃以下
口径(約cm):3.6
中せんの種類 :FFX中せん
本体寸法/幅×奥行×高さ(約cm):7×7×23.5
本体重量(約kg):0.28 / 0.26(ボディリング・ソコカバーなし)
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