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富士山の天気|登山前には必ずチェック!雨予報の時はどうする?(3ページ目)

「無理のある日帰り登山は危険です!」

山小屋に宿泊せずに登山することは、十分な登山経験や体力、技術がなければ大変危険です。
特に「弾丸登山」や「日帰りの軽装登山」は非常に危険です。
時間的・体力的に余裕をもった登山計画を立て、装備や体調を整えてから富士登山に臨みましょう。

また、山梨県側の吉田口では通行規制(通行料の支払い、通行人数・時間の制限など)が行われ、静岡県側のルートも事前登録が必要です。
通行規制に関する情報は、公式SNSなどでも随時発信される予定のため、Webサイトを含め事前に必ず確認しましょう。
環境省・山梨県・静岡県による富士登山オフィシャルサイト

笠雲・吊るし雲って?知っておくと便利な「観天望気」

富士山にかかるレンズ雲
出典:PIXTA

雲には晴天時に現れる雲もあれば、天候が崩れる直前に現れる雲など様々なタイプがあります。雲の形で天候の変化を予測できるので、覚えておくと役に立つ雲を紹介します。

笠雲(レンズ雲)

富士山にかぶるレンズ雲
出典:PIXTA

山の上に覆いかぶさるように出現する雲を笠雲(レンズ雲)と言います。上空に湿った空気が存在し、風が強いことを示しています。笠雲がみえるとかなりの確率で雨が降ると言われています。

つるし雲

富士山と吊るし雲
出典:PIXTA

富士山の近くにコマのような雲ができており、これをつるし雲と言います。その時々の風速や湿度によりブーメランのような形など様々に変化します。いずれも悪天候の兆しと言われて注意が必要です。

雲を見て天気を予測する「観天望気」について読む

天気予報を活用して富士登山を計画しよう!

朝焼けの富士山
出典:PIXTA

日本の最高峰・富士山に一度は登ってみたいと思う人も多いのではないでしょうか。しかし、日本で一番高い山なだけあって簡単に登れる山ではありません。富士山を安全に楽しむためには、天気予報を活用して事前にしっかりと計画を練りましょう。万全な準備をして富士登山を最高の思い出にしましょう!

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