登山初心者はまずこんな山に行こう!山の選び方とは?
登山を始めたいけど、最初はどんな山に行くべきか迷いますよね? 初心者がまず行くべき山の条件とは何かをご紹介します。以下のめやすを参考に、山を選んでみてください。
①標高のめやす
■まずは1000m以下の山に登ってみよう!
よく初登山が富士山!という人もいますが、いきなり日本一高い富士山に登るのは無謀です。一般的に、標高2500m以上を「高所」と呼び、高山病の可能性が出てくる標高です。人によっては、標高1500mでも高山病を発症する場合もあるので、登山初心者は、まず1000m以下の山から登ってみましょう。
②歩行時間のめやす
■まずは2~4時間の歩行時間で!
だいたい日帰りだと、初心者は歩行時間が4時間以内が無難です。「山と高原地図」やガイドブックには、歩行時間のめやすが書いてありますが、注意したいのが、休憩時間が含まれていないこと。歩行時間+休憩時間を算出して全体の行動時間をイメージしてみましょう。
③初心者向きの山の特徴
■まずはロープウェイがある山を!
東京だと高尾山、御岳山など、まずはロープウェイがある山から始めると安心です。基礎体力がある人は、ロープウェイを使わずに下から歩いたり、疲れたから帰りはロープウェイを使うなどいろいろアレンジができるのも利点です。
■トイレがある山を!
登山初心者の悩みで多いのが、山でのトイレ。特に女性は、心配ごとのひとつです。人気の低山だと、登山口や山頂にトイレが完備されていることも多いので安心です。
■指導票がしっかりある山を!
人気の低山だと、登山口や分岐にしっかり指導票があるので、道迷いの心配が少なく安心して登山が楽しめます。
注意:低山だから大丈夫は危険!
初心者だから近くにある低山を歩こう!と思っていても、その山の登山道がしっかり整備されているかは別問題。低山は作業道があったり、地元の人が歩いた道があったりと意外と迷いやすいもの。初心者は、まずは、きちんと整備・管理されている低山を選びましょう。