たった5種類!?覚えておきたい山で出会う地形
いろいろな地形が組み合わさっているように見える山の地形。でも実は、たった5種類だけなんです。まずは、地図に慣れるために山の地形について知っていきましょう。
“鷲尾”
山の地形って基本的には、
「山頂(ピーク)」
「ピークとピークの間のコル(鞍部)」
「尾根」
「谷(沢)」
「斜面(尾根と谷の間)」
の5種類しかないんだ。
「山頂(ピーク)」
「ピークとピークの間のコル(鞍部)」
「尾根」
「谷(沢)」
「斜面(尾根と谷の間)」
の5種類しかないんだ。
それに自分が今どの地形にいるかは、周りの景色を見ればわかる。

“Aさん”
なるほど!これならわかりやすいですね。
でも、地形図でこの地形を見分けるにはどうしたらいいんですか?
“鷲尾”
じゃあ次は、この5つの地形を表す等高線の簡単な法則を教えるね。
地形を表す等高線の「かんたんな法則」
“鷲尾”
等高線が地形を表現する法則は、以下の4つでOK!
覚えておきたい4つの法則
【1】ピーク:等高線が一周して輪の形になっている部分
輪が大きければ広くなだらかなピーク・小さければ狭く尖ったピーク
輪が大きければ広くなだらかなピーク・小さければ狭く尖ったピーク
【2】コル:ピークとピークの間
両サイドのピーク中腹を描く等高線がひょうたんのようにくびれている部分
【3】尾根:等高線が標高の高い方から低い方に指のように伸びている部分
基本的に始点はピーク
【4】谷:等高線が標高の低い方から高い方に指のように伸びている部分
基本的に終点はコル
“鷲尾”
さっきの地形図に書き込んでみると、こうなる。

“Aさん”
ん~。ピークはわかりやすいけれど、尾根と谷の区別が難しいですね。
“鷲尾”
慣れないうちはそうだよね。
補足すると、
・尾根は標高の高い方から低い方に枝分かれする(支尾根)
・谷は標高の低い方から高い方に枝分かれする(支流)
と言う法則も覚えておくと良いよ。
補足すると、
・尾根は標高の高い方から低い方に枝分かれする(支尾根)
・谷は標高の低い方から高い方に枝分かれする(支流)
と言う法則も覚えておくと良いよ。