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1度に2座を踏破!「日本百名山」を効率よく登れる組み合わせを調べてみた(4ページ目)

【噴火警戒レベル1(2024/7/19 現在)】
現在、阿蘇山では警戒レベル1(活火山であることに留意)となっております。火口内では、土砂や火山灰が噴出する可能性があります。また、火口付近では火山ガスに注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。また警戒事項に関しては、気象庁の発表をご確認ください。
気象庁|阿蘇山の活動状況

【山麓泊クルマ移動】九重山&阿蘇山

秋のくじゅう連山

出典:PIXTA(秋のくじゅう連山)
山名標高所在地最高気温(8月)最低気温(8月)
九重山1,791m(中岳)大分県玖珠郡九重町、竹田市久住町21.111.5
阿蘇山1592.3m(高岳)熊本県阿蘇市21.614.2
参考:ヤマレコ(九重山阿蘇山

九州の百名山の代表格「九重山(くじゅうさん)」と「阿蘇山(あそざん)」。山域としては別ですが、クルマで走りやすい「やまなみハイウェイ」で移動できること、それぞれの行程が長くないことから、スムーズに2座登ることができます。

九重山(くじゅうさん)は山域の総称で、読みは一緒ですが「久住山(くじゅうさん)」が主峰。最高峰は中岳。ちょっとややこしいですが、それら2つを登り、翌日は、火山で有名な阿蘇山の主峰高岳を目指すプランです。

※阿蘇山登山の際は、必ず最新の火山火口規制情報を確認してください。
阿蘇山火山火口規制情報

プラン詳細

■1日目
【牧ノ戸峠登山口~九重山往復~阿蘇市 泊】4時間33分+クルマ移動40分(合計5時間13分)
久住山登山道から見る三俣山と中岳

出典:PIXTA(久住山登山道から見る三俣山と中岳)

 

ルート概要
牧ノ戸峠登山口(30分)→沓掛山(80分)→久住分かれ(20分)→久住山(34分)→中岳(24分)→久住分かれ(70分)→沓掛山(15分)→牧ノ戸峠登山口(クルマ移動 40分)→ 阿蘇市(泊)

 

▼登山口やルート状況など、詳しい登山情報はこちら

■2日目
【阿蘇市~クルマ移動~仙酔峡登山口~阿蘇高岳往復】4時間+クルマ移動15分(合計4時間15分)
新緑の仙酔峡

出典:PIXTA(新緑の仙酔峡と阿蘇山)

 

ルート概要
阿蘇市(クルマ移動15分)→ 仙酔峡登山口(130分)→阿蘇高岳(110分)→仙酔峡登山口

 

▼登山口やルート状況など、詳しい登山情報はこちら

おすすめポイント|爽快な”日本百名道”「やまなみハイウェイ」

秋のやまなみハイウェイとくじゅう連山

出典:PIXTA(秋のやまなみハイウェイとくじゅう連山)

九重山から阿蘇山への移動は、さわやかな高原の中のドライブウェイ「やまなみハイウェイ」。牛が牧草を食むのどかな草原のドライブは爽快そのもの。秋はススキが輝く中、阿蘇山麓へ下ります。

観光気分を楽しめるのも、「山麓泊クルマ移動」のメリット。日本百名山の九重山、阿蘇山登山とともに、日本百名道の「やまなみハイウェイ」のドライブも楽しみましょう。

【宿泊】阿蘇市での宿泊におすすめ|Aso Base Backpackers

Aso Base Backpackers

その名の通り、バックパッカーのホステル。低料金なことから外国人旅行者の人気も高く、きれいな施設も好評。徒歩2分に温泉があり、阿蘇駅前なので、周囲には飲食店も多く便利です。道の駅やコンビニが近く、キッチンもあるので、簡単な自炊もできます。仙酔峡登山口までクルマで約14分。

住所 :熊本県阿蘇市黒川1498
電話 :
0967-34-0408
料金:ミックスドミトリー(相部屋)2,800円〜

 

Aso Base Backpackers|公式サイト

 

そのほか、阿蘇には多くの宿泊施設があります。詳しくはこちら

阿蘇市観光協会|公式サイト

プランを工夫して、日本百名山を踏破しよう!

会津駒ヶ岳

出典:PIXTA(会津駒ヶ岳)

日本百名山を、少しでも効率よく数をこなす方法を3つ、現実的に実行可能な5つのプランを紹介しました。

今回挙げた以外にも効率のいい方法やプランがあると思いますが、忘れてはいけないのは「安全登山」。無理なプラン設定は禁物です。日本百名山に限らず、山は余裕をもって楽しく安全に登りましょう。

 

※この記事内の情報は特記がない限り公開初出時のものとなります。登山道の状況や交通アクセス、駐車場ならびに関連施設などの情報に関しては、最新情報をご確認のうえお出かけください。

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