北海道のシンボル“蝦夷富士”【羊蹄山】
標高 | 所在地 | 最高気温(8月) | 最低気温(8月) |
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1,898m | 倶知安町、ニセコ町、喜茂別町、京極町、真狩村 | 11.5℃ | 7.8℃ |
地元では「蝦夷富士」と呼ばれて親しまれている円錐型のきれいな容姿が印象的な山。大きな岩に囲まれた山頂からは、周りの田園風景や洞爺湖だけでなく、太平洋と日本海の2つの海を眺められます。また、眼前には火口が広がり、その直径はなんと700mにもなります。
ニセコエリアはスキーで有名ですが、豊富な泉質の温泉が楽しめるエリアとしても有名。360°広がるパノラマを満喫したら、ニセコエリアの温泉でゆったり…というのもおすすめです。
ツツジと紅葉の名勝地【恵山】
標高 | 所在地 | 最高気温(8月) | 最低気温(8月) |
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618m | 北海道函館市 | 19.5℃ | 15℃ |
新日本百名山、北海道百名山、北海道の百名山に選定されている山。山を赤く染める春のツツジと秋の紅葉に多くの人が訪れます。そんな華やかさとは対照的に、整備されたハイキングコースを歩きながら、活動中の活火山ならではの荒々しさも味わえる、なんとも異次元の雰囲気を感じられる山です。
恵山は北海道随一の観光地である函館市(2006年に恵山町が函館市に合併)に位置します。函館から車で約1時間というアクセスの良さと、火口付近まで車で行ける手軽さがおすすめポイント。また、火口から山頂までのハイキングコースは徒歩1時間ほど。ファミリーでの登山にも最適です。
新日本三景「大沼」を臨む【駒ヶ岳】
標高 | 所在地 | 最高気温(8月) | 最低気温(8月) |
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1,131m | 北海道森町、鹿部町、七飯町 | 17.8℃ | 12.3℃ |
駒ヶ岳は大沼国定公園内に位置している活動中の活火山。なだらかに裾を広げる優美な駒ヶ岳と広々と優しく水をたたえる大沼とのコンビネーションは、「新日本三景」にも選定されているほど。下から眺める駒ケ岳もいいですが、上から眺める大沼・小沼はまさに絶景です。
2019年5月の時点で「赤井川登山口」から「馬の背(標高およそ900m)」までの登山が可能です。6合目まで車で行くことができ、片道1時間ほどでゴールに着けるのでファミリー登山にも。6合目のスタート時から、開けた明るい道を歩いて行くので日差し対策をお忘れなく。※駒ケ岳は活動中の火山です。登山前に状況の確認をおすすめします。
北海道駒ヶ岳の入山規制緩和について(森町公式ホームページ)
北海道の雄大な景色で心も広く!
北海道の山は緯度が高いため森林限界が低く、標高1,000mほどでもお花畑が眺められます。開放感あふれる山に登っていると、身も心もリラックスするのを感じます。壮大な絶景に圧倒され、大自然から明日へのエネルギーをもらえるに違いありません。そんな北海道の日帰り登山、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
【登山時の注意点】
・登山にはしっかりとした装備と充分なトレーニングをしたうえで入山してください。足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、ヘッドランプ、帽子、ザック、速乾性の衣類、食料、水など。
・登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスも必携。
・もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに! ・紹介したコースは、登山経験や体力、天候などによって難易度が変わります。あくまでも参考とし、ご自身の体力に合わせた無理のない計画を立てて登山を楽しんでください。