ネイチャースキー

歩けて登れて滑れる!のんびりスノーハイキングしたいなら、ネイチャースキーがおススメ

2022/01/21 更新

「ネイチャースキー」という言葉を聞いたことはありますか? 夏とはまったく違う表情を見せる雪の山。冬山登山はちょっとハードルが高いと思っている人も、初級のトレッキングコースなどを歩くスノーハイキングなら、手軽に異次元の美しい世界を体験できます。スノーシューもいいけれど、もっと軽快に野山を駆け巡るならBCクロカンと呼ばれる板で行う「ネイチャースキー」というスタイルがおすすめ! その魅力や道具について、詳しく解説します。

目次

アイキャッチ画像提供:クライムワークス

スノーハイキングにうってつけ!『ネイチャースキー』って知ってる?

提供:クライムワークス

スキーといえばウィンタースポーツの代表格。リフトやゴンドラを使って登り、ゲレンデを颯爽と滑る姿が真っ先に思い浮かびます。日本ではまだあまり認知度は高くありませんが、『ネイチャースキー』も同じスキーの仲間には違いないのですが、それとはかなり違うイメージ。スキー場ではない自然の野山を歩いたり滑ったりして楽しむスキーのスタイルです。

バックカントリースキー

出典:PIXTA(バックカントリースキー)

ゲレンデ以外の山を滑るスキーに、バックカントリースキーがありますが、滑り目的のバックカントリースキーに対して、ネイチャースキーはもう少しゆるい感じ。もともとは移動の手段として生まれた道具を使うので、どちらかといえばのんびり雪山を歩くことがメインです。

クロスカントリースキーの登り

出典:PIXTA(クロスカントリースキー)

自然の地形を歩くには、「登り」は避けられません。普通のスキーは滑るためのものなので、ちょっとした傾斜でも登るのはとても大変。板をハの字にしたり、横歩きで階段を登るように1歩ずつ登ったりしなければなりません。オリンピック競技のクロスカントリースキーで、必死で坂を登る様子などを見ることがありますよね。

“登り”もできるのがネイチャースキー!

ネイチャースキー

提供:クライムワークス

でもネイチャースキーにはそんなつらいことは必要ありません。少しくらいの傾斜なら、特別なテクニックなしに板をはいたままペタペタと、簡単に坂を登ることができるのです。

ネイチャースキーの板

提供:クライムワークス

その秘密は、ネイチャースキーに使う『BCクロカン』と呼ばれる板。滑走面にステップカットという「うろこ」がついていて、そのおかげで雪の上でも下りは滑り、登りは止まることができるため、板のまま坂を登れるというわけです。

早く進めるスノーシュー? ネイチャースキーの6つの魅力

 1. 登りも滑りもひとつの道具でできる

ネイチャースキーを楽しむ場所は、主に冬の低山。夏にハイキングを楽しむような穏やかな山を楽しみます。こんな環境にぴったりなのがネイチャースキー。

スキーなのに登れて、スキーだから滑れる、板を履いたまま自由に野山を移動できる機動力が、なんといっても一番の魅力でしょう。

2. スノーシューよりスピーディー

ネイチャースキーを楽しむ人

提供:クライムワークス

冬の山歩きの道具として定番なのがスノーシューですよね。ふかふかの新雪でも問題なく進め、コツさえつかめば急な坂も登れます。

BCクロカンはあまり深い雪や急な登りには向きません。でも下りでは斜面をスイーっと滑れるのはもちろん、平らなところも、板を滑らせるようにして前進できるので、1歩1歩足を運ぶスノーシューよりずっと楽。一度味わうと、このスイスイ気分は病みつきになること間違いなし。

すばやく行動できるので、写真撮影や自然観察などの移動手段としてもおすすめです。

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