自分で手当をする場合(動画)
自分で手当をする場合(画像)

取り出した三角巾を折って、写真のように細長い帯状の状態にします。

帯状の三角巾の中心を、手当をする方の足の土踏まずの下に。

三角巾をアキレス腱の裏側に回し、アキレス腱の後ろでクロス。

クロスさせた後、両端を足の前に持ってきます。

前に持ってきた三角巾を、足首の前でクロスさせます。

三角巾の両端を写真のように、両サイドの三角巾の隙間に内側から上から下に向けて通します。

足首を前屈させながら、前にひっぱり強く締めて固定。この時、怪我をしている足が痛みますが、ここで前に体重をかけて足首を自分の方に向けて固定したほうが、しっかりと固定できます。

足首の前で本結びなどのほどけにくい方法で結びます。(本結びの方法はのちほど解説)

最後に余った三角巾は、足首に巻いている部分に収納。
行動中に三角巾が緩んできたら、その都度締め直しましょう。足首がゆるくなっている状態で歩き続けると、再度ひねりやすくなります。

歩行が可能な場合は、登山靴の上から同じように三角巾を巻きます。直接足に三角巾を巻いた後だと、靴が履けなくなることがあるためです。
やり方さえ覚えれば、1分もかからずに固定できるようになりますので練習してみてください。
人の手当を行う場合
三角巾の巻き方は変わりませんが、見え方が少し変わりますので、いざという時のために練習しておきましょう。

土踏まずに帯状にした三角巾をあてます。

アキレス腱の後ろで三角巾をクロスして、三角巾を足の前に持ってきます。

前に持ってきた三角巾を上から下に向かって、両サイドに通していきます。

サイドを通した三角巾を引っ張り固定していきます。この際も足を90度もしくは、体に近づけた状態で固定します。相手が痛がる場合は様子を見ながら調整しましょう。

最後に本結びをして完成です。
