富士山もその1つ!世界に点在する超強力パワースポット『七大聖山』とは?

近年よく耳にするようになった「パワースポット」という言葉。大自然を抱いた場所、神様が宿る場所など様々な種類があるようです。その中で「山」もパワースポットの1つ。自然の生命力が信仰される山、神様が宿る山など様々な世界の「七大聖山」を紹介します。日本では富士山がその1つなんですよ!


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エネルギーに満ちた場所『パワースポット』

富士山
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近年、よく耳にするようになった『パワースポット』という言葉。パワースポットに行けば運気が良くなり願いが叶うといったイメージがありますよね。芸能人や著名人がパワースポットに行って成功した、という話も耳にします。パワースポットと聞いて、神社やお寺をイメージする人もいることでしょう。ざっくりいうと、エネルギーに満ちていて神聖で、大地のエネルギーを取り入れられる特別な場所がパワースポットといわれています。

パワースポットってそもそも何なの?

森林と渓流
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イメージで、「ちょっとうさんくさくない?」と思っている方もいるかもしれません。しかし、パワースポットの考えは古く、江戸時代には「弥盛成地(いやしろち)」という名でその場を呼んでいたそう。パワースポットは主に、下記6つの場所を指していました。

1.屋久島や沖縄の離島のような森林や滝といった豊かな自然に囲まれた場所
2.地獄谷やハワイのキラウエア火山のような温泉が湧いたり火山活動が活発な場所
3.電磁場のある(強いとされている)場所
4.陰陽道や古代道教、風水などにおいて大地の気が吹き上がる地とされている龍穴やその場所に建つ建築物
5.富士山や白山といった山岳信仰の対象となっている霊山
6.神社やお寺

そう、数あるパワースポットの中には私たちの大好きな山も含まれています。神様仏様が宿っている場所・すなわち山自体をご神体とする「山岳信仰」の考え方が根付いている山々がまさにパワースポットなのです。その1つが、私たちが良く知っている身近な山・富士山です。

日本を代表する霊峰・富士山

神秘的な富士山
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誰もが知る日本一の山・富士山もパワースポットの1つです。富士山は有史以来度々噴火してきたことなどから人々に畏怖の念を抱かせる存在で、富士山には神が宿っていると考えられてきました。

山を神聖視し、神が宿っているとして崇拝の対象とする信仰のことを山岳信仰といいます。山の多い日本では、富士山をはじめ全国の様々な山で山岳信仰が盛んにおこなわれてきました。そして、信仰の対象となったり、神を祀ってある山を霊峰と呼び表し、「霊峰富士」とされる富士山はその筆頭として知られています。

こうした経緯から、富士山がパワースポットとされているのも自然なことだといえます。


山岳信仰は日本だけじゃなかった!

中国・玉龍雪山
出典:PIXTA(中国・玉龍雪山)
神道では、神が宿るとされている山岳信仰の山を「神体山(しんたいさん)」といいます。つまり、霊峰と称されている山のことですね。実は、山に神が宿るという神体山の考えは日本に限らず世界中にあり、有名な山でいうとエベレストキリマンジャロも神体山なのです。

そしてこの富士山を含めた世界の山々の中で、それぞれの国や地域、民族の間で神体山とされたり、宗教上の重要な出来事が起きた神聖な場所として崇拝されている山を7つ集め、「世界七大聖山」としています。

霊峰や名峰がずらり。強大なパワーを秘めた世界七大聖山

富士山同様山岳信仰が強く根付いている山、そして大自然のエネルギーを取り入れられるような、冒頭で紹介したパワースポットの条件に当てはまる世界の山々のうち、特に強大なパワーを持つ世界七大聖山。その山々を紹介します。

エベレスト(ネパール)

エベレスト
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標高8,848m、世界最高峰として知られ、多くの登山家や探検家を惹きつけて止まない名峰です。山頂はネパールと中国との国境上にあり、1953年にエドモンド=ヒラリーとシェルパ族のテンジン=ノルゲイによって登頂されました。エベレストは、ヒマラヤの山岳地帯に暮らす少数民族のシェルパ族が信仰している山岳信仰の山でもあります。美しくそびえる姿を見せると同時に、時には厳しい自然の力を見せつけることから、畏れ敬われてきました。

マチュピチュ(ペルー)

マチュピチュ
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マチュピチュは、ペルーのアンデス山脈に属するウルバンバ谷に沿った標高2,430mの、ワイナピチュ山とマチュピチュ山を結ぶ尾根上にあるインカ帝国の遺跡です。文字を持たず記録が残されていないため、正確には何の遺跡か分かってはいませんが、現在の研究結果では、インカ帝国が太陽を神様として崇拝していた事実や遺跡の構造などから、神として崇めている太陽の動きを観測するための建築物の集まりであると推測されています。

富士山(日本)

富士山
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先ほども紹介した通り、日本最高峰の富士山は、古来より神が宿っているとして信仰されてきた山岳信仰の山です。祀られている神は浅間大神。諸説ありますが、一般的には日本神話に出てくる女神のコノハナノサクヤヒメのことであると言われています。江戸時代には富士講と呼ばれる民間信仰も盛んになり、多くの人が登拝するようにもなりました。信仰の山として人々の心に崇敬の念を抱かせることや、様々な芸術の源泉にもなったことが評価され、2013年には世界文化遺産に登録されました。

シナイ山(エジプト)

シナイ山
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正確な場所は諸説ありますが、アフリカ大陸とアラビア半島に挟まれたシナイ半島に位置する標高2,285mの山だと古くから推定されており、モーセが神から十戒の啓示を受けた場所とされ、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教といったアブラハムの宗教によって神聖視されています。神の啓示を受けた、つまり神様が降り立った聖なる地として扱われているので、山岳信仰とは違います。シナイ山の山頂からのご来光を目的に世界中から様々な宗教の人が登っています。

キリマンジャロ(タンザニア/ケニア)

キリマンジャロ
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キリマンジャロはタンザニア北東部にある標高5,895mの世界一高い独立峰で、アフリカ大陸最高峰の山です。氷河が見られる山としても知られています。牧畜を営み、日本でも知名度の高いマサイ族やその縁戚にあるキユク族には、独立峰として堂々とそびえるキリマンジャロを信仰の対象とする山岳信仰の宗教があります。彼らは、キリマンジャロ頂上にはエンカイという神が座しているとして崇めています。

セドナ(アメリカ)

セドナ
出典:PIXTA
セドナはアメリカのアリゾナ州にあり、標高1,371m、渦を巻いてそびえるように佇む赤茶けた岩山に囲まれた独特の雰囲気のある場所で、レッドロック・カントリーとも呼ばれています。古来よりネイティブアメリカンが聖地として崇めた場所で、数百年以上前の遺跡もあります。ボルテックスと呼ばれる、地球の磁力が集中し強いエネルギーを持つポイントがあるとされ、癒しを求めて訪れる人の多いスポットです。7つの聖山の中では少し異色で、スピリチュアル感の強いパワースポットです。

シャスタ山(アメリカ)

シャスタ山
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アメリカ・カリフォルニア州の北部に位置する標高4,317mの成層火山です。日本でも馴染みのあるクリスタルガイザーというミネラルウォーターの源泉があります。シャスタ山は古くからこの地方に住むネイティブアメリカンによって聖なる山とされてきました。山頂は聖域とされています。シャスタ山という名もシャスタ族というインディアンに由来します。アメリカン・インディアンは大自然を信仰するので、シャスタ山は山岳信仰というよりは大自然信仰系のパワースポットで、パワースポットとされるいわれはセドナとよく似ています。

山の神秘的な側面を感じられる世界七大聖山!

飛行機からのエベレスト山空撮
出典:PIXTA
山に神が宿るとする山岳信仰をはじめ、山が抱く大自然の生命力を崇めたり、宗教的に意義深い聖地であることなどから、人々から崇敬の念を向けられている山。それが聖山です。登山の地理的、技術的なことに目を向けるのも楽しいですが、山が持つ神秘的な側面を知るのも楽しいものですよ!まだまだ世界にはたくさんの神聖な山があるので、探ってみてはいかが?

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milkywaygalaxy
milkywaygalaxy

バックパックを背負って向かった旅先で経験した、登山やツーリング、ダイビングなどのアウトドアに魅せられ早数年。次はどこで何をしようか、考えるだけでわくわくしてきます!そんなアウトドアの魅力を言葉で伝えたいと思います。

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