編:なるほど…じゃあとりあえず傘持っていくね!
Yさん:傘が絶対ダメ!というわけでもないんだけど、登山道は細いから危ないよ。登山道が十分広くて風がない時には使えるけど、風が強い時も危ないよね。それに特に初心者は片手がふさがった状態で登るのは危険だから、できればレインウェアがいいと思うよ。正直晴れていればレインウェアはなくても登山できてしまうので、初心者にとって優先順位が下がりがちなんだけど、濡れたら危険!というリスクは必ず覚えておいてほしいな。
④小物
小物に関しては特に不便を感じませんでした。帰りの道が暗くなってしまったのでライトは欲しいと思いましたが、周りに人がたくさんいたので安心でした。
Yさん:水筒とかの小物に関しては、いったん自分のでも大丈夫だと思うよ。気になったのは帰りの暗さについてかな。思っていたより暗かったのに安心って思っちゃったんだよね?
編:うん。みんないたし全然大丈夫だったよ。
Yさん:そこが危険ポイント!人がいたとしても、足元はちゃんと見えてた?もし人がいなかったら?道に迷ったら?
編:うーん…。ライトを持っていく!
Yさん:それも一つあるね。でも手持ちのライトだと、傘と同じように片手がふさがってしまうので、ライトを持っていくならヘッドライトにしてね。他にも考える事はあるよ!例えば、今回往復で約5時間40分のコースを9:00から登り始めたのに、下山したのは17:00過ぎ。予定より時間かかったね。
編:山頂でご飯食べながらゆっくりしちゃったんだよね。
Yさん:それ!初心者は必ず事前に余裕を持ったスケジュールを立てることが重要!夜の山道は基本真っ暗。さらに木が生い茂っている山では思っているより早く暗くなってしまうんだ。今回も予定よりずいぶん遅くなったのであれば『人がいたから安心だった!』ではなく、どうしたらよかったのか、何がいけなかったのか、何が危険だったのかリスクを把握しておくのはとっても大事だよ!
編:なるほど…。たしかに周りに人いなかったら、帰り道のコース不安だったかも…。
Yさん:うん、そうだよね。なので初心者は必ず暗くなる前に下山できるよう、時間に余裕を持ったスケジュールを立てて楽しんでね!
次回!『登山靴ってスニーカーと何が違うの?』
今回友人に色々と教えてもらい、私の山への甘さがわかりました。『最初から登山用品が全て必要!』というわけではありませんが、リスクや危険を知ったうえで、最低限の道具は揃えて山を楽しむことが必要だと感じました。
ではまずは、友人も必要と言っていた『靴』について考えてみます。
前回つま先が痛くなりましたが、靴が悪いのか歩き方が悪いのか、痛くなった原因はやはりわかりません。そこで実際にプロの方に登山靴について話を聞いてみたいと思います!
次回、STEP1『登山靴ってやっぱり必要?登山靴とスニーカーは何が違うの?』